選択法然浄土宗。
選択本願(せんじゃくほんがん)念仏宗 法然念仏 浄土宗
[ポイント]
1.法然は浄土宗をひらき、『選択本願念仏集』を著した。
[解説]
1.法然は、ひたすら念仏(南無阿弥陀仏)を唱えれば(専修念仏(せんじゅねんぶつ))、極楽往生できると説いた。
2.主著は九条兼実による求めに応じた『選択本願念仏集』。
〈2013大学入試センター試験
問1 下線部a法然・親鸞・日蓮らの活動に関連して、彼らの宗教活動と政治権力とのかかわりに関して述べた次の文X・Yについて、その正誤の組合せとして正しいものを、下の1~4のうちから一つ選べ。
X 法然の弟子で、『選択本願念仏集』を著した親鸞は、朝廷により配流された。
Y 南無阿弥陀仏の題目を唱えれば救われると説いた日蓮は、鎌倉幕府により追害された。
1X正 Y正 2X正 Y誤
3X誤 Y正 4X誤 Y誤
(答:4 ※X『選択本願念仏集』ではなく『教行信証』が正しい、Y日蓮が主張した題目とは「南無妙法蓮華経」のこと。「南無阿弥陀仏」は念仏。日蓮ははじめ伊豆、のち佐渡に流された。)〉