今朝の奈良市の最低気温は25.1℃、昼の最高気温は35.7℃、五條市の今朝の最低気温は21.6℃、昼の最高気温は35.3℃でした。空には綿を薄くほぐしたような雲がところどころに翩翻と浮かび、折からの強い西風に乗ってのんびり流れていく様子がうかがえるようないかにも秋の風情ある青空でしたが、気温の方は相変わらず凶悪そのものの夏日仕様でした。そのためなのかどうも今日は一日身体がだるく気合が入らなくて難儀しましたが、昨日まで、この数日地味に悩んでいた下唇に左に1つ、右に多分3つ位できた口内炎が、昨夜寝る前に塗った薬のおかげかすっかり良くなったので、体調自体は回復基調にあるのだろうと思います。明日から3連休、どうやら台風14号崩れの低気圧が突然中国から弾かれるように東進して秋雨前線を刺激、大雨になるかも? という空模様らしいので、この際じっくり身体を休めて体調回復に務めると致しましょう。
さて、今日はアメリカのメジャーリーグ、ドジャーズの大谷翔平選手が、マーリンズ戦で6打数6安打2盗塁3本塁打10打点というとんでもない爆発を見せ、前日まで48本塁打49盗塁と50−50目前に迫っていたのを全くためらいなく一気に達成、更に数字を伸ばして51−51に到達、残り試合でひょっとしたら55−55まで行くんじゃないかと期待させるような大活躍を見せました。投げて売打っての去年も凄かったですが、リハビリのため打に専念する今シーズンの記録は凄まじいの一言に尽きます。もちろんこれも相手のマーリンズ:スキップ・シューメーカー監督が、戦術として当然あるはずの敬遠策を「野球の神様的にも悪い行動と思った」「恐れずに立ち向かったチームを誇りに思うし、野球はそうあるべきなんだ。マーリンズにとっては良くない日だったけど、野球にとっては良い日だった」と語り積極的な攻めの姿勢を崩さなかったからこそ起きた蹂躙劇だったわけですが、男なら、負けるとわかっていても戦わないといけない時がある、ということなのでしょうね。20対4とメジャーリーグでもこんな点差つくことがあるのかと目を剥くスコアでしたが、ドジャーズの点数のうちの半分が大谷選手の打点というのもすごい話です。今年はどこまで記録を伸ばすのか、また、手術のリハビリが終わって来年また投手として活動を始めたら次はどんな記録を打ち立てるのか。同時代に生きられることを感謝したい人々の一人になってきたと感じる、そんな試合でした。