かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

一般的な普通の人達の感覚から乖離した法律に、一体何の意味があるというのでしょうね

2022-10-11 19:14:28 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は12.4℃、昼の最高気温は22.8℃、五條市の今朝の最低気温は10.9℃、昼の最高気温は21.2℃でした。今日は昨日までとは打って変わって青空が広がる好天気になりました。やや雲も目立ちますが、雲の白色より空の青色が大幅に多い文句なしの晴れの空を仰いだのが随分久しぶりな気がします。夕焼けも見事で幾層にも重なる雲が夕日に近づくに連れ徐々に朱色を濃く染めて素晴らしいグラデーションを描いている感動的な光景が観られました。しかし、それだけ陽光が降り注いだにも関わらず、気温は昨日と同じかやや低いくらいという結果でした。天気予報によると、明日も同じような傾向の天気になるようで、週末にかけて少しずつ気温が上がってくる見込みのようです。まあ冷たい雨ばかり降るよりは気持ちよく晴れてくれた方がありがたいというものです。

 さて、昨年2月、大分市内で発生した、一般道を時速194キロで爆走して交差点で車にぶつけ、相手の50歳の男性を死なせた交通事故で、殺された遺族の方が大分地検に2万2千人分の署名を提出、現在大分地検が起訴した最高刑7年の過失運転致死罪に替え、最高刑懲役20年の「危険運転致死罪」で起訴するよう求めました。検察官によると、「普通の人の感覚では危険だと思う。でも『危険運転致死傷罪』の危険とは違う」という話で、法律からすると危険運転致死罪の適用は極めてハードルが高く、このような誰がどう観ても危険以外ありえないような事故でさえ適用外になるという、法家という連中の救いようのない姿がこの上もなく露呈しているように感じられます。善良で法を守り日々つつがなく生きている普通の人を守るためにあるべき法律で、悪質で法を犯すことをなんとも思ってない異常人の方を守ることになるという、こんな矛盾を放置してよく法律家などと名乗っていられるものだと私などには到底理解できないものがあります。法家と一般人との感覚のズレを是正し一般の人達の感覚へ寄せていこうと裁判員裁判だって始めたのだろうに、と私などは思うのですが、こういったズレが激しい事件こそ、裁判員を集めて一般良識を裁判の根底に据えるべきではなかろうかと思わずには居られません。私は善良なる市民のつもりですが、私個人は法家連中のマスターベーションにしか見えない法律論議などには興味はなく、犯罪者がその罪の重さに応じてきちんと裁かれることで、犯罪への怒りをなだめ、溜飲を下げたいと思います。更に願わくばその裁きを持って次なる犯罪者への抑止となって欲しいとも願います。因果応報を世に体現せしめてこその刑法だと思うのですが、そのためにもこの事件は是非危険運転致死罪でもって、正当なる報いを犯人に与えるべきでしょう。


去年2月に大分市内で起きた交通死亡事故の遺族が11日、大分地検に2万2141人分の署名を提出した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする