ベック式!難単語暗記法ブログ

質の高い暗記法、芸術的なゴロ合わせ、感動の記憶法をあなたに!抜群に効果的な実例満載!

『更級日記』

2018-07-06 | Weblog

東国晒す姿変え。

菅原孝標(すがわらたかすえ)の(むすめ))(1059年)(更級日記



[ポイント]

1.『更級日記』(1059年ころ成立)の作者は菅原孝標の女

[解説]

1.『更級日記』(1059年ころ成立)は、作者菅原孝標の女が、晩年になって、13歳で父と上総から帰京する場面から書き起こし、宮廷生活の思い出や夫の死後53歳までを回想してまとめた日記。源氏物語などに傾倒した少女時代から、宮仕え、結婚、寡婦(かふ)となった晩年までを記す。

〈2014立大・現代心理・コミュ福祉・経営

6.この10~11世紀の時期に関する記述として正しくないのはどれか。次のa~dから1つ選べ。

 a.今様などの歌謡集『梁塵秘抄』が編纂された

 b.菅原孝標女が『更級日記』を著した 
 c.平仮名や片仮名の字形がほぼ一定した  
 d.藤原明衡が漢詩文集『本朝文粋』を編纂した

(答:a※治承年間1180年前後成立

1180年 後白河上皇、『梁塵秘抄』を編纂。

いい山領事今ゴジラ。

1180年 『梁塵秘抄』 今様 後白河上皇

、b1059年以降、c11世紀の初めにはほぼ一定、d1058年頃成)

1058年 藤原明衡が漢詩文集『本朝文粋』を編纂。

入れ子は本朝 富士秋か。

1058年『本朝文粋』 藤原明衡 漢詩文集



栄花物語(成立は院政期)

2018-07-06 | Weblog

いいよ笑顔も 赤い目も

11世紀 賛美栄花物語赤染衛門


[ポイント]

1.『栄花()物語』は赤染衛門作で摂関政治を賛美

[解説]

1.栄花物語(11世紀はじめ以降に成立)は、最初の歴史物語で『栄華物語』ともいう。全40巻。前編30巻が赤染衛門作とされるが未詳。

2.毎巻巻名をつけるなど『源氏物語』の影響がみられる。藤原道長・頼通の栄華の時代を中心に、平安貴族の生活を仮名文で物語風に描いたもの。六国史の後をうけ、宇多天皇から堀河天皇にいたる、15代およそ200年間を編年体で記す。摂関家とくに道長らの賛美に終始し批判精神に乏しい。


3.虚構の世界を描く物語文学が行き詰まりをみせたのにかわって院政期を中心に、物語文学の手法である仮名の和文体を用いながら、歴史的事実を叙述する歴史物語が始まったもの。


4.赤染衛門(生没年不詳)は、藤原道長の正室倫子(りんし)や、その娘一条天皇中宮彰子(しようし)に仕えた。和泉式部、清少納言、紫式部などと親交があった。歌人としても名が知られ「やすらはで寝なましものをさ夜ふけてかたぶくまでの月を見しかな」の歌が百人一首に入っている。


5.一方、『大鏡』は対照的に、摂関政治に批判的である。


〈2014早大・教育:「問1 下線部a10世紀の時代についての説明として正しいものはどれか。

ア 藤原道長の全盛を編年体で描いた『栄華物語』が書かれた
イ 漢文学の教養に基づき『凌雲集』などの勅撰の漢詩文集が編纂された
ウ 後一条天皇の時代までに詠まれた漢詩文を集めて「本朝文粋」が編まれた
エ 漢字の草書体などを崩した平仮名を使って『土佐日記』や『伊勢物語』が書かれた
オ のちに三筆と呼ばれた書の達人たちが肉太の力強い書を発展させた

(答:エ ※ア『栄華物語』は11世紀に成立した、イ『凌雲集』は9世紀に成立した、ウ『本朝文粋』は11世紀に成立した

1058年 藤原明衡が漢詩文集『本朝文粋』を編纂。

入れ子は本朝 富士秋か。

1058年『本朝文粋』 藤原明衡 漢詩文集

、オ三筆が活躍したのは9世紀である)〉