かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ただでさえ高齢化で困ってるのに教育現場が若人の芽を摘んでどうするんだ? と思います。

2017-02-13 20:54:56 | Weblog
 今朝の最低気温は、−1.7℃(3:44)、最高気温は7.7℃でした。昨日と同じくまだ暗いうちに最低を記録し、夜が明けてしばらくまで氷点下の気温が続きました。アメダスには記録されていませんが、昼間は雪混じりの雨が降ったりして、体感はかなり寒い一日でした。一方、各地に大雪をもたらした今冬最大級の寒波もようやく峠を越えてきたようで、天気図を見ても混み合っていた等圧線の幅が広がり、いかにも寒気が緩んだような感じをしています。まだ寒い日も繰り返すでしょうが、2月も半ばまで来たからには、ここまで厳しい寒さは多分ないだろうと期待したいところです。

 さて、横浜市教育委員会の岡田優子教育長は、原発事故で避難してきた子供に対する150万円ものタカリ事件で、いじめと認定できないとしたこれまでの見解を翻し、いじめと認定する、という発表を記者会見で行いました。「教育委員会としてお子様の気持ちをしっかりと受け止められなかったことに、あらためておわびしたい」とコメントされましたが、今頃見解を撤回する位なら、最初からもう少し慎重に発言をすべきだったんじゃなかろうか、と私などは思います。既に多数の非難が寄せられているように、普通に考えるとそんな金額をむしり取られれば立派な犯罪であり、そんな精神的な暴力行為をいじめと認めないというのは明らかに無理があったでしょう。一体どういう常識の世界で生きていたのか、そんなヒトが教育現場のトップに座っているという事実には慄然たる思いを禁じえません。
 一方、愛知県一宮市の中学3年の男子が「担任教師に私の人生全てを壊された」という悲痛な遺書を残し大阪で自殺した件で、自殺公表時には生徒の悩みに気づかなかった、とコメントした教育委員会が、後ほどコメントを撤回、謝罪するという事件がありました。母親が何度も学校に相談していたとのことで、父親は、学校と教育委員会の対応は保身としか思えない、と教育現場への強い不信感を露わにされているそうです。
 昨今、下らない事で難癖をつけてくるモンスターペアレンツなるモノが徘徊したりして、先生達学校教育の現場がかなり大変な状況にあると言うような話はよく耳にしますから、全責任が教育委員会や学校にあるのかどうか、という点については、事件の背景などを完全に知るわけではない無責任な立場で発言するのは控えるべきだろうと思います。ただ、親の側に困ったヒトが居るからには、教師や教育委員会側にも百害あって一利ないモンスターなヒトも居るのではないか、という気も致します。ただでさえ人口減と高齢化に悩む我が国において、有為の若人の芽を摘むような教育現場は極力無くしてもらいたいと思う次第です。

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カラオケで愉しんで風邪を撃退できるでしょうか?

2017-02-12 21:40:56 | Weblog
 今朝の最低気温は−1.4℃(3:37)。最高気温は8.2℃でした。未明に最低を記録した後、朝7時過ぎまで氷点下で気温は推移、その後天気は晴れたり曇ったりで、日が出ている時はスルスルっと気温が上がり、陰るとがたっと下がる、というのを一日繰り返していました。21時現在で氷点下に下がっており、明日朝の冷え込みは相当のものになると思われます。

 さて、風邪の方は特に悪化せずかと言って改善もせず、ぼちぼちと推移しています。喉が少しいがらっぽいのと鼻が詰まるのと僅かに頭痛がする等の症状がありますが、いずれも我慢できない程でもなく、夜になってくしゃみが少し出てきましたが、咳も無くあまり苦しいという感じはありません。願わくばこのまま回復してくれればありがたいのですが。
 
 そんな状況で昨日想像していたより体調はマシでしたので、予定通り午後からカラオケの定例会に出掛けました。今回は5ヶ月ぶりの開催でした。忘年会、新年会も調整がつかずに流しており、今回は何の記念というわけでもないけど久しぶりなので2次会で飲み食いしようという計画だったため、多少無理を押してでも参加をしておきたかったのです。あんまりひどければドタキャンやむなしとは考えておりましたし、咳が止まらなかったりしたら他の参加者に迷惑をかけますので諦めようと思っておりましたが、それらの問題は無く、普通に声も出ますし、喉が潰れるということもありませんでした。久しぶりに歌って気分も晴れましたし、身体の免疫も多少は活性化したことでしょうから、明日朝風邪の症状が和らいでいたりしたら完璧ですね。

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どうやら風邪を引いたみたいです。

2017-02-11 21:46:45 | Weblog
 今朝の最低気温はー1.5℃。最高気温は4℃でした。朝目覚めてみると世間が白くなっていました。道は溶けていましたが、家々の屋根や植木、車などに1cm位雪が積もり、日中も時折雪が降ってくる真冬の一日で、体感がやたら寒い日でした。明日も少し雪が舞うような日になるそうで、車での移動は避けた方がいいかもしれません。

 そんな中、注意はしていたのですが、どうやら風邪を引いてしまったようです。出張先のホテルの室内がやたら乾燥しており、そこで喉をやられたようで、疲れも嵩んでいたためか今朝からずっと喉の痛みが続いています。花粉症かも? と昨日までは思っていましたが、症状が顕在化したのでまあ風邪と考えて間違いないことでしょう。
 このまま小康状態が保てるならまあ多少はしょうがないかと思ったりもしているのですが、悪化してくるようだと厄介です。明日は出かけなければならない用事もあるのですが、体調次第では考え直さないとなりませんね。
とにかく喉の湿度を保つ工夫をしつつ、早めに休んで少しでも回復に努めると致しましょう。

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多分寝不足な頭をすっきりさせられたらどれほど気持ちよいだろうか、と妄想しています。

2017-02-10 20:57:58 | Weblog
 この時期、出張から帰ってくると必ず感じるのが、「寒い」ということです。新幹線で京都駅のホームや近鉄橿原神宮前駅のホームに降り立った瞬間、出先ではあまり感じなかったその「寒さ」に凍え震える事になります。気温だけ見ているとさほどの事もない場合が多いのですが、底冷えするというか、明らかに空気が違うような気がしてならないのです。まあ単なる思い込みかもしれませんが、体感としては確かに覚えるこの寒さ。そんな奈良の今朝の最低気温は1.5℃。今日の最低は0.2℃(2:30)、最高気温は6.6℃でした。来週の半ばくらいまで寒波が居座り、こんな天気が続くそうです。早く春になってもらいたいものです。

 さて、この一週間ばかりどうも寝不足気味の状態が続き、この出張中のホテルではせめてゆっくり寝ようと思っていましたが、乾燥で喉をやられやはりよく眠ることができませんでした。
 以前の睡眠不足と違って、夜中に目が覚めてその後寝られなくなる、というようなことはそう頻繁にはなく、全体的に睡眠時間自体は十分に確保し体感ではしっかり朝まで熟睡しているようにも思うのですが、どういう訳か昼間眠くなったりすることが多くなり、出張中でも往復の新幹線などで本を読んでいる最中にいつの間にか眠り込み、手から本が落ちる刺激ではっと目が覚める、というような事がありました。
 まるで寒さに合わせて身体が冬眠でもやりたがっているかのようです。
 そんなせいか、最近夢も良く観るようになっています。それ自体は良いのですが、できれば眠気をすっかり解消したスッキリした頭で一日を過ごしたいという思いが日に日に強くなってきます。
 ただ季節を考えると、単なる睡眠不足ではなくて花粉症の一症状で眠気を覚えている可能性も考えられ、今のところはなんとも言えない感じです。なんとか頭をスッキリ覚醒させる方法がないものか、まあぐぐってみたら観るのが嫌になるほど大量の「スッキリ」手法がでてきますが、どうもいずれもピンとこないのがまた困ったものです。

 
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寒くて大変です。

2017-02-09 20:25:58 | Weblog
今朝の最低気温は1℃未満、最高気温は3.6℃(18:59)でした。一日の最低気温は0.1℃(10:51)でしたので、昨夜から午前遅くまでダラダラ気温が下がり続け、その後夜になるまで今度はダラダラ上がり続けるという、なんとも珍しい日になったようです。昼間に積雪があって交通とか大分大変だったみたいですが、幸か不幸か私は早朝から出張で奈良には居なかったので、どれだけ大変だったかがわかりません。
出先では、冷たい雨が夜には雪になってきましたが、それ程寒さが募る訳でもありません。明日朝どうなるか若干不安も無いではないですが、ホテルでニュースを観てましたら、明日の帰りの新幹線のダイヤが乱れないかどうかの方が、より切実な問題になりそうで頭が痛いです。なるだけとっとと仕事を片付けて、寄り道せず速やかに家路につくのが良さそうですね。
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第2青函トンネルという壮大な話は、単に新幹線のスピードアップだけで構想して欲しくないです

2017-02-08 20:54:48 | Weblog
 今朝の最低気温は0.4℃(2:36)、最高気温は9.1℃でした。明け方は1.5−2℃位で、一番寒いはずの時間帯のほうが夜中より暖かくなっていました。昼間も一日曇りがちで日差しはほとんどなかったのですが、まあそれなりには気温も上がりました。明日は朝から寒くて雪も降って、という散々な一日になりそうですが、出かける先もあまり良い天気ではないみたいです。新幹線とか遅れないといいのですが。

 さて、青函トンネルをもう一本掘ろう、という構想があるのだそうです。現在青函トンネルは新幹線と貨物船の共用で最高速度が140キロに制限されているため、東京から新函館北斗まで4時間2分かかります。新函館北斗から札幌までは更に3時間はかかりますが、まずは北海道までの4時間の壁を超えないと、飛行機と勝負にならないのだそうです。札幌までは、2030年には新幹線が延伸されて所要時間も劇的に改善されるでしょうが、そうなると青函トンネルの制限速度がより大きくボトルネックとして気になってくる事になるでしょう。構想では、現トンネルの側に貨物専用の単線を敷設するトンネルを掘り、現トンネルは新幹線専用にすることでスピードアップが図れる、とのことで、総工費は3900億円、工期は15年ほどで、今から着工すれば札幌延伸の直後、予算が確保できて工期繰り上げともなれば、同時開通、という事にできるやもしれません。
 とは言え、工費は大体において上がっていくのが相場というものですし、そもそも上下線あわせ、新幹線26本、貨物が40本、臨時があると最大で51本、という数なのに、敢えて数千億円投じてもう一本トンネルを掘る意味はあるのか、というのも疑問ではあります。
 四国には橋が3つもかかっていますし、九州にも橋とトンネルがありますから、北海道にも緊急対応などを考えるともう一本トンネルがあっても良かろうと思わないでもないですが、どうせ作るのなら貨物単線だけじゃなくて車も通れるようにするとか、複線化するとかして万一の事態の時の導線確保をするとか、鉄道事業だけで考えるのではなくて国策として第2青函トンネルが必要なのか、意味があるのか、を論じてほしいですね。

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どうして一部のヒトは、真偽不明の体験談しかなくて根拠も示されないものを信じられるんでしょうね?

2017-02-07 21:31:12 | Weblog
 今朝の最低気温は0.1℃、最高気温は7℃でした。一日、ぼちぼち日差しがあったのですが、冷たい季節風が思いの外強く吹き、体感温度はさっぱり上がらず寒い一日になりました。明日は今日と似たような天気になって、少しだけ温かみを増すようですが、明後日は雨もしくは雪が予報されていて、旅立ちにはあまり良ろしからずの空模様になるようです。朝のうちだけでも天気がもてばいいのですが。

 さて、今、塩水洗浄ダイエットなる珍妙な手法がブームになっているのだそうな。ダイエットと言うと百花繚乱玉石混交、というか石しか無いトンデモ話が次々沸き起こっては廃れていく恐ろしい戦場ですが、この塩水ダイエットは人体への悪影響が半端ない困った手法として、これまでのダイエット手法の中でも中々の最右翼に位置するもののようです。
 基本手法は、空腹時に生理食塩水1Lを一気飲みする、というもの。すると、お腹を壊し下痢を起こして、体内毒素の75%を占める腸内を洗い流してしまうことができるという摩訶不思議な手法です。その際利用する塩は、食塩(食卓塩)よりも天然塩の方が効果が高いのだそうです。また、血液に近い濃度の食塩水なので、腎臓により水が吸収されず、塩も吸収されないのだそうです。

 ・・・うーん、どこから突っ込めばよいのか迷うほどなトンデモ理論ですが、これを信じてダイエットに取り組むヒトがある程度居るという事もまた、信じがたい話ではあります。せめてこの手法のエビデンスを明らかにしてもらわないと、と思うのですが、例えば体内の毒素の75%が腸に存在する、と断定する根拠(それ以前に、何をもって「毒素」と読んでいるのかも気になりますが)や、血液に近い濃度の塩水が吸収されないという話も、どこにそんな根拠があるのかと不思議でなりません。食塩よりも天然塩の方が良い、というのも意味不明ですが、これは天然塩の方がナトリウム以外のミネラルも含むので体に良い、とでも言いたいのでしょうか? ならば必要とされるナトリウム以外のミネラルを幾つかピックアップしてくれてもよいのですが、そういうのもないようです。
 既に元記事の内容は削除されているとのことですが、その内容があちこちに飛び火して独り歩きしているそうで、私も試しにググってみましたら「体験談」だの「失敗しない方法」など色々と怪しげな話が散らばっていました。もっとも幸いなことにというか、その危険性を強調するサイトも幾つか出て、盲目的な追従は無くなっているようでした。

 それにしても、そもそも下痢を起こしたいなら下剤で十分ですし、塩水である必然性はあまり無いでしょう。大体1L飲むこと自体既に言われているように危険行為ですが、その危険を犯しても別段ホースの口を細くして勢い良く水を噴出させているかのように塩水が体内を駆け抜けていくわけではありませんし、その程度の量がゆっくり体の中を通り抜けたからと言って、そう簡単に体内が「洗える」とも思えません。洗えると主張するのなら、せめて動物実験くらいはして「毒素」とは何を指すのか、そして食塩水でどれくらい腸内が「きれい」になったのか、そのデータを示した上で紹介するべきでしょう。
 訳の分からない謎理論が一杯のダイエット業界ですが、せめて利用したいと思う消費者の側も、根拠となるエビデンスを求める位の慎重さは培って欲しいものです。

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宇宙デブリの処理は網づくりの職人技と聞き、てっきりばあっとと網でも投げるのかと思ってました。

2017-02-06 20:33:27 | Weblog
 今朝の最低気温は6.1℃と、少し寒さの緩んだ朝になりました。もっとも日中の最低気温は14:07の5.4℃、最高気温は10:26の9.7℃でした。午前中は日差しもあって順調に気温が上がったのに、その後急速に曇りから雨が降り出し、気温が下がってしまいました。夜になると更に下がって、20時現在で3.5℃になっていますが、時折小雨も降る曇り空なので、今夜はそんなに極端な寒さにはならないでしょう。ただ、今週後半は雪の予報も出ています。折からちょっと仕事で遠出しなければならないのですが、防寒には気を使って出かけねばならないでしょう。

 さて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の発表によりますと、国際宇宙ステーションに荷物を運んだ無人補給船「こうのとり」が、無事大気圏に突入して燃え尽きたとのことです。ただ、今回予定していた、宇宙空間を高速で飛び回っているデブリの除去実験と、新しい薄型太陽電池の動作確認実験の2つは、共に動作不良? で失敗したとのことでした。
 デブリの除去実験は、テザーと言う金属の糸を編み込んだ、およそ700mもの長い紐を宇宙に伸ばすというものです。
 宇宙空間に伸びた金属糸は、地球の磁場で帯電し、進行方向と逆にローレンツ力が働いてブレーキになります。そこで、その金属糸をデブリに取り付けてやれば、勝手にブレーキがかかってやがて地球に落ち、燃え尽きる、という寸法だそうです。実際にその効果を発揮してデブリ処理するには数キロ以上の長さのテザーが必要なのだそうですが、今回はそもそも理屈通りローレンツ力が働くのかどうか、検証する予定でした。しかし、何故かテザーを機体から伸ばす装置が動か無かった、とのことでした。太陽電池の方は、打ち上げ直後に電池が動かなくなったとのことで、結局実験自体ができなかったというわけでした。このテザーの編み込みは、明治43年創業の網づくりの老舗 日東製網が担当し、10年がかりで実現したそうですが、その苦心の作も残念ながら真価を発揮することなく、大気圏で燃え尽きてしまったわけです。
 とまれ、最初からうまくいったんでは実験する甲斐がありませんし、職人技の応用で欧米で難航していたテザー作成のノウハウも培うことができたわけですし、けして全てが無に帰したわけではありません。次こそ成功の吉報があることを期待したいですね。

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今、ウルトラセブンで神戸を連想するヒトはあまりいなさそうですが、かえって物珍しく思われるのかも?

2017-02-05 21:19:30 | Weblog
今朝の最低気温は1.7℃(2:03)、最高気温は6.8℃(20:34)でした。今日は午前中はほぼ3℃台で終始し、昼は5℃台、夕方から6℃台と一日かけてゆっくり気温が上がっていくという変な日でした。朝からほぼ一日中雨が降っていましたし、明日も午後は雨模様らしく、しばらくははっきりしない寒い日が続くみたいです。

 さて、来年50周年を迎える「ウルトラセブン」にちなみ、神戸市の有志が、神戸を舞台にした第14・15話「ウルトラ警備隊西へ」で登場した怪ロボット「キングジョー」を観光資源にしようと、色々と調査を進めているそうです。
 有志の中核は、地元の観光資源を探る活動をしている市民団体「灘百選の会」で、当時の撮影が灘区内に集中していることを見出し、およそ3年を費やして、区役所職員や神戸大の学生らと映像を解析、撮影場所を割りだしたとのこと。
 当時の秘密兵器の発射場所やキングジョーが倒されて沈んだ場所なども推測して、記念碑の建立や、ウルトラセブンゆかりの場所を巡るツアーなどを検討し、これを「神戸港のシンボルにしたい」と意気込んでいらっしゃるそうです。
 
 このニュースを観るまですっかり忘れていましたが、そう言えばあの話は神戸を舞台にしていましたね。今だったら絶対撮影を観に行っていたでしょうが、まだ何も知らずブラウン管にかじりついていた当時の私は、それが神戸というすぐ近くの街だということすら意識していませんでした。
 大変面白い取り組みだと思うのですが、さて、今「キングジョー」と言われて、即あの合体ロボットを思い浮かべることができるヒトが一体何人いるんでしょう? ウルトラセブンも案外知らない、というか他のウルトラ兄弟とかヒーローたちとごっちゃになっていたりするヒトのほうが多いような気がしますが、個人的には、記念碑とかできたらとりあえず観に行ってみたいとは思います。でも、当時の円谷プロはやっぱりすごかったんですね。毎週放映の連続ドラマで、今こうしてキングジョーとセブンの戦闘シーンから実際の場所を推測できるほど、当時の神戸港のジオラマを組み上げて撮影していたんですから。まさに日本の職人芸を改めて観た思いがします。

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世界で初めてロタウイルスの人工合成に成功! なんて書いてあるから勘違いしてしまいました。

2017-02-04 22:44:50 | Weblog
 今朝の最低気温はー1.0℃、最高気温は12.9℃でした。朝はかなり冷え込みましたが、昼間は久々に快晴の空が一日中維持され、気温も随分と上がりました。所要で2時頃天理市まで出かけていましたが、途中は車の窓を開けていないと暑く感じるほどの陽気でした。明日は朝から雨模様の天気のようですので、今日のうちに洗濯と布団干しができたのは僥倖でした。

 さて、大阪大学のウイルス学の研究者が、ロタウイルスの人工的な合成に初めて成功した、とのニュースがありました。ロタウイルスは、幼児らに下痢や嘔吐を催す病原ウイルスの一つで、ノロウイルスと並び、いわゆる「お腹の風邪」をもたらす代表的なウイルスになります。塩基数はおよそ18,600あり、ノロウイルスの2倍半位のサイズです。
 このニュースの見出しを見た時、最初、この18,600塩基分の分子を酵素などで一つ一つ組み上げて2本鎖RNAを編み上げ、それがウイルスとして活動するのを確認した、というような話なのかと勘違いし、その偉業に感動したのですが、記事を読んでみると、ロタウイルスから取り出した遺伝子を培養細胞に入れ、更にこれまでの研究で発見した、ウイルスの増殖を促すタンパク質を加えた所、ロタウイルスができた、という話でした。うーん、これを「合成」と呼んでいいのかどうか、そもそもウイルスは、ヒトなど他の生物の遺伝子複製機能を借用して自分の遺伝子コードを読み取らせ、増殖させていくというもので、そのウイルスの中核をなす遺伝子を使っていたのでは、「人工的な合成」と呼ぶのはちょっと疑問があるというか、素人考えではどうもズレを覚えるのです。まあ実際に世界で初めて成功したということですしスゴイことには違いないのでしょうが、ウイルスの合成というより、人工的な増殖方法を確立した、という方が正しいように思えます。まあ初めに勝手にこっちが誤解したせいでせっかくの研究成果の凄さが私の意識の中でかすれてしまったのは申し訳ないのですが。
 まあそれはともかく、研究者の皆さんには更に研究を進め、例えば未だ人工培養法が確立していないノロウイルスを同じように「合成」できるようにして、その研究が進むようにしてくれたら嬉しいなと思います。知り合いのウイルス学の先生に聞いた話では、日本ではノロウイルスを使ったヒト試験ができないそうですから、実験室でノロウイルスを手軽に扱えるようになったら色々と捗るんじゃないかと思います。

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無念の死後、その遺志を継いで作品完結まで書き上げられるなんて、作者冥利に尽きるというものでしょう。

2017-02-03 21:41:32 | Weblog
 今朝の最低気温は4.1℃、最高気温は11.8℃でした。今日は朝のうちは昨日と同じく曇り空のスタートでしたが、昨日よりは多少青空が広がり、昼間は4日ぶりに10℃を超えました。これくらいになるとコート無しでも外を出歩くことができます。もっとも、21時現在で気温は2.9℃と朝よりもぐっと下がり、明日朝にかけてはまた強い冷え込みになりそうな気配です。

 さて、2013年4月に亡くなった作家ヤマグチノボル氏の代表作で未完の「ゼロの使い魔」が、2月24日発売の最新第22巻「ゼロの神話」で、ついに完結を迎えるそうです。その内容は、氏が亡くなる前に書き遺した構想を元にして書かれたもので、著者名は「ヤマグチノボル」名義で刊行されます。
 あと残りわずかというところで作者が病魔に倒れ、完結すること無く終わるという悲劇がありましたが、総発行部数450万部、アニメも好評で4期に渡り放映されるなど大人気を博した作品だったことや、プロットが残されたことで完結を観ることができました。作者が亡くなって未完に終わるというのもままあることではあるので、こうして故人の意志を継いで作品がきっちり仕上げられるというのは、観ていて気持ちのよいものがあります。執筆を担当する覆面作者さんも「ヤマグチノボル」の筆致をよく研究されたようで、先に出された第21巻も全く違和感なく読むことができましたし、ついに完結かと思うと中々に胸躍るものを覚えます。折から、ちょうど「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」の上映も始まることですし、映画を観に行くついでに本屋に寄って買ってみようかと思います。



 
 
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JASRAC、全国の音楽教室から著作権料徴収へ。まあ判らないでもないけれど、どうしてこう嫌悪感を刺激するのか。

2017-02-02 20:33:49 | Weblog
 今朝の最低気温は1.0℃、最高気温は6.9℃でした。相変わらずぐずついた空模様で寒々しい一日が続いています。天気図は西高東低の等圧線の詰まった典型的な冬型の気圧配置で、レーダーでは北海道から東北の日本海側で典型的な筋状の雲が見られ、いかにも「冬」、といった感じです。週明けにはまた寒波が襲来するそうですし、今年の冬将軍も中々簡単には引いてくれそうにありません。

 さて、日本音楽著作権協会(JASRAC)が、音楽教室での楽曲利用について、著作権料を求める事にしたとのニュースを観ました。ヤマハやカワイの音楽教室が全国に7700箇所、約50万人の生徒が居るそうで、他の事業者も加えると、ざっと1万1千教室、全国にはあるのだそうです。
 そこで教えるために楽曲を弾く行為を、生徒が不特定の「公衆」にあたると解釈し演奏権が及ぶ、すなわち著作権料の徴収対象になると判断、著作権料は年間受講料収入の2・5%として、7月にも文化庁に使用料規定を提出し、来年1月から徴収を始めたいという計画なのだとか。徴収額は推計で年間10億~20億円に達するものと算盤を弾いているようです。
 これに対し、教室側は当然反発、文化庁長官による裁定や訴訟沙汰になる可能性も出てきました。

 うーん、JASRACのやり口は正直あまり気持ちのよいものではありませんが、講習料というお金をもらって歌謡曲などの音楽を教えているのだとしたら、著作権料が発生するということ自体は特に問題があるようには感じません。争うべきは一律に収入の2.5%を押さえようとしている強引なやり口であって、一曲一曲ちゃんとその使用実態を把握した上で、曲ごとに著作権料を求めるというのなら、それほど反発も無く受け入れられるのではないでしょうか? もちろんその実態調査の手間や手段は、著作権料を徴収するJASRACが用意すべきことだと思いますが、それに対して教室側は、負担にならない範囲で協力して応えて行けば良いと思うのです。
 それにしてもJASRACは、ひょっとしたら音楽産業はもう駄目だと思っているのかもしれませんね。年間1千億円以上の著作権料を集めているのに、音楽の裾野を広げようとかコンテンツの売上を伸ばそう、とか言うような将来の著作権料増収への意欲より、こうやって音楽への興味を頑張って広げようとしている産業の足を引っ張ってでも10億足らずのお金を必死に集めようとしているところが、いかにもお金になるうちに少しでもかき集めようとしているかのようにも感じられます。まあ使用料を徴収してそれを著作権者に配分するのだけが自分たちの仕事でそれ以外興味ない、という公式見解なのかもしれませんが、そこはそれ、音楽産業、音楽文化に強く依存して仕事をしているのですから、少しは自分たちの飯の種を盛り上げるようという気も見せて欲しいものです。

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ノロ集団感染、感染源の調査も大事ですが、感染を免れたヒトの調査もしてくれるとうれしいかも。

2017-02-01 20:37:09 | Weblog
 今朝の最低気温は−2.8℃、最高気温は5.5℃(19:29)でした。朝から曇りがちの空模様でいつの間にか雨が降り出し、日中は5℃を超えることが無い寒々しい一日でした。昨日の天気予報、雨が降るなんて言ってましたっけ? あんまり記憶が無いのですが、まあ通勤途中で降らなければ実害は無いので良かったです。それに、花粉時期の雨は飛散を抑制する慈雨と言うべきものになるので、ある程度は歓迎できます。あまり寒いのはつらいですが。

 さて、和歌山県御坊市の小中学校で25日、800人を超す児童や先生がノロウイルスに集団感染し、27日から小・中学校11校と4幼稚園が閉鎖される事態になっていた問題で、和歌山県は今日、ノロウイルス汚染の元凶は、市立給食センターで作られた1月25日の給食の献立である「磯あえ」であることを突き止め発表しました。
 どこからウイルスが混入したのか、可能性があるのは、磯あえの材料が既に汚染されていたというのと、給食センターの従業員が感染してウイルスキャリヤーになっていたというのが考えられそうですが、一気に800人もの被害が発生したところを見ると、原因は素材の側にあったんじゃないかと言う気も致します。県は更に汚染ルートを調査しているとのことで、判明するものなら是非明らかになって欲しいと願うばかりです。
御坊市教育委員会の資料によると、ご防止の小中学校生徒の数は合計1600人ほどだそうで、今回はその半数がやられたことになります。軍隊なら全滅判定ですね。ひどい結果になたものと思いますが、それでも半数は感染を免れているというのも面白い情報ではあります。何故感染しなかったのか、あるいは発症しなかったのか、磯あえ嫌いな子がそんなに居たとも思えないので、是非そんなところも調査してくれるとうれしいですね。

 それにしても、去年の3月末から4月初めに私もひょっとしてノロ? が疑われるようなひどい有様を経験しましたが、今冬は幸いにしてあまり手ひどく体調が崩れることもなく、ぼちぼち過ごすことができております。今日から2月、冬もあと一息と思うと、何とかこのまま何事もなく乗り切りたいものです。

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