奈良市の今朝の最低気温は14.5℃、昼の最高気温は27.1℃、五條市の今朝の最低気温は12.7℃、昼の最高気温は26.3℃でした。今日も朝から見事な青空が広がり、日没まで日が陰りませんでした。気温は昨日よりわずかながら更に上がり、午後3時頃車で走っているときは差し込んでくる日差しが暑いくらいで、久しぶりに空調を入れながら走りました。真夏でも窓を開けて空調を使うことはまず無かったのですが、寒いくらいの日が続いて身体がそれに慣れてしまうと、少し気温が上がるだけでたちまち耐えられなくなるようです。ところで昨日の予報では明日は曇りになっていましたが、夕方の青空を見てこれで明日曇りになるのか? と疑問に感じていましたら、今日予報を見たら曇り時々晴れに変わっていました。明日も今日ほどではないにせよ、まずまずの好天気となりそうです。
さて、政府が新生児一人あたり10万円の出産準備クーポンを作って妊娠した女性を経済的に支援することにしたようです。母子手帳を持つ全ての妊婦さんを対象に所得制限無しで配布、現金でなくクーポンにするのは、確実に出産や育児に関わるものに使ってもらうためで、産前ケアやベビー服、ベビーカーなどベビー用品の準備、出産後は産後ケアやおむつ、ミルクなどの購入、赤ちゃんの一時預かりなどでの活用を検討しているのだとか。更にこのクーポンは妊娠中から子供が3歳になるまで、ただし保育園などに通っていないことを条件として使用可能とする案もあり、妊娠期から2才児の育児期までを支援対象として子育て世代を切れ目なく支援することが狙いとのこと。今月内に取りまとめる総合経済対策の目玉として第2次補正予算に計上するそうですが、さて、これがそんなにインパクトのある政策の目玉になるのかどうか。
妊婦の方に10万円配ることの是非はともかくとして、なぜクーポンにこだわるのかが意味不明です。妊婦さんたちが出産準備や出産後の育児にお金を使うのは当たり前のことで、クーポンで浮いた現金は更に育児のための他の用途に使うか、余裕ができた分を他の生活費に回すかするだけのことで、それは現金で配布しても何ら変わらないはずです。そもそも出産費用から何から想定される出費を考えると、無いよりはマシだとは思いますがそんなに余裕が生まれるほどの金額でもないでしょう。それをわざわざコストを掛けてクーポンにする理由がどこにあるのか、日本銀行券をそのまま配ったほうがよほど効率よくできて、使い勝手も良く妊婦さんたちに喜ばれるものになるでしょう。政府というのは、何かにつけてこういう無意味な制限をつけたがる悪癖がありますが、「育児支援に限定した予算です」という財務省への言い訳以外になにか有意義な理由があるのなら聞いてみたいものです。しかも子供は生んだら成人して独立するまで様々なお金がかかり苦労をするものなのに、最初の出産を支援するだけで出生率が改善するとでも思っているんだとしたらその理解のなさに呆れるしかありません。子供を産めば生むだけ生活が苦しくなるというふうに様々な支援制度を改悪してきたことは棚に上げて10万円分の使い勝手の悪いお小遣いでごまかそうというのはあまりに筋が悪い。こんなことを本気で考えるようでは、いよいよ政権も末期的なんじゃないかと思ってしまいます。
さて、政府が新生児一人あたり10万円の出産準備クーポンを作って妊娠した女性を経済的に支援することにしたようです。母子手帳を持つ全ての妊婦さんを対象に所得制限無しで配布、現金でなくクーポンにするのは、確実に出産や育児に関わるものに使ってもらうためで、産前ケアやベビー服、ベビーカーなどベビー用品の準備、出産後は産後ケアやおむつ、ミルクなどの購入、赤ちゃんの一時預かりなどでの活用を検討しているのだとか。更にこのクーポンは妊娠中から子供が3歳になるまで、ただし保育園などに通っていないことを条件として使用可能とする案もあり、妊娠期から2才児の育児期までを支援対象として子育て世代を切れ目なく支援することが狙いとのこと。今月内に取りまとめる総合経済対策の目玉として第2次補正予算に計上するそうですが、さて、これがそんなにインパクトのある政策の目玉になるのかどうか。
妊婦の方に10万円配ることの是非はともかくとして、なぜクーポンにこだわるのかが意味不明です。妊婦さんたちが出産準備や出産後の育児にお金を使うのは当たり前のことで、クーポンで浮いた現金は更に育児のための他の用途に使うか、余裕ができた分を他の生活費に回すかするだけのことで、それは現金で配布しても何ら変わらないはずです。そもそも出産費用から何から想定される出費を考えると、無いよりはマシだとは思いますがそんなに余裕が生まれるほどの金額でもないでしょう。それをわざわざコストを掛けてクーポンにする理由がどこにあるのか、日本銀行券をそのまま配ったほうがよほど効率よくできて、使い勝手も良く妊婦さんたちに喜ばれるものになるでしょう。政府というのは、何かにつけてこういう無意味な制限をつけたがる悪癖がありますが、「育児支援に限定した予算です」という財務省への言い訳以外になにか有意義な理由があるのなら聞いてみたいものです。しかも子供は生んだら成人して独立するまで様々なお金がかかり苦労をするものなのに、最初の出産を支援するだけで出生率が改善するとでも思っているんだとしたらその理解のなさに呆れるしかありません。子供を産めば生むだけ生活が苦しくなるというふうに様々な支援制度を改悪してきたことは棚に上げて10万円分の使い勝手の悪いお小遣いでごまかそうというのはあまりに筋が悪い。こんなことを本気で考えるようでは、いよいよ政権も末期的なんじゃないかと思ってしまいます。
