幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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祭りの日に、プーチンは死ぬ ”ウクライナ国民の苦難を表すジョークorプーチン大統領への諫言”

2023-03-29 12:44:44 | 社会

<ロシアによるウクライナ侵攻から1年以上がたった。まさに戦時下。プーチンはきっと、自分が死ぬ日を知りたいと考えているにちがいない>

【占い】
自分の将来に不安を感じたロシアのプーチン大統領が、モスクワで人気の占い師をクレムリンに呼んだ。プーチンは占い師にこう聞いた。

「私がいつ死ぬか分かるか?」

自分の死ぬ日が分かれば、その日には外出を控えたり、面会を取りやめたりするなど、対策を立てられると考えたのである。

占い師はこう答えた。

「あなたはウクライナで最大の祭りの日に亡くなるでしょう」

それを聞いたプーチンはすぐに側近を呼び、ウクライナ最大の祭りがいつなのか調査するよう命じた。しかし、いくら調べても、どの日がウクライナ最大の祭りなのか、よく分からない。

困ったプーチンは再び占い師を呼んで聞いた。

「おまえの言うウクライナ最大の祭りとは一体いつのことなんだ?」

すると占い師が答えた。

「あなたの亡くなった日が、ウクライナ最大の祭りになるのです」

◇ ◇ ◇

ロシアがウクライナに侵攻してから1年以上がたった。めでたくない1周年である。

欧米諸国は最新式の主力戦車を含むウクライナ軍事支援の手を広げている。そんな中、日本人も「レオパルト」や「エイブラムス」など、欧米の戦車の名称について、にわかに詳しくなった。社会はじわじわと変化を遂げている。

2月には、ロシア軍が黒海から発射した巡航ミサイルが、ルーマニアの領空を通過したとウクライナ軍が発表した。ルーマニアはウクライナと国境を接しているが、NATOのれっきとした加盟国。ルーマニア政府はミサイル通過を否定したが、真相は情報戦という深い霧の中に紛れ込んだままである。

私はかつてルーマニアに住んでいたことがある。ミサイル通過の報を知った私は、すぐに同国のネットニュースを確認しつつ、友人らにメールした。私の愛する「第二の故郷」は、まさに「戦時下」の様相であった。

しかし、とある友人からの返信には次のような言葉があった。

「ミサイルが自国の領空を通過するなんて、まるで日本だね」

ところが、当のわが国では、10年以上前に飛ばされていたヤジについてや、外国に住み当選以来ずっと国会に出席していない野党議員について、与野党議員が口角泡を飛ばしていた。

このような日本の現状は、ルーマニアの友人たちには恥ずかしくて伝えられない。

戦国武将とウクライナ兵
ある夜、大河ドラマを見ていたら、敵の城を挟み撃ちにしようとする戦国武将たちの姿が描かれていた。その直後、ニュース番組を見ていたら、敵の部隊を挟み撃ちにしようとするウクライナ兵たちのリアルな姿が流れてきた。

人類はどんな民族であろうが、いつの時代であろうが、武器こそ変われども同じようなことを延々と繰り返している。その事実にため息の出る思いだ。

プーチンはさらに「核の脅し」まで繰り返している。

ウクライナ最大の祭りの日は、いつになるだろうか。

早坂 隆(ノンフィクション作家、ジョーク収集家)

感想
 この占い師、殺されないと良いのですが。
自分に心地良い言葉を言わない人を遠ざけるのはまだ日本の政治家、菅前首相のように、殺害する政治家もいます。
 諫言する人を遠ざけ、甘言する人を周りに置きたがるのです。自信がない証拠ですね。

「人生の教養が身につく名言集」出口治明著より
中国・唐の時代、第2代皇帝・太宗(李世民)に仕えた名臣に魏徴という人がいます。彼はもともと、太宗の父である唐の初代皇帝・高祖の長男、皇太子(李建成)の教育係でした。
ところが、この皇太子はおっとりしていて、皇帝になるにはどうも頼りない人物。一方、その弟である李世民は野望も能力も兄をしのぐものがありました。
そのことを十分に承知していた魏徴は、毎日のように皇太子に対して、「今のうちに弟を殺しなさい。さもないとあなたが殺されます」と助言し続けます。しかし、李建成は行動に移せない。案の定、「玄武門の変」(626年)で弟・李世民によって殺害されてしまいます。
その後、李世民は太宗として即位。そうなると、魏徴は罪人となります。兄の李建成の側近であり、しかも、李世民を殺せと言い続けたのですから。

彼は、太宗の前に引き立てられます。
太宗は魏徴に対して問います。
「私の兄に、私を殺せと毎日言い続けたのは、お前か」
魏徴はこう答えました。
「あなたのお兄さんはアホな人でした。私はこうなることがわかっていたから、早くあなたを殺せと言い続けたのです。あなたのお兄さんがもっとものわかりがよく、私の助言を実行してくれていれば、私はこのように罪人にならず、首を切られることもありませんでした。楽しい人生を送れたはずです。
あなたのお兄さんが愚かで、私の言うことを聞かなかったばかりに、私は今殺されようとしているのです」

ところが魏徴は殺されませんでした。
太宗は、
「お前は今後、俺のそばを片時も離れず、俺の悪口を言い続けてくれ」
と言って、彼を自分の参謀にするのです。
そして魏徴が死んだとき、それを嘆いて太宗はこう言います。
「人を鏡としてはじめて、自分の行為が当を得ているかどうかわかるものだが、私は鏡とする人物を失った。もう二度と自分の本当の姿を見ることはできないのだ」
優秀なトップは諫言してくれる部下を持つ
愚鈍なトップは自分の意見に反対する人を左遷させる

三浦瑠麗氏に勝訴したテレ朝「社員弁護士」が独占告白「始まりは元妻・村上祐子さんとNHK記者との密会報道でした」 ”三浦瑠璃氏側の弁護はそうそうたるメンバー”

2023-03-28 12:06:16 | 社会

 国際政治学者の三浦瑠麗氏(42)がTwitterに投稿した内容でプライバシーを侵害されたとテレビ朝日の社員が300万円の損害賠償を求めた訴訟で、3月22日、最高裁判所は三浦氏の上告を棄却した。これにより三浦氏が30万円をテレ朝社員に賠償する判決が確定した。原告の西脇亨輔さん(52)は、テレ朝法務部に勤務する現役の弁護士。自ら法廷に立って自分を弁護した。西脇氏が3年8カ月に及んだ闘いを振り返った。 

始まりは元妻との離婚トラブル

「会社には相談せずに独断で裁判を起こしました。もちろん、上司にお知らせはしましたし、平日の深夜や土日・有給を使い、会社の仕事に影響が出ないようやってきたつもりです。それでも、社内で厳しい声もあったのは事実です。三浦さんは田原総一朗さんがかわいがっていた『朝まで生テレビ!』の常連メンバーでしたので……」  戦い終えた男はしみじみと語り始めた。取材場所に持ってきてくれた裁判資料はゆうに1000ページを超える。西脇さんは平日、サラリーマンとして会社に勤務しながら、これをたった一人で書き上げたのである。
  そもそもの始まりは、西脇さんと元テレ朝アナウンサー・村上祐子氏との離婚トラブルであった。西脇さんは現在、法務部に所属しているが、アナウンサー採用での入局。朝の情報番組「やじうまプラス」での共演がきっかけで、2006年にアナウンス部の同僚で6つ後輩の村上氏と結婚した。だが、15年に村上氏が政治部へ異動した頃から夫婦関係が悪化する。
  村上氏が突然、「別れたい」と言って家を出ていってしまったのだ。納得いかなかった西脇さんは話し合いを求めたがもつれにもつれ、18年12月、離婚裁判に発展。なお、この裁判の弁護士も西脇さん自ら担当した。

離婚訴訟中に村上氏がNHK記者と同棲していた

 そんななか西脇さんは衝撃的なニュースを目にする。19年4月に「週刊ポスト」が村上氏とNHK政治部記者・A氏が同棲中であることをスクープしたのである。その時の衝撃を西脇さんは3年前、「デイリー新潮」のインタビューで次のように語っている。 〈記事を読み、文字通り、全身から血の気が引きました。手や足が驚くほど冷たくなって、目眩がするほどでした。それまで離婚の理由は『性格の不一致』だと思っていたのですが、Aさんとの関係があったのではないかという疑念が湧いてきたのです。私はお酒が弱いんですが、あの時は何をいくら飲んでも頭が冴え続けて、酔うことも寝ることも出来ませんでした〉  記事を読んで湧いた怒り、悲しみが「法律家・西脇亨輔」に火をつけた。19年4月に慰謝料を求めてA氏を提訴。さらには同年10月、使用者責任があるとしてNHKまで訴えた。(A氏との裁判は20年に和解、NHK裁判は19年に棄却)
  その合間の19年7月に起こしたのが三浦氏との裁判だった。西脇さんが問題視したのは、ポスト報道について三浦氏が村上氏を擁護した下記のツイートだった。 〈そもそも何年も別居し離婚調停後、離婚訴訟係争中の人を不倫疑惑とする方が間違い。新しいパートナーと再スタートを切り子供を作ることさえ、離婚しにくい日本では難しい。これは本来多くの人が抱える問題のはずなのに。村上祐子さんを朝まで生テレビから下ろすべきではない。〉(19年4月2日) 〈週刊ポストは村上さんの相手が破綻事由でないことも、離婚訴訟中であることも知ってて敢えて隠して不貞行為のように書いたでしょ。〉(同)  三浦氏は、村上氏がA氏と関係を持ったときにはすでに婚姻関係は破綻していたと断じ、不貞行為にはあたらないと庇ったのである。

「悲しみの果てに」を聴きながら
 西脇さんは三浦氏を提訴した時の気持ちをこう振り返る。 「元妻の週刊誌報道の直後で熱くなっていたのは事実です。でも、とても難しい段階だった私たち夫婦の問題に土足で踏み入るツイートを、看過するわけにはいきませんでした。このツイートで私たちの離婚問題が訴訟に発展していることが初めて世間に知れわたることになり、見た瞬間、これはプライバシー侵害だと思いました。また、離婚訴訟を続けていることが元妻とNHK記者の『再スタート』の妨害であるかのような印象を与える内容であり、裁判では名誉毀損であるとも主張しました。三浦さんは『朝生』での共演で仲良くしていた元妻を庇おうとしただけだったのかもしれません。しかし夫婦の問題に横から入ってきて、人の気持ちをズタズタにする権限はないはずです。三浦さんは当時、フォロワー数が約18万人(現在は約40万人)もいた影響力のある文化人。一方、私は一介のサラリーマンで発信の場はありません。ここで泣き寝入りしたら、自分が壊れてしまうと感じました」
  それから西脇さんの3年8カ月に及ぶ孤独な闘いが始まった。この間に、村上氏との離婚は成立。西脇さんは二人で住んでいたマンションを売却し、学生が住むようなワンルームマンションに引っ越した。仕事から帰宅すると、自宅に籠ってひたすら準備書面を書き続けた。  作業中によく流していた曲は、「エレファントカシマシ」の「悲しみの果て」。  愛した妻はもう二度と戻ってくることはない。だが、この闘いだけは闘い抜こう。そう音楽に思いを乗せて、己を鼓舞したのである。

控訴審で“登場”した木村草太氏
「裁判書類での相手側の物の言い方も、闘志に火をつけました。ツイートは〈社会への問題提起をその趣旨とするものであり,これとは別に訴外西脇祐子の夫婦問題などという卑近な個人的問題についての意見を述べたものではない〉といった上から目線な主張。さらに〈原告は元アナウンサー職にあった者ではあるものの、現在はテレビ朝日内において法務部員として勤務するサラリーマンにすぎない〉と私を見下すような表現を用い、そんな人間の社会的な評価が下がることなどないとする主張もありました」
  三浦氏側についたメンバーが錚々たる言論人だったことにも燃えた。弁護士は橋下徹氏が代表を務める橋下綜合法律事務所に所属。さらに控訴審からは、報道ステーションでコメンテーターを担当していた憲法学者の木村草太氏まで意見書の提出というかたちで加わった。“コメンテーター連合”を結成し、西脇さんを“威圧”してきたのである。  木村氏は11ページもの意見書を書いて三浦氏を擁護した。 〈民放アナウンサーの不貞行為やその態様が、国会議員の不貞行為などと同様に公共利害関連事実だとする場合、民放アナウンサーの配偶者は、その事実が公の議論の対象となることを甘受すべきことになる〉(意見書より) 「ただ、木村さんの意見書は穴だらけに見えました。最高裁の判例に反していたり、木村さん自身の過去の著作と矛盾する点もあった。これは論破しなければいけないと、気合を入れて反論書を書き上げました

やらなければならなかった
 結局、名誉毀損は認められなかったが、プライバシー侵害は認められ西脇さんは勝訴した。では、この闘いを経て得たものは何だったのか。 「自分で自分を弁護したので、弁護士費用はかかりません。裁判にかかった費用は印紙代とコピー代くらいで3万円弱。賠償金は30万円ですが年5分の利子がつくので、差し引いて32万円くらいですかね」  ただ、お金が目的だったわけではないと語る。 「費やした時間は膨大で、時給にしたら数十円くらいになってしまいますしね。弁護士仲間からは『自分で自分の弁護などするものでない』と制止されました。 それは真っ当なアドバイスだったと思います。ただ、私は自分の手でこの闘いに決着をつけたかった。独りでどこまでできるのかという自分との闘いでもありました。Twitterで公に発信した先に、生身の人間がいることを分かってほしいと思いでした」  やって良かったかという問いには、 「やらなければならなかったんです。しんどかったですがね。向こうの主張が膨大だったのでいちいち反論しなければならなくて……。ただ必死にもがいた分、弁護士としての力は少しだけついたと思います」  と答えた西脇さん。この間、村上氏はA氏と再婚。その後、第一子を授かり新たな家庭を築いているが、西脇さんのプライベートはどうなのか。

一人でW杯を観戦しに行った
「さすがに彼女への未練は離婚の時点で整理できたつもりです。ただ、この3年8カ月頭の中には常に裁判があって、今もお一人様です。この5年くらいどこにも遊びに行くことはありませんでしたが、唯一あったイベントは、昨年11月、サッカーW杯日本-ドイツ戦のチケットを直前の追加席販売で買うことができて、急遽カタールに一人で弾丸ツアーをしたことですかね。試合には大興奮しましたが、その分、コンテナで作られた簡易宿泊所に戻った時に改めて一人きりが身に沁みました。現世での幸せはもう諦めています」  では、これからどう生きていくのか。そう聞くと、西脇さんは一瞬、口ごもるのだった。 「確かにこの先、何をすればいいのか……。自分の尊厳のようなものを賭けた戦った後で、まだ頭が真っ白です。会社にも迷惑かけてしまい、サラリーマンとして褒められるものではないと自覚しています。もともと私は以前から弁護士会の国選弁護人の活動もしていましたので、会社の仕事を全うしながら、弁護士の公益活動など何かに今回の経験を生かしていければと思っています」  悲しみの果てに見えた景色はどのようなものだったのか――。 デイリー新潮編集部

感想
 木村草太氏は三浦瑠璃氏を擁護ずるために、なんとかこじつけようとされたのでしょう。相手がそこに弱い弁護士なら反論できなかったと思います。
 つくづく、自分が正しくても裁判に勝つのは難しいと思いました。
 村木厚子さんは検察と戦わなければなりませんでした。村木さんについた弁護士が優秀でなかったら、えん罪になっていたでしょう。


日本は先進国から脱落しつつある、古賀茂明がデータもとに解説する「妖怪の孫」新映像 ”安倍政権を、これまでの日本を、これからの日本を考える多くの視点を与えてくれる映画”

2023-03-27 18:34:56 | 社会

「妖怪の孫」の本編映像の一部がYouTubeで公開された。 本作は“昭和の妖怪”と呼ばれた政治家・岸信介の孫であり、“美しい国、日本”をスローガンに掲げていた元総理大臣・安倍晋三がいったい何者で、この国に何を遺したのかを問う政治ドキュメンタリー。古舘寛治がナレーターを務めた。
公開された映像には、元官僚の古賀茂明がGDPランキングのデータを紹介しながら「(日本は)先進国の中でも上のほうにいたのに、どんどんどんどん下がってきて、先進国から脱落しつつある」と語る場面が収められた。 内山雄人が監督した「妖怪の孫」は、3月17日に東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。 (c)2023「妖怪の孫」製作委員会

感想
 安倍政権の行ったこと、過去10年の日本、これからの日本を考える上で多くの視点を知る映画でした。

安倍元首相はばあやに育てられ、山口に普段いた母の愛情を十分感じられなかったのかもしれません。
中学生になっても、寝るときにばあやの蒲団にもぐりこんできたそうです。

安倍政権を一言で言えば「やってるふりをする政権」になります。
本人も発言されています。
「アベノミクスはやっているふりをしていればよい。民主党政権はそのふりさえしなかった」
まさに日本が裕福な国から貧困国の仲間入りをした10年だったようです。

おもしろく、わかりやすい映画でした。
でも怖さもありました。
安倍政権の闇の部分を公表した人が、駅の階段の上から下まで落ちたそうです。
空手をやっていて、足腰には自信があったそうです。
カメラがない場所だったそうです。
死ぬところだったそうです。

また別の人が、安倍講演会事務所が選挙で対立候補の妨害を頼まれ妨害をした人が、その念書(安倍講演会の責任者のサイン)をインタビューで見せたら、周りから「身の安全のために止めた方がよい」とアドバイスされ、それからは沈黙を守ったとか。

最後に映画監督が自分の安全はどうなのだろうと述懐されていました。
自由に発言できる社会であって欲しいと願います。


「捏造」なのか「本当」なのか…高市大臣「総務省文書問題」が泥沼化したヤバすぎる背景

2023-03-27 09:55:22 | 社会
 経済安全保障担当大臣・高市早苗氏の「総務省文書問題」が紛糾し始めてから、まもなく1ヵ月が経とうとしている。 
 高市氏が「(文書は)捏造だ」と答弁した後に総務省が「行政文書」と認めたり、総務省が「レク(打ち合わせ)があった可能性が高い」と言うと高市氏が「レクを受けたと確認できない」と反論したり……。野党も辞任を要求し続け、本当の「論点」がどこにあるか分からない「泥沼」にはまり込んでしまった。 
 だが、水掛け論に終始し、放送法が抱える根本的な問題が議論されないのはあまりにもったいない。そもそも放送法には「内容が曖昧すぎる」という致命的な欠陥があり、これを解消しないと同じような問題が何度でも起きる可能性がある。
  文献や国会議事録を調べると、放送法には制定当時から「不偏不党」の解釈についての揺らぎがあったことが分かる。
 「第1条」では、放送法の目的が定められており、
(1)放送の最大限の普及、
(2)放送の不偏不党、
(3)健全な民主主義の発達、
の3つが掲げられている。
 このうち(2)放送の不偏不党については「政府のみが守るべき」なのか、「放送事業者にも要求される」のかという点で、議論が分かれてきた。
 「第3条」では「放送番組は、法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない」と定められている。ここを読めば、テレビ局は政府に干渉や規制をされることなく、自由に番組を作ることができる、という理解ができる。  
  ところが「第4条」では放送事業者に対し「公安及び善良な風俗を害しないこと」「政治的に公平であること」「報道は事実をまげないですること」「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」という4つの原則が提示されている。こうした原則に反するなら、「政府が放送番組に干渉できる」という解釈も可能だ。
  では、放送法を所管する総務省はどう解釈しているのか。一つの指針となっているのは、元総務事務次官であった金澤薫氏が記した『放送法逐条解説(改訂版)』だ。金澤氏は「第1条」について、「本条は目的規定である(中略)目的を達成するための具体的な規律の内容については、第2条以下に定められている」と説明している。第1条はあくまで「目的」で、これだけでは具体的な判断はできないということだ。  
  では、その後の部分を金澤氏はどう解釈しているのか。条文の内容について「規律の重要な事項として不偏不党及び真実を掲げている」と解説しつつ、「しかし、これらの規律を確保するために国が直接放送内容に干渉することは、放送の言論媒体としての性格からできる限り避ける必要がある」と記載されている。  
  これは「有権解釈」と呼ばれるもので、言うなれば総務省の「公式見解」である。その中で「国が直接放送内容に干渉すること」を避けるべきだと主張しているのだ。    にもかかわらず、条文が曖昧である限りは、政治の力によって解釈が捻じ曲げられる危険性は消えない。憲法が定める「言論の自由」を守るためにも、条文を意味が明確なものに変えていくというところまで、検討していくことが必要なはずだ。  「週刊現代」2023年4月1日・8日号より

感想
 高市大臣が「捏造でなかったら大臣辞める」と明言されているのですから、下記の選択肢しかありません。
1)大臣辞める
2)謝罪する
3)”捏造”という単語を正しく理解していませんでした。と説明しお詫びする。

 問題は安倍政権が、サンデーモーニングの放送内容に干渉したことです。
そして当時の高市総務相が「(政権の言う”公平”な内容になっていないと)電波を止める!」と発言したことです。
 まさに国が放送内容に干渉すると明言したのです。そのために各放送局は政権に都合の悪いことはダンマリが増えました。NHKなどは受信料を強制的に徴収しているのに、まさに”公平”な内容になってなく、政権の意向を反映しているのに電波は止められません。公平ではなく、政権に都合の良い場合は不公平でも良いが、政権に都合悪いことを発言するなら、政権側を”よいしょ”する人を番組に参加させて発言させなさいということなのでしょう。
 そう言えば、ジャニーズ喜多川氏のセクハラは大手マスコミはスルーです。
これは政権ではなく、ジャニーズ事務所ににらまれたくないからでしょう。
 結局力を持つものには従うマスコミの姿勢なのかもしれません。
私たちはTVだけの情報では偏った情報になると知っておいて、他からの情報収集に努める必要があるのでしょう。


長野いのちの電話「自殺予防公開講演会」:「子ども、若者が生きやすい社会とは? -教育行政から考える-」 前川 喜平氏 "官僚の中にも真剣に考えている人もいる”

2023-03-26 19:33:33 | 社会
 この顔を見ていただいてもご利益はありませんが。
今回のテーマは私も関心を持ってきた。私はただの役人38年、行政としてかかわってきた。「そのテーマにはちょっと自信がない」と答えたら、「教育行政から考える」という副題を付けてもらえた。

 岸田首相も急に「子どもは国の宝」と言い出した。子どもが宝とはどういうことか。私は孫いて、子どもより可愛い。古今東西共通で、 山上憶良の歌にある。どんな宝も子どもと比較できない。山上憶良は子煩悩。良い役人ではなかったと思われる。山上憶良は子どもの存在自体が宝だと。国の政治家の中には子どもは社会に役立つから宝と言っている。文科省自身がそういう考えである。
子育ては親だけだと考えていませんか? 社会、国の問題でもある。
子どもを育てることは、日本を支えるものである。未来を支える人材だから、子育ては大切である。戦争になったら戦争に行く。子育ては国のために必要との考え。経済だと経済を支えるための生産要員の人を育てる。そうなると生産性がある人間が大切になる。生産性がないと宝でない。子どもは子どもの存在自体が宝との発想でなければならない。人間として大切。だから子どもは大切。生まれながら主権を持っている。幸せになる権利を持っている。そこを出発点にならなければならない。

子ども権利条約、憲法(良い憲法だと思う)、一番大切なのは憲法13条が大切。幸福追求権、根っこは命が大切。
注)
第13条  すべて国民は,個人として尊重される。生命,自由及び幸福追求に対する国民の権利については, 公共の福祉に反しない限り,立法その他の国政の上で,最大の尊重を必要とする。

命ある存在として人間は大切、子どもは大切が基本。
少子化対策は、大人の都合で考える。子どもがいないと年金がもらえないからとか。
子どもファーストは子どもの人権を第一に考えないといけない。

子ども憲章。子ども権利条約。子どもが人権の主体。
子ども基本法が出来た。ないよりはあった方がよい。でもそれほど必要なない。子ども権利条約に既にある。政治を司る人が本気になって取り組むかどうかにかかっている。
子どもの大綱を作りなさい。子ども計画を作りなさい。
子ども基本法はこれまで出来ていた法律を束ねただけの法律。既存の法律で求めていた。
子ども政策推進会議 総理大臣と子どもに関わる大臣だけ。
どのくらいの頻度かわからない。年に2~3回。大した意味を持たない。
子どもコミッショナーが作られると良かった。子どもに代わって子どもの権利を主張し行政に伝える。子どもオンブズパーソンを作っている地方自治体もある。子どもコミッショナーを作るのは、左翼の考えと批判する人がいた。子どもは家庭内だと。子どもの権利をみとめないと。山谷えり子さんなど。
絵に描いた餅になっている。
子ども家庭庁ができる。私の立場から言えば要らない。子どもの政策が進むこととは関係ない。やる気があるかないか。組織を作ってやったふりをする。組織を新しくつくとやったふりができる。やってますよと。でも実際は何もやっていない。
子ども家庭庁は元々局があった。縦割りの弊害を失くすと言っているが、なくならない。子ども家庭庁と厚労省との縦割りができた。日本庁だと一つ。でもその中にまた縦割りができる。
厚生省と労働省を一つにして上手くやっている。
子ども家庭庁に関して、子ども家庭局がもともとあった。子ども家庭庁をを自民党若手が考えたときに、「家庭と言う言葉で虐待なども家庭であり傷つく子どもがいる」と考え。そして子ども庁を作ろうと。
自民党内で議論するときにまた家庭庁に戻った。子どもは家庭を基盤に育つ。
伝統的家族感がでてくる。子どもを育てるときの阻害要因になる。子どもは親の従属物との考えである。
それはまさに統一教会の考えと同じ。親の言いなりに従うのが良い子ども。子どもの人格を認めないない。統一教会の家父長仕組みが戦前の日本の仕組みと同じ。
周りの大人が子どもを尊重しないから子どもは自分を尊重できない。それが日本の子どもの自信のなさにつながっている。精神的幸福度は38か国中37位。身体的幸福度は日本は1位
精神的な幸福度のパラメーターで①生活満足度、②自殺率。日本は子どもの自殺率が高い。G7の中で、若者の自殺の死因は日本トップ。他の国は事故が死因のトップ。
高校生の心と身体の意識調査 日米中韓
自分は価値があるか 87%米国,84%中国 80%韓国 日本は45%
高校生以下の自殺が高止まりしている。2022年はついに500人を超えた

 映画作成に関与した。それは寺脇研さんの「子どもたちをよろしく」映画で自主上映会を行っている。自主上映したい方はぜひお声をおかけください。
中学校2年生が主人公と虐めているグループ。先頭に立って虐めている男の子とその陰にいる女の子。学校が出てこない。家庭がでてくる。父子家庭。貧困。即席めん。父親はギャンブル依存。風俗の運転手。母親は夫に愛想をつかして家を出居て行った。子どもには気を残している。いつか戻ってくるからと。それを頼りに生きている。
虐めている方もシングル同士が再婚。投資に失敗してDV。血のつながらない娘には暴力は振るわないがセクハラしている。
その問題がある。いじめの問題が家庭に起因している。
地域も行政も出てこない。児相もどちらの家庭にも介入してこない。
何を訴えたかったのは、子どもの居場所がない。子ども居場所を作ってくださいとのメッセージ。
どこにも居場所がない。居場所とは生きる場所です。そこがないと自殺につながる。自殺の前にSNSで繋がった人のところに集まる。

虐待を受けている子どもは家庭が地獄。
親を責めればよいか?
親は弱い親。親が困っている。ギャンブル依存。
親が社会の犠牲者でもある。
家庭がしっかりしていればよい。
憲法に「家庭はお互いに助け合わないといけない」を書こうとしている人々がいる。
親が子供を助けるなら子どもは親を助けないといけない。”お互い”
ヤングケアラーは憲法に書いてある。親を助けている立派な子どもだとなり、表彰するなどおかしな方向へ行く。
里親も日本が少ない。
現実の家庭にで育てられないなら仮の家庭を提供することが必要だけど、国はまだ十分にできていない。

次は学校に居場所になるか。不登校が増えている。児童生徒の不登校は2000年代は減っていた(ゆとり教育)。113,000人、2021年245,000人に増えている。倍増している。児童生徒数が減っているのに。子どもたちが学校から逃げている。教育関係者は深刻に受けとめないといけない。
不登校の要因を調査している。しかし厚労省は教育委員会、学校から情報を集めている。
無気力49%含め、本人に問題があるが61%。
家庭に不登校の原因があるのが12%。 
これは明らかにバイアスがかかっている。
学校は自分たちが責任あると思っていない。子どもたちが無気力だから。誰が無気力にしているか。
教職員の関係から不登校が1.22% 虐めから不登校が0.2%しかない。
学校に都合のよいバイアスがかかっている。
厚労省もバイアスがかかっているのは知っており、不登校の当事者から調査した。
 小学生だと30%が、中学では20%が先生との関係で不登校になったと言っている。
学校は本来子どもたちが安心して学べる場なのが、その場になっていない。
”ゆとり派” 私もそうだが。森喜朗さんもゆとり派、だけど森さんの考えは、勉強しなくてよい。知体道徳で体優先、その次が道徳の考え。
文科省は経験を積んで自ら学ぶことが大切との考え。それがゆとり教育の狙いだったが今はゆとり教育から知識を詰め込む場に戻った。

国家のための学校だった。森有礼が伊藤博文第一次首相時の最初のは文部大臣。国家のために学校教育がある。国家に役立つ子ども育てる。ランドセルが軍隊が背負っていた物。遠足は行軍。体育は軍隊式。詰襟は陸軍の服、セーラー服は海軍の服。軍隊式が多く取り入れられている。先生が号令をかける。命令する人間と命令される人間。教師が子どもを兵隊扱いする。運動部会には色濃く残っている。しごきがある。上級生と下級生、古参兵が新兵を虐めている。大変問題だと思っている。
体罰は教師による暴力。減っているが言葉による暴力は増えている。それに耐えかねて死を選ぶ。大阪桜宮高校の生徒が教師に暴力振るわれて自殺した。暴力は尊厳を壊する。それを学校側がやっている。それを変えないといけない。

いろんな子どもがいる。同じことができない子どもいる。いろいろ障害をもった子どもがいる。貧困を抱えている子どもがいる。マイノリティーの子どもがいるんだということを自覚しておかないといけない。しかし、その違いを学校側が認めていない。同じにさせよとしている。

教育機会確保法(略称)の基本理念に大事なこと
第三条1号
全ての児童生徒が豊かな学校生活を送り、安心して教育を受けられるよう、学校における環境の確保が図られるようにすること。 
⇒実際はそうなっていない。
(学校における取組への支援)
第八条  国及び地方公共団体は、全ての児童生徒が豊かな学校生活を送り、安心して教育を受けられるよう、児童生徒と学校の教職員との信頼関係及び児童生徒相互の良好な関係の構築を図るための取組、児童生徒の置かれている環境その他の事情及びその意思を把握するための取組、学校生活上の困難を有する個々の児童生徒の状況に応じた支援その他の学校における取組を支援するために必要な措置を講ずるよう努めるものとする。 
起立性調節障害だと朝起きれない。子どもはどうしようできない。ところが先生はそれを理解できず、「何で遅刻するんだ!」と本人に問題あると思って怒る。

教育機会確保法は、努めるようにする。努力義務。やっているふりができる。理念など抽象的なものは記載してあるが、やりなさいとの義務付けしていない。
学校教育法は義務付けている。

(特別の教育課程に基づく教育を行う学校の整備等)
第十条  国及び地方公共団体は、不登校児童生徒に対しその実態に配慮して特別に編成された教育課程に基づく教育を行う学校の整備及び当該教育を行う学校における教育の充実のために必要な措置を講ずるよう努めるものとする。 
⇒不登校学校はカリキュラムが柔軟。不登校でも通える学校。全国に21校、長野県にはまだない、ぜひ作って欲しい。
適応指導教室 学校に通えるようにする。私は学校が適応すべきと考える。文科省は学校教育以外に社会で自立することができるとの考えに変わった。

今でも学校復帰を目的として教育委員会が多い。
(学校以外の場における学習活動等を行う不登校児童生徒に対する支援)
第十三条  国及び地方公共団体は、不登校児童生徒が学校以外の場において行う多様で適切な学習活動の重要性に鑑み、個々の不登校児童生徒の休養の必要性を踏まえ、当該不登校児童生徒の状況に応じた学習活動が行われることとなるよう、当該不登校児童生徒及びその保護者(学校教育法第十六条に規定する保護者をいう。)に対する必要な情報の提供、助言その他の支援を行うために必要な措置を講ずるものとする。 
⇒フリースクールなど、学校以外の場を認めている。休校をみとめている。学校以外で学ぶことが大切と言っている。
 フリースクールは民間が頑張っている。認定制度はないが自治体によってはルールを作っているところもある。フリースクールは有料。大阪府池田市は公営フリースクールを作っている。運営はトイボックスに委任している。スマイルファクトリー。
世田谷区も始めた。教育支援センターを民間の東京シューレに委託していると。そこはフリースクールの草分け的な団体である。

不登校と並んで大きな問題は高校中退。中退がきっかけで転落している。実際減っている2.0%、1.6%。今1.2% 無償化で困窮者が通える。
1年間で全体で中退した人なので、3倍した%が高校入学してからドロップアウトした人数。高校進学率は生活保護世帯94%(全体99%)で、生活保護世帯の中退率は4.1%、3年間だと12%が高卒の資格を得ずに社会に出て行く。

子ども貧困対策、子ども基本法を作るのだが、子ども貧困の指標36
子ども貧困率13.9%、一人親に限定すると50.8%と半分。
ところが目標となる数字を立てていない。改善目標の数字が書いていない。
児童手当など改善する必要がある。児童手当3倍にすればすぐ改善できる。
岸田首相は倍増と言っているが眉にたくさん唾を付けないといけない。
子ども一人当たりの予算を倍増すると考えると、子どもが減るのでお金は変わらない。防衛費は直ぐに倍増できたが、岸田首相はやると言っているがいつまでにやるかは言っていない。

子どもが学ぶ場が学校。子どもを教える場が学校との先生である。
学習は児童生徒が主体。生きる人権が出発点になる。
不登校でも夜間中学だと学べるという子どもが多い。
長野県には夜間中学がない、。ぜひ作って欲しい。

高校中退に関して、数学の必修を止めようと言っている。賛同を得ていない。
学業に付いていけない理由が多い。一番わからないのは数学、次に英語。
数学が分からない。初めから小学校の分数から分からなくなっている。
その子どもたちにとって高校の数学Ⅰは苦痛でしかない。
学び直しは必要だが、高校で数学Ⅰをなくしたら、中退者がかなり減る。
文科省の役人はほとんどできる人で、賛同を得られなかった。

学校でも家庭でも居場所がない子どもには社会に居場所を確保したい。
人間関係の貧困。子どもを取り巻く環境があまりにも貧弱。
お金だけでは解決しない。
人間関係。子どもに善意で関わろうとする大人が必要になる。
そういう大人と交わる交流の場がある。血縁で結ばれた場が廃れている。
フリースクール、夜間中学などますます必要になる。
児童委員も重要。地域社会の中に子どもの場をつくり、親でもない先生でもない斜めの関係が必要。
おせっかいを焼く人が要る。自助、共助、公助で言えば、共助。その共助を支える公助が必要になってくる。
スクールカウンセラーは非常勤。それだけでは食べていけない。それが問題。スクールソーシャルワーカーも同じ。職業として成り立たせる必要があるがそれがまだまだ出来ていない。公務が必要になる。必要な公務をやる公務員を増やす。減らすだけではダメ。
放課後子ども教室、地域未来塾(無料塾)を厚労省も支援している。
文科省は地域の子ども対象。厚労省は対象を貧困とか絞っている。
都道府県でそれを一緒に運営することもできる。

熊本いのちの電話理事長のご挨拶
長野会場60名、松本会場10数名、オンライン100名の参加です。

長野は青少年の自殺が多い。理由はわからない。若者が生き辛さ。どうやったら希望を持てるか。心の声に耳を傾けることが唯一の方法ではないか。

質疑応答
Q;こどもが不登校だが私立にはお金の問題で通信制の学校に進学できない。公立の通信制の学校があります。

A;私立はたくさんがあるが玉石混合。NHK学園はよいけど、卒業するのは大変。小泉内閣時代に出来た学校は「勉強したくない高卒資格取りたい」と「効率良くして金儲けしたい」と合致している。
授業料以外の生活支援は奨学給付金(生活困窮者)の高校版。授業料無償は進んでいる。
しかし第一子は減額している。おかしい。経済的な問題は国、地方レベルで改善すべき点がある。
通信制でもドロップアウトする。通信制高校生を支援する場があるべき。自主夜間中学に関わっている。そこには高校生も来ている。地域の中にそういう場があるとよい。

Q;学校で生き難い、メッセージを発生している。学校退職しても教育委員会でのさばっている。

A;学校の中身は校長次第。「夢みる校長先生」の映画が間もなくできる。夢みる小学校ヤギを育てて学ぶ学校。地域が支えている。子どもの体験から学ぶ。
校則を廃止した学校もある。校長になりたい人は、上昇志向が強い。
『ぼっちゃん』にも出てくる。校長次第。私を学校に呼んでくれる校長もいる。私は「大人を信用するな」と言っているのですから。
呼んでくれる校長は例外なく来年退職する校長さん。
天下りしか考えていない校長をなくせるか。教育委員会の中に本当に子どもたちのことを考えている人が入らないとだめ。
愛知県犬山市には反厚労省の考えの人の教育委員会に多くいた。そして厚労省がやることに反旗を掲げた。そういう委員会が増えて欲しい。

Q;不登校の子どもに接触して、学べる場があってほしい。

A;子どもたちが自由に学ぶとは子どもたちの意思で学べることが重要。束縛がないだけではない。今の仕組みの中でもできるが、校長のキャラクターに依存する。コミュニティースクールの学校協議会が地域の人も参加できる。要望を教育委員会に出せる。もちろんそれを止める教育委員会でなければならない。意見を出していくことも必要。不登校特例校、長野県にはまだない。オルターナティブな学校を作っていく。仕組みを作ろうと思う住民の意向が重要になる。
 教育機会確保法に学校以外も認めるという仕組みを作ろうとしたが、反対論が多く、政治家にも与党野党にも多かった。子どもが楽しく学ぶ場があると学校に行かなくなる。学校は苦痛の場と言っている。苦しい学校生活を送ることが学校と思っている人もいる。家父長主義の影響かと思う。
 教育機会確保法の第二段、第三段で学校教育以外を認める考えだったがそれが出来ていない。憲法改正しなくてもよい。
第26条
1項 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
2項 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。 
⇒どこにも”学校”で「普通教育を与える」とは言っていない。
戦前も学校以外の義務教育があった。それを国民学校法1941年で学校に行かないといけなくなった。そして公費で支える。それは法律を改正すればできる。楽しく学びる場をつくろうとの考えがない。

Q:公的な支援、いのちの電話もボランティアではなく公的にやるにはどうしたら良いか?

A;岸田さんは、 将来的に”と言っているので、やらないでしょう。どうい政治家、政党を選ぶかです。自民党はやろうとしている。民主党は小学校二年生までは35人した。それ以上はできなかった。萩生田さんが文科大臣のときにそれをやろうとした。自公政権、安倍政権がやろうとした。評判が悪かった免許制度を民衆党は廃止しなかったが、自公は廃止した。
令和の特命委員会は給与特別法、公務員の先生には残業代を出さない。一律給付。これを検討している。残業を減らす、給与を増やす。日教組から言えば萩生田さんはやってくれている。他の問題に自民党にすり寄ってはいけない。日教組は「教え子を戦場に送るな」の考え。この(戦争をやろうとしている)政権を支持してはいけない。連合をみていると、すり寄っている。
連合の事務局長は日教組出身。よく一緒に会合した。
教育は国政の野党与党は関係ない。区別なく政治を動かしていくことが重要である。

Q;学校の体質を変えることは必要。担任の言葉で傷つき、不登校になった。教頭と話し合ってクラスを変えて再登校できた。しかし、担当は謝らなかった。どういう先生が信頼できるか?

A;部下に対する接し方を見ていればわかる。部下から誘われる上司。私はよく誘われた。ひょっとして私の財布を当てにしていたかもしれないが。権威的な立ち振る舞い。”丁寧な説明”は言葉だけ丁寧。
幼稚園のニーズが減って保育所のニーズが高まった。それで幼稚園を保育園にする必要があった。元々保育園は幼児園だった。

感想;
 子どものことに関する法律や行政の支援体制を知らなかったことを知りました。
印象的だったのは、校長によって学校は何とでもできるとのことでした。
虐めや自殺がある学校は、ハッキリ言って校長がよくないと言えるかもしれません。
 行政は官僚のやりたいことができず、力のある政治家の影響を大きく受けるということです。
 変えていくなら、政権を変えていかなければ何も変わらないということです。