かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

新年早々、遠隔操作ウイルス『冤罪』事件で世の中騒がしいですね。

2013-01-01 21:10:45 | Weblog
 新年あけましておめでとうございます。平成25年、2013年が始まりましたが、とりあえず元旦は届いた年賀状を観ながら食っちゃ寝、でのんべんだらりと過ごしました。一年の計は元旦にあり、という話には真っ向から逆らった実に贅沢な時間の過ごし方ではありますが、基本、新年は今宵見られるはずの初夢を出来る事なら記録してからスタートさせたいと思うので、今日はいわば完全なオフの日となります。俗に言う、明日から本気出す、と言うようなつもりもないのですが、形の上ではまさにその通りになるのでしょうね。

 さて、遠隔操作ウイルス事件の犯人らしき人物から、暗号文が関係各位に送りつけられてきたそうです。とその前に、マスコミはこの事件を『遠隔操作ウイルス事件』と呼び習わしているようですが、どこかにちゃんと冤罪、の一言を風化しないように判りやすく付けておいて欲しいものです。
 それはそれとして、まず犯人?の暗号文を解くと、都内最高峰の山の山頂三角点付近にいろいろな情報の入ったUSBメモリを埋めた、という情報が出てくるそうで既に警察が捜索に当たったとの事ですが、残念ながら件のメモリは出てこなかったのだそうです。
 そもそもメッセージ自体真犯人によるもの、という説と関係ない模倣犯とかイタズラ、という話もありますが、警察としては少しでも情報がある以上は捜査せざるをえないのでしょうね。それはそれで新年早々2000m登山を余儀なくされた現場の人たちは大変な苦労をされていることと同情申し上げるところですが、そもそもこの犯人、そんな苦労して捕まえに行かねばならないようなものなのか? という点で、私としては疑問も感じます。事の始まりはネットを使った自治体への犯行予告を真に受けて無関係の人たちを誤認逮捕し、更に自白を強要して罪を引っかぶらせたことが問題なのであって、その初動捜査を間違えていなければ、単なる悪質なイタズラでお灸を据えたくなる気持ちはあっても、わざわざ罪に問うほどのことでは無かった、というようなことは無いでしょうか? あるいは十分犯罪といえる話なのかもしれませんが、他にも色々捜査課題がある中で、これほど注目してかんかんになってやらねばならない事件だったのか、という疑問もあります。
 今更引っ込みもつかないでしょうし、もしこれが真犯人だとしてこうもちょくちょく露出していればいずれ尻尾をつかまれるときも来るかもしれない、とも思いますので、捜査を止める、という選択肢はありえないにしても、マスコミもイチ愉快犯にいちいち舞台を提供してあげるというのもどうかと思います。


      
コメント
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