私が生まれて初めて映画館で映画を見たのは5歳 (幼稚園の年長組) のときのこと。作品は東宝の怪獣物、 『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』 でした。二本目はハマー・フィルムの 『恐竜100万年』 、そして三本目の作品となったのが今回紹介する 『サンダーバード 劇場版』 でした。
あれは忘れもしない小学校1年生の夏休みのことで、台風が接近して大雨が降る中、遊びに来ていた従兄弟達と一緒に、渋谷の東急文化会館にあった “渋谷パンテオン” (二階席まであって、1200席オーバー!の巨大な映画館) 、 まで見に行ったことを覚えています。
当時は自由席、途中での入退場が当たり前だったこともあり、私達も上映の途中で入場したのですが、ちょうどFAB1 (当時は “ペネロープ号” と呼んでいましたね) が敵を追跡して海に飛び込むシーンでした。満員の館内で、白いカバーの掛かった指定席だけがガラガラだったのが、子供だった私にとっては不思議な光景に思えましたね。
当時、この映画を見た大半の子供達と同様、私もすっかり “ゼロX号” の姿に魅了されてしまいました。そしてその年のクリスマス、父に頼んで今井化学の “火星探検機 ゼロX号” のプラモデルを買ったもらったのでした。当時の価格は1200円だったはずなので、現代の貨幣価値に換算すればかなり高価な買い物だったんでしょう。
それにしても……怪獣、恐竜、SFの特撮物……私の好みは、既に小学校に入ったばかりの頃には固定されていたのですね (笑) 。
あれは忘れもしない小学校1年生の夏休みのことで、台風が接近して大雨が降る中、遊びに来ていた従兄弟達と一緒に、渋谷の東急文化会館にあった “渋谷パンテオン” (二階席まであって、1200席オーバー!の巨大な映画館) 、 まで見に行ったことを覚えています。
当時は自由席、途中での入退場が当たり前だったこともあり、私達も上映の途中で入場したのですが、ちょうどFAB1 (当時は “ペネロープ号” と呼んでいましたね) が敵を追跡して海に飛び込むシーンでした。満員の館内で、白いカバーの掛かった指定席だけがガラガラだったのが、子供だった私にとっては不思議な光景に思えましたね。
当時、この映画を見た大半の子供達と同様、私もすっかり “ゼロX号” の姿に魅了されてしまいました。そしてその年のクリスマス、父に頼んで今井化学の “火星探検機 ゼロX号” のプラモデルを買ったもらったのでした。当時の価格は1200円だったはずなので、現代の貨幣価値に換算すればかなり高価な買い物だったんでしょう。
それにしても……怪獣、恐竜、SFの特撮物……私の好みは、既に小学校に入ったばかりの頃には固定されていたのですね (笑) 。