かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

JASRACもいつまでもヒール役に甘んじてないで、音楽そのものを積極的に支援する姿勢を示されたらどうかと思います。

2022-10-25 19:36:05 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は8.8℃、昼の最高気温は20℃、五條市の今朝の最低気温は7.2℃、昼の最高気温は19.5℃でした。今朝は寒かったですね。それなりに暖かく寝るための準備はしていたのですが、明け方寒さで目が覚めました。夜中に一度起きているので2度寝ならぬ3度寝を試みたのですが、結局寝ること叶わず、まんじりともせず夜明けを迎えました。おかげで今日は眠いのなんの。昨日少しばかり寝付きが悪かったせいもあるのかして、15時過ぎから後は眠気との戦いでした。明日は仕事で少々早起きしなくてはなりませんので、今夜は早めに寝たいと思いますが、この様子なら速やかに眠りにつけそうです。
 
 さて、なんだかネット界隈では悪の権化扱いなJASRACに対して、2017年に音楽教室側が起こした訴訟についてついに最高裁の判決が出ましたが、結果は教師については著作権料を払う、生徒については著作権料は支払わなくて良い、という、素人目には痛み分けになったとのことでした。これで、足掛け5年半争ってきた音楽教室における著作権料のあり方について決着がついたわけですが、果たしてこの争いと判決は、肝心の音楽業界へどう影響するのでしょうね。少なくともJASRACは更に悪名を高くしたように思いますが、JASRACはともかくとして、当の音楽家の人たちへ適切に還元されるのであればそれなりに理解も得られるのではなかろうかと思わないでもないです。
 それにしてもこの裁判、2020年に東京地裁が音楽教室側の主張が棄却されたときはどうなるかと思いましたが、1年後の2審知財高裁で「教師の演奏には演奏権が及ぶが、生徒の演奏には及ばないと判断」がでました。今回の最高裁の決着もこれに則った形になったわけですが、この結果を踏まえ、JASRACの伊澤理事長が記者会見して、「音楽教室における演奏利用について著作権が及ぶことが確定した」、判決は「音楽教室における生徒の演奏という限定的なもの」と評価したとのこと。しかしまあもう少し相手側に寄り添った形にとまでは言いませんが、せめてこんな憎まれ口を叩かずにラグビーでいうノーサイドな態度は取れないものなのかと思います。こんな言い方をするから余計に嫌われ者になるのだと思わざるを得ないです。
 しかし、新型コロナ以来カラオケも行かなくなってしまいましたし音楽自体本当に聞くことが無くなってしまいました。世間的にはどうか知りませんが、もし世の中全てが音楽レスな方向に動いているのだとしたら、JASRACは今こそ音楽業界全体の興隆のための活動にその収益を投じていく姿勢を示してはどうかと思います。その姿が積極的に目立つほど、JASRACへの風当たりはマシになってくるんじゃないかと思うのですが、まさかもう世間のヒール役でいいと割り切ってたりするんでしょうか?

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