見ていて「Q」という日本映画を思い出した。
<正直に質問に答えないと殺されてしまう>という映画。
解答者は殺されてしまうから本当のことをどんなに都合の悪いことでも答えざるを得ないというわけだ。
この作品「ザ・クイズショウ」も同じコンセプトの作品。
ただしテレビドラマだから毒性は薄まっている。(もともとは深夜ドラマだったらしいですね。深夜で放映した時の方が毒が強かったとか)
こういう作品のいい所はロケの製作費がかからないことですね。
スタジオだけで撮影が済んでしまう。
しかも映像的には新鮮!
CGも使えるしテレビの調整室の様子もわかる。
しかしマイナスも。
映像的に最初は新鮮でも段々飽きられてくること。
ネタバレしやすいこと。
実際今回も安藤康介(哀川翔)が犯人であることは見え見えでしたからね。
だから小技(<以心伝心>とか<召還>とか)で繋いでいくしかない。
「恥部」を連発する康介の歌とロック歌手をデフォルメした描写も面白かった。
しかしそれらはあくまで小技。絶対的な面白さには繋がらない。
では大技は?
この作品の大技はラストの種明かし。
なぜ神山悟(櫻井翔)とディレクター本間俊雄(横山裕)は康介の犯したことのすべてを知っているのか?
それはマネージャーの駒沢(東根作寿英)が話していたから。
種明かしをされてみれば「そんなことか」と思ってしまう内容だが、しっかり辻褄があっている所がいい。
番組中に流れた『駒沢逮捕』のテロップも康介を騙すためフェイクだったというのも気がきいている。
この作品の今後の面白さは<クイズの解答者にどんな人物を持ってくるか>ということと<どんな種明かしを用意するか>ということでしょうね。
後は<頭脳戦>。
今回は犯人・康介が一方的にやられっぱなしでしたからね。
すべてディレクター本間の手の中で踊っている感じ。
あるいは康介はクイズでわざと間違えて犯行を隠すことも出来たという可能性もあるわけで。
これではイマイチサスペンスとして盛り上がらない。
様々な課題を残すこの作品ですが、こういう作品を作った製作側の志を買います。
<正直に質問に答えないと殺されてしまう>という映画。
解答者は殺されてしまうから本当のことをどんなに都合の悪いことでも答えざるを得ないというわけだ。
この作品「ザ・クイズショウ」も同じコンセプトの作品。
ただしテレビドラマだから毒性は薄まっている。(もともとは深夜ドラマだったらしいですね。深夜で放映した時の方が毒が強かったとか)
こういう作品のいい所はロケの製作費がかからないことですね。
スタジオだけで撮影が済んでしまう。
しかも映像的には新鮮!
CGも使えるしテレビの調整室の様子もわかる。
しかしマイナスも。
映像的に最初は新鮮でも段々飽きられてくること。
ネタバレしやすいこと。
実際今回も安藤康介(哀川翔)が犯人であることは見え見えでしたからね。
だから小技(<以心伝心>とか<召還>とか)で繋いでいくしかない。
「恥部」を連発する康介の歌とロック歌手をデフォルメした描写も面白かった。
しかしそれらはあくまで小技。絶対的な面白さには繋がらない。
では大技は?
この作品の大技はラストの種明かし。
なぜ神山悟(櫻井翔)とディレクター本間俊雄(横山裕)は康介の犯したことのすべてを知っているのか?
それはマネージャーの駒沢(東根作寿英)が話していたから。
種明かしをされてみれば「そんなことか」と思ってしまう内容だが、しっかり辻褄があっている所がいい。
番組中に流れた『駒沢逮捕』のテロップも康介を騙すためフェイクだったというのも気がきいている。
この作品の今後の面白さは<クイズの解答者にどんな人物を持ってくるか>ということと<どんな種明かしを用意するか>ということでしょうね。
後は<頭脳戦>。
今回は犯人・康介が一方的にやられっぱなしでしたからね。
すべてディレクター本間の手の中で踊っている感じ。
あるいは康介はクイズでわざと間違えて犯行を隠すことも出来たという可能性もあるわけで。
これではイマイチサスペンスとして盛り上がらない。
様々な課題を残すこの作品ですが、こういう作品を作った製作側の志を買います。