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裸で泳ぐ

パソコンのキーボードに「伊藤詩織」と入れると「日本のフリージャーナリスト、映像作家。性的暴行の被害(後述)を受けた1人として#MeToo運動で知られ…(Wikipedia)」や山口敬之氏による性的暴行事件がテーマの『Black Box』などが出てきますが、この『裸で泳ぐ』は事件が起こってから7年、5年続いた民事の結審があった22年7月になって、ようやく「ふたりの自分として別々に存在していた、「ジャーナリスト」そして「被害者」としての私のつながりを取り戻すことが回復なのだ……と感じ取れるようになったときにこれまで書き溜めてきたものをまとめたエッセイ集。

色々な感情が赤裸々に語られたかと思うと、ペットのワンコを通じてニューヨークと東京のコミュニケーションの差異をさりげなく書いたり、、、伊藤詩織さんが多面的に読み取れる一冊でした。



「裸で泳ぐ」
 伊藤詩織著
 2022年10月 岩波書店 

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「さっぽろラーメン 桑名」の、、、「味噌味」

お昼はときわ台の「さっぽろラーメン 桑名」の「味噌味」。本店は札幌時計台通りに1990年に創業し、5年前、初代の「自分の味がどこまで通用するか試したい」という思いで東京に進出したお店です。

東上線の線路際で前から気になっていたお店ですが、こちらはお孫さんが1人で厨房を仕切っていました。
出てきたラーメンは「さっぽろラーメン」の定法どおり、薄い油膜で湯気はまったく見えません

スープを啜ると、都内では「さっぽろラーメン」がまだ珍しかったころ(店の名前は忘れましたが当時の池袋三越裏の辺り)に、北海道出身の友人と初めて食べた西山製麺のラーメンを思い出させる懐かしい味

それもそのはず、麺もネギも北海道から直送している由。
美味しくいただきました
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梅が綺麗!

明け方は氷点下まで冷え込みましたが、日中は風もなく穏やかな晴天

近所の神社では梅が綺麗に咲いていました








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「神様」のいる家で育ちました ~宗教2世な私たち~

去年の7月8日、安倍元首相の狙撃事件で一躍クローズアップされた「宗教2世」を描いたコミック。

著者含む、7人の宗教2世たちが育ってきた家での出来事をウェブサイトでアップし始め、5話まで来たところで某宗教団体からの抗議でストップした企画を文藝春秋が形にした一冊。

はっきりと団体名は書いていませんが、輸血などの医学を否定し子連れで戸別訪問する「〇〇〇の証人」や「総裁」の著書が必ず販売部数トップ10入りする「〇〇の科学」、選挙になると学校ではほとんど付き合いの無かった人から電話がかかってくる「〇〇学会」などの2世たちがどんな思いで過ごしてきたことか…

「神様」のいる家で育ちました ~宗教2世な私たち~
  菊池真理子著 2022年10月 文藝春秋刊

以下、文藝春秋社のWebから
「宗教2世」とは、親が宗教を信仰している家の子どもで、宗教ありきで育てられ、世間とはずいぶん違う生活を送っています。
参加してはいけない学校行事があったり。
薬を使わせてもらえなかったり。
人を好きになってはいけなかったり。
休日は宗教活動のための日だったり。
もちろんそこに幸せを見出す人たちもいるけれど、中には成長するにつれて苦しさを感じる子供達がいることを、知ってほしい。
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