5坪のお店で、、、牛かつカレー

前に通りかかってチョッと気になっていたのですが、8月にオープンした、夜は立ち飲み屋にもなる　面積５坪のお店で、店名もその「５坪」。
昼はカレーもやっていて、看板によれば　牛すじを煮込んだような感じの欧風カレーに、箱根の東では珍しい牛かつのトッピングがウリのお店です。

お昼休みに行ってみましたが、注文を受けてから揚げる時間はわずか30秒。中はレアの牛かつが30センチはあろうかという大きなお皿の半分を占めて出てきました
牛かつの陰でほとんど見えませんが、ご飯は黄色っぽいサフランライスにインド風の玉ねぎのピクルスが添えられていて、小さなコールスローサラダもプラスされていました♪

結構辛めのルーには生クリームと粉チーズが振られ、適度に混ぜながらたべると途中で味が変えられますし、別の小皿には特製ソースと山葵も載って出てきて味の変化も楽しめます
肝心の牛かつは　厚さはさほどでもありませんが、さっくり揚がった衣の中身は（揚げ時間が短いので？）なかなかジューシー

お値段は990円と　ちょっぴり高めですが、千円でお釣りがくるのが嬉しい　「5坪」でした

タカセ洋菓子店の 牡蠣フライ

朝の内降っていた雨も午後には上がり、池袋西武で開かれている「柳原白蓮の生涯展」に行こうと仕事で出かけていた家人と待ち合わせ。
白蓮の前に昼食…と思って西武8階のレストラン街に上がってみましたが、時分どきとあってどこも長蛇の列。雨も上がったので　雑司ケ谷のお蕎麦屋さんは？…と思って電話をすると「ずいぶん待たせちゃうから～」とのことでお蕎麦も断念。。。家人の提案で、東口ロータリーの角に建つ「タカセ」に行ってみました。

駅前の超一等地にあるタカセ。物心つくころからそこに建っていたように思いましたが、改めて調べてみると、今の9階建てのビルは昭和53年の竣工ですがその前のビルは昭和25年、朝鮮半島では朝鮮戦争が勃発し、その特需もあって戦争の焼け跡から復興が始まった頃に建った4階建てのビルがその前身です。
会社概要によれば、創業は大正9年。今年で95年の歴史のあるパン屋さんなんですね～

1階はパンやケーキが並んでいますが、2・3階は喫茶とレストランになっているタカセビルの3階に上がっていただいたのは　11～3月の期間限定の「牡蠣フライ」

牡蠣が小さめな場合、2～3をまとめて揚げるところも少なくないですが、こちらではそんな「小細工」はしないで、中～小サイズの牡蠣が7個ほど並んでいます。タルタル・ソースを絡めて口に運ぶと、うん熱々で美味しい
お箸が添えられて　気取らずにいただけるタカセでした

朝から 「とうめし」

昨日　パリでIS（イスラム国）によるとみられる同時多発テロで　129人もの死者が出るというニュースが飛び込んできました。これまで海外のテロとは「無縁」と思っていた日本でも、安保法制によって海外での武力行使に道を拓いたことで、決して他人事ではない肌寒さを覚えました。

話題は変わって、肌寒いといえば　東京は昨日から冷たい雨が降り続いて気温も上がらず、肌寒さは真冬のよう,,, 温かい食べ物が恋しくなって　朝ご飯に用意したのは、昨日のおでんの味が沁みた豆腐を使った『とうめし』

茶飯にお豆腐、、、味のしみた玉子
軽く七味を振って　美味しくいただきました

花岡商店の白滝で 今季初おでん

今日の東京は朝から冷たい雨の一日でしたが、我が家の夕ご飯は　今季初おでん。
と言うのも、先日読んだ山口恵似子さんの「食堂のおばちゃん」に「花岡商店の白滝が絶品」と書かれていたので、リアルな食の描写に惹かれ、昨日築地まで出かけて買ってきた次第です

本願寺さんの交差点から1本先の「すしざんまい」の手前の小ぢんまりとしたお店。　水の入ったプラスチックのコンテナに細めの手巻きの白滝や、エッジの立った竹輪麩が並んでいます。
お世辞にも愛想が良いとはいえないお兄さんに声を掛けて買ってきた白滝がこちら

下茹でをしてから巻き直すときにもそう思いましたが、素晴らしい弾力

お出汁を吸った白滝。佃權で買った手練のはんぺんや練り物と一緒に美味しくいただきました

豆腐と湯葉のあとは、、、下町散歩

10日ほど前の11月3日、早起きして中学校の中学の同級生と宇豆基野で豆腐と湯葉をいただいてから時計を観るとまだお昼前。「まだスカイツリーに上がったことがない」という友人がいたので、数年前北千住駅前に移転してきた東京電機大学のキャンパスから昭和の街並みが残る東口駅前商店街を抜け、東武線の牛田駅から今は「とうきょうスカイツリー」と何とも味わいの無い名前になった元「業平橋駅」経由で、スカイツリーのお膝元にやってきました。

さすが高いですね～～

いざ展望台！と思ってチケット売り場を探すと、なんとチケットを買うのに1時間半待ちで、そこからさらにエレベータ待ちがあると聞いて、連れの一人が「隣のビルの展望回廊からも良く見えるよ」との提案で、「東京スカイツリーイーストタワー」30階の回廊に昇ってみました。
150mあまりの高さから観ると、隣のスカイツリーの影が日時計のよう。富士山のある西側は、、、残念ながらスカイツリーの陰になって見えませんね～～

時間も早いので、浅草まで歩いていくと、、、

吾妻橋から、アサヒビールの本社ビルと墨田区役所の間から眺めるツリーは、新東京観光の目玉の一つ。外国からの観光客も沢山きていました

スカイツリーに昇らなかった代わりに昇ったのは、雷門前にあって　木の質感が感じられる隈研吾氏設計の浅草文化観光センタービル8階の展望台

上から見る仲見世の先にはお馴染みの観音様や　左手には浅草ビューホテル

時計をみるとまだ早い時間だったので、みんなの帰り道を考えながら　合羽橋の道具街を冷やかしながら上野公園を目指して足を伸ばしていくと、鉄格子の先にレールが伸びています

レールの先に並ぶのは地下鉄銀座線の1000系。東京地下鉄の上野検車区があるこの場所は、地下鉄で唯一の踏切がある場所として、鉄道ファンにはよく知られている場所、、、なんて薀蓄を友人に披露しながら上野の山を登って精養軒のティータイムで締めくくった下町散歩です

鴨川辺りの、、、「トマソン」

日曜日の雨以来、東京はチョッとぐずつき気味の空模様が続いています。
今日も雲間から薄日は差すものの、どんよりとした曇り空。先日「一雨一度」と書きましたが、徐々に肌寒さを覚える時期ですね。
肌寒いと言えば、民主党の前原・細野と維新の党の江田あたりが密談して、野党再編に向けて民主党が「解党」を決断すべき云々の動きがある様ですが、一体何を考えてるんでしょうね？？
共産党の「国民連合政府」も眉唾ものですが、安保法制反対で高校生をはじめとする若者が政治に目覚めたというのに、最大野党の民主党が内部紛争では困ります。でも、ど～～～～しても出たい輩は早めに膿を出して、スッキリするのも一つの選択かもしれませんね。

さて話題は変わって、先月末に行った京都で目にした「トマソン」から
「トマソン」とは、元大リーガーでジャイアンツに在籍したプロ野球選手の名前ですが、全く不発のまま４番打者に据えられていたことから赤瀬川原平らが路上観察学会で、「美しく保存された無用の長物」＝『超芸術』を指す言葉としても知られています。

西陣で夕ご飯を食べた後、腹ごなしに河原町今出川から鴨川の河川敷を下って、荒神橋のところで用を済ませ川べりの裏道を下って行った先の電柱の看板を観て「？？？」「右左」？？　左右が逆じゃありません？？

さらに近寄って観ると「中立売警察署」の文字

元は交通標語が書かれていた看板のようですが、今となっては（おそらく赤で書かれた）他の文字は退色して痕跡すら確認できなくなっていて、ただただ左右が逆になった「右左」のみが残っていました。
でもこれじゃぁ交通安全のための看板が、なんで「右左」なの？って悩んで看板に見とれて事故っちゃうかもしれませんね！

戻り鰯で、、、蒲焼き丼

今日の東京は２日ぶりの晴れ
先日天気予報で「一雨一度」という言葉が紹介されていましたが、10月から11月にかけて移動性の高気圧と低気圧が通り抜けるたびに、大陸からの冷たい風が入って気温が下がる現象を表した言葉だそうです。

さて、秋も深まってきましたが、鰯の旬は産地に寄っても異なりますが、6～10月と言われています。でも鰹と同じで、秋に南下する「戻り」のほうが、脂がのって美味しそうですね。

先日、我が家の食卓にあがったのも、脂ののった鰯の蒲焼き

頭と中骨を取った鰯に軽く片栗粉をはたいて、温めたフライパンにオリーブオイルを回し、両面をこんがり焼いたところにタレを絡めればできあがり。
千切りにして水に放した生姜とネギを載せて　美味しくいただきました

京都でこんなん 食べました 「くんちゃまベーコンとバジルのパン」他

先月末に行った京都の旅。　宿の朝食は決まりきったパターンが多いうえ　決してお安くないので、最近は朝食をつけず　街なかで買ったパンなどで済ますことが多いのですが、今回も同様に三条通り商店街の「ベーカリー　バタバタ」の朝ご飯
「バタバタ」のパンは、ハード系から惣菜系、サンドイッチに甘いパンなど、色々な種類がありますが、いずれもチョッと工夫されたユニークなパンが多く、パン好き京都人のトップ10 常連のパン屋さんん

パンをかじると中からゴロッと出てくるのは「くんちゃまベーコン」
本土ではチョッと聞き慣れない「くんちゃまベーコン」とは、豚トロのベーコン！　それをバジルで味付けして焼き上げたパン。
持込みゆえに　トースターもないので冷めた状態ですが、熱々で食べられたらさぞや…と思わせる美味しさでした

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一方こちらはコンビニのおでんですが、「静岡おでん」に代表されるご当地おでんや、関東と関西の「スジ」のように全く別物なのに同じ名前が使われるなど、庶民の食べ物＝おでんも　なかなか奥が深いところがありますが、京都駅前で「発見した変わり種」は「出汁巻玉子」

おでんの出汁と玉子焼きに含まれている出汁のダブル出汁
関西圏一般にあるのかどうか分かりませんが、美味しくいただきました

秋の最後の、、、 栗おこわ

今日は立冬。東京はつい先ほどから小雨が降りはじめましたが、終日雨で気温も１４～５℃と肌寒い一日になりそうです。

暦の上では今日から冬。　夕べは栗おこわを炊いて、秋の名残りを楽しみました

ペコリーノとフレッシュトマトのサンドイッチを雑穀パンで、、、

東京は素晴らしい快晴に恵まれましたが、夕方から13年前に急逝した友人の命日が近くなったので、職場の仲間で毎年恒例の墓参り。
お墓が江古田にあるので、いつものお昼よりは遅い時間に小竹向原の「まちのパーラー」でランチ

いただいたのは「ペコリーノとフレッシュトマトのサンドイッチ」

ペコリーノ （Pecorino） は、イタリア原産の羊の乳でつくるチーズですが、塩味が強いのでパルミジャーノのように　すり下ろすか細かく刻んだりして使うことが多いようですが、イタリアのチーズですから　トマトと相性がいいのは当然！
こんがりトーストされチョッとハードな雑穀パンに挟まれて　いい感じに溶けたペコリーノ
厚めにスライスされたトマトと一緒に美味しくいただきました