今朝の奈良市の最低気温は24.7℃、昼の最高気温は35.5℃、五條市の今朝の最低気温は22.9℃、昼の最高気温は34℃でした。今日は昨日より少し雲が少なめながらも朝から山の上には雲が広がっており、時間とともに雲の量が増えていく、このところの降雨と同じような展開を見せましたが、結局降らないまま夜になりました。9月も半ばになろうというのに気温は相変わらず真夏の猛暑日と何ら変わらず、夕方以降もやたら蒸し暑いだけで疲弊感だけが募ります。明後日日曜日は雨の予報で暑さも一段落っぽいですが、その後また気温が上がって、最終的にまともな9月の気温に落ち着いてくるのは来週行こうということになるようです。その頃には台風も接近するみたいですし、気温が下がったと喜んでばかりもいられないかもしれませんね。
さて、今日たまたま近所のスーパーマーケットA−Coopに買い物に行ってふとお米の棚を見ると、10kg、5kg、2kgと様々なサイズの米袋がたんまりと積み上げられていました。なるほど、新米が出回って棚も埋まったのだなと思って見てみたら、令和5年産とラベルに書いてありました。この9月のものなら、ラベルは当然令和6年産とあり、更に売り場には大きく新米入荷! とでもポスターかのぼりの一つも立てられていたことでしょう。お米が消えた! と大騒ぎになって「令和の米騒動」なるタイトルまでできてすったもんだしてましたが、こうしてまだ昨年産の米が普通に売られているのを見ると、一体あの騒動は何だったのだろう? と首をかしげたくなりました。まあこちらは大都会とは違う田舎の片隅、しかもお店も農協系のスーパーですから、お米の仕入れルートが他のチェーン店とは違っていたのかもしれません。少なくとも枚方の実家の母は、一時米が売ってなくて入手に難儀していましたから、実際に一部店舗では確かに米は姿を消したのでしょう。今後、この米の流通の不均一性については是非検証されて欲しいと思いますが、結局のところ、マスコミが米不足などと大騒ぎしなければここまでの事態にはなっていなかったのでは? という気がどうしても致します。その遠因は気象庁による未曾有の大地震騒動で、あれも研究者の確率論的な感覚を理解できずに、あるいは故意に無視して(?)危機を煽り立てたマスコミの罪の部分も大きいだろうと思うのですが、総じて情報のやり取りに齟齬を来しているのが如実に浮かび上がったんじゃないかとも思います。どうすれば正しい情報を誤り無く伝達できるのか、今回の場合はいつ誰がどこで何を発表していたらパニックを防ぎ得たのか、次に備えて本気で研究するべきではないでしょうか?