今日から公開されている邦画、 『死刑台のエレベーター』 は、1957年に公開されたルイ・マル監督による同名のフランス映画のリメイクです。でも私にとっての 『死刑台のエレベーター』 はオリジナル以外にはあり得ません。見ていない映画について、これ以上語るわけには行きませんけど……。
ルイ・マル監督の作品の中には、他にも 『鬼火』 や 『さよなら子供たち』 等、大好きな作品が沢山あります。しかし、実は一番好きな作品はコレ、 『地下鉄のザジ』 です。
元々がドタバタのコメディであることを考慮したとしても、話が進むに連れてストーリーが雪崩のように破綻してグダグダになってしまいますし、主人公のザジも全然可愛くないし、とてもあの緻密な作品を撮った監督の作品とは思えません。
にもかかわらず、何故かそのグダグダさを不快に感じることはなく、登場している60年代初頭のパリの風景が妙に魅力的に見えるから不思議。特にエッフェル塔のシーンは印象に残っています。作品としてはどう考えても傑作とはいえないのでしょうが、私としてはやはりこれがルイ・マル監督作品の中で一番好きですね。
最後に、エッフェル塔と我が家のザジの4年前の姿。さすがにあそこまで悪ガキじゃありませんし、地下鉄じゃなくてTGVに乗るのを楽しみにしてました (笑) 。
本物のザジを演じたカトリーヌ・ドモンジョは、その後3本の映画の出演して19歳で引退。現在は歴史家になっているそうです。
ルイ・マル監督の作品の中には、他にも 『鬼火』 や 『さよなら子供たち』 等、大好きな作品が沢山あります。しかし、実は一番好きな作品はコレ、 『地下鉄のザジ』 です。
元々がドタバタのコメディであることを考慮したとしても、話が進むに連れてストーリーが雪崩のように破綻してグダグダになってしまいますし、主人公のザジも全然可愛くないし、とてもあの緻密な作品を撮った監督の作品とは思えません。
にもかかわらず、何故かそのグダグダさを不快に感じることはなく、登場している60年代初頭のパリの風景が妙に魅力的に見えるから不思議。特にエッフェル塔のシーンは印象に残っています。作品としてはどう考えても傑作とはいえないのでしょうが、私としてはやはりこれがルイ・マル監督作品の中で一番好きですね。
最後に、エッフェル塔と我が家のザジの4年前の姿。さすがにあそこまで悪ガキじゃありませんし、地下鉄じゃなくてTGVに乗るのを楽しみにしてました (笑) 。
本物のザジを演じたカトリーヌ・ドモンジョは、その後3本の映画の出演して19歳で引退。現在は歴史家になっているそうです。