goo

多摩森林科学館から  「はつね」のタンメン

今日は会社はお休み♪ 暖かな陽気に誘われて、ちょっと足を延ばして高尾にある「多摩森林科学館」に行ってみました。
多摩森林科学館は1921年(大正10年)2月に宮内省帝室林野管理局林業試験場として発足し、里山と呼ばれる都市近郊林の保全育成を目的とする独立行政法人ですが、一般には全国各地の桜の種を保存する巨大な実験林として知られています。

高尾駅の北口から10分ほどで、森林科学館の入口。さらに10分ほど木々の間を抜けていくと、サクラの保存林が広がっています






こちらで保存されているサクラの多くは、いわゆる八重桜が多く、枝垂れや御衣黄などもあちこちに植えられていました。

サクラの保存林の中ほどから振り返ると、遠くに八王子市街のビルが立ち並び、さらにその先に新宿副都心までが見通せました


中央部を拡大 ↓

他の桜の写真は こちら からどうぞ 

ほぼ2時間ほどで園内(サクラの保存林部分)を一巡り。 園内のベンチで食事をすることもできるのですが、せっかく出かけてきたので「鞍馬」にでも…と思って西荻窪で途中下車。
いざ、鞍馬へ、、、と角を曲がった瞬間 「体調不良につき臨時休業」の貼紙

仕方がないので、急遽予定を変更。 鞍馬の手前のラーメン屋さんに行列が出来ていたので、そちらに行くことに…

紺地に「らーめん」と染め抜かれた暖簾の向こうから麺を茹でるいい香り・・・


家人にメールで「鞍馬が休み…」と打ったところ、「はつねのタンメンが美味しい」との返事があったので、「いま並んだところ」と返信しつつ、オーダーを聞きに来た女将さんに「タンメンお願いします

出てきたタンメンは 非常に透明感の高い澄んだスープに、薄っすらと油が浮いていかにも身体に優しそうな感じ


まずはスープを一口。 見てのとおり、キャベツにもやし、少量のニンジンが具材のすべて。キャベツの甘みがでていて 美味しい
飯田橋の「おけい」の麺は太めでしたが、こちらの麺は、比較的細めの 普通の中華麺。
カウンターの向こうでは 店主がらーめんの注文に応えて、叉焼をスライスしています。道頓堀などもそうですが、注文のたびにスライスして切り置きしないという基本を守った丁寧な仕事ぶりは見ていても気持ちがよいですね。

胡椒を一振り、さらにラー油をチョッピリ。 美味しくいただきました

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

「芋坂」の羽二重団子

今朝の東京は晴れ
気温は10℃位でよく晴れていますが、北の風があって「放射冷却」って感じのチョッピリ寒さも感じる朝です。

さて、写真は昨日の谷中散策の帰り道、お土産に買った「羽二重団子」


創業は「文政二年」=1819年で、夏目漱石をはじめ子規や鏡花など数多の文学作品にも登場する、江戸・東京では『老舗』の部類に入るお店です。
「行きませう。上野にしますか。芋坂へ行って團子を食いましょうか。先生あすこの團子を食ったことがありますか。奥さん一辺行って食って御覧。柔らかくて安いです。酒も飲ませます。」(「吾輩は猫である」より)

よく練られた生地はその名前のとおりきめ細かく、羽二重のよう
一般に出回る「焼き団子 or 御手洗団子」は甘いタレがかかっているのが多いのですが、こちらの焼き団子はスッキリとした生醤油のみ

漉し餡の方も甘さ控えめで 日頃辛党の私も美味しくいただきました

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )