昨日は家族4人で恵比寿ガーデンプレイスの東京都写真美術館に行きました。
今回のお目当てはコレ。 『3Dヴィジョンズ -新たな表現を求めて-』 展です。
サブタイトルでは “新たな表現を求めて” となっているものの、実際には立体写真の歴史や旧いステレオ・カメラ、ステレオ写真の展示などをメインにした展示で、予想以上に楽しませていただきました。
私が立体写真に興味を持ったのは、確か今から40年近く前、つまり小学校3~4年生の頃だったと思います。当時、アメリカの立体写真のシステムであるビュー・マスターが流行っていて、私も誕生日のプレゼントとして専用のビュワーと既製品のリール (マウント) を買ってもらったことがあったのです。さらに今から数年前、ビュー・マスター規格のカメラ、空のリール、フィルム・カッター、フィルム・インサーター、プロジェクターなどを一式揃えて、自分でステレオ写真を撮影したこともありました。子供達の成長を立体写真で残したら面白そうだと思ったからです。
しかし、実際に自分で撮影した写真でリールを作るのは非常に面倒で、マウントの製作が全然追いつかないことが判明。すぐに挫折して道具一式、全てまとめて処分してしまいました (笑) 。
今回、このブログを書くための資料として 「もしかしたら何か残っているかな?」 と思って探してみたところ、唯一、これがでてきました。
当時使用していたカメラの取扱説明書です。既に取り扱い方法は完全に忘れてました (笑) 。
現在のデジカメの技術を使えば、もっと簡単に立体写真を楽しめるシステムを構築することも可能でしょうが、商業的に成功させるのは難しいでしょうね。