今朝の奈良市の最低気温は4℃、昼の最高気温は12.6℃、五條市の今朝の最低気温は1℃、最高気温は10.7℃でした。今朝、五條市では霧が発生していました。先日ほど深い霧ではなく、比較的視界は保たれていたので交通に影響することもありませんでしたが、この冬はこれからも何度かこうして霧が立ち込める日があるということなのでしょう。なんとなく霧の日は天気が良さそうなイメージがありますが、この霧も日が差すと速やかに消えていき、冬晴れの青空が広がりました。その後はやや雲が多いもののほとんどの時間はよく日差しが届き、南側の日当たりの良い窓際では、ぬくぬくとした日だまりの心地よさを感じることができました。明日の昼間は今日と同じくらい上天気に恵まれ、過ごしやすい気候になる模様です。週末はぐっとまた冷え込んでくるようですので、今はこのぬくもりを大事に感じたいと思います。
さて、埼玉県吉川市の公立中学校で、教員の病休、出産育児、退職等が重なり教員が不足、埋め合わせの臨時雇用も人が集まらず、2週間も自習が続いたり、定期試験が実施できなかったというような、学校の存在意義そのものが問われかねないような事態に陥っているというニュースがありました。吉川市ってどこ? と思い地図を確かめてみると、東京都心部から北東に25キロほどに位置する人口約7万人の比較的小さな市で、あまり高い建物もなさそうな郊外のベットタウンという感じの街と見えましたが、こんなところで教員不足とは、色々と難しいところもある土地柄なのかもしれないと思いました。学校現場が重労働なブラック職場状態で教師のなり手がいないという話は以前にも聞いていましたが、個々の教員の努力ではついに補いきれない状況にまで陥っている、それも我々田舎町の話ではなく、それなりに都会が近い街での話というのが、状況の行き詰まり感を際立たせている気がします。これも文科省の失政の現れの一つであろうと思われますが、ニュースのコメントにある現職・元教師らしき人の書き込みを読む限り、主原因はクレーマーでしか無い一部の親にあるようです。公共サービスを劣化させる主因にこういったクレーマーの存在が少なからず影響しているというのであれば、自動車のあおり運転を厳罰化したように、クレーマー自体を犯罪行為として立件できるようにすることも必要なのかもしれません。とはいえ、正当な抗議申し入れと輩のイチャモンつけを間違いなく仕分けできるかどうかを考えると、たとえ厳罰化を進めたとしてもその運用には相当慎重にならねばならないでしょうし、ことはそう簡単ではないのかもしれませんね。
しかし、私が事共の頃など1クラスに40人以上詰め込んで、それを一人の教師が担任としてさばいていたものですが、当時はモンスターペアレントと言われるような人種はいなかったんでしょうかね? 輩っぽい人は今よりよほどたくさんいた気がするんですが、今とは何が違うんでしょう。
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