★主人公が<婚カツ>せざるを得なくなる状況の作り方が上手いですね。
就職のためについてしまったウソ。(「就職できれば待ってくれている彼女と結婚できる」)
それがケーブルテレビ「こんにちは区長」で美談として放映され、商店街はお祭り騒ぎ。ご祝儀袋がいっぱい。
翌日区長からは大反響だと聞かされ、結婚式では主賓としてスピーチをすると言われる。
父親は婚礼衣装をあれこれ考え、友人・繁(佐藤隆太)はバイクを売ってお祝いのお金を作る。
ひとつのウソがどんどん発展していって主人公が抜き差しならない状況に置かれる。
まさに喜劇の常道。
★邦之(中居正広)を取り巻く女性達の描き分けもいい。
春乃(上戸彩)はバイト。邦之に密かに想いを寄せているらしい。
優子(釈由美子)はお見合いパーティで知り合った女性。
真剣に結婚を考えている彼女は邦之を相手にしていない。
そして真琴(りょう)。結婚パーティを主宰する会社の社長で邦之とは子供時代の野球仲間。
春乃が邦之に対してプラス、優子がマイナスとすれば、真琴はどちらにも転ぶニュートラルなキャラ。
今後この3人の女性達との恋愛がそう発展していくか?
そんな期待の持てる描き分けでした。
★この様にこの作品は語り口がスムーズな作品。安心して見られる。
ただその分ゴツゴツした引っかかりがないんですよね。
薄味のドラマ。
まあ半分喜劇ですから仕方がないのですが、最近その薄味が物足りなくなってきた。
テーマは<幸せになることに貪欲になれ!>ということでしょうか?
邦之は一応今回で<本気>になった様ですが、今後どれくらいの本気を見せてくれるか?
あるいは<結婚><婚カツ>に関して邦之が何を考え、どれくらい悩むのか?
そんな所がこの作品の成否を分けるポイントになると思います。
※追記
ウソが本当になる。
大河ドラマ「天地人」もそうでしたね。
跡目は遺言で景勝。そのウソが本当になった。
ウソも方便。邦之の様にウソを本当にするために戦う。
ウソから入って事態を打開していくというのも生き方のひとつかもしれません。
就職のためについてしまったウソ。(「就職できれば待ってくれている彼女と結婚できる」)
それがケーブルテレビ「こんにちは区長」で美談として放映され、商店街はお祭り騒ぎ。ご祝儀袋がいっぱい。
翌日区長からは大反響だと聞かされ、結婚式では主賓としてスピーチをすると言われる。
父親は婚礼衣装をあれこれ考え、友人・繁(佐藤隆太)はバイクを売ってお祝いのお金を作る。
ひとつのウソがどんどん発展していって主人公が抜き差しならない状況に置かれる。
まさに喜劇の常道。
★邦之(中居正広)を取り巻く女性達の描き分けもいい。
春乃(上戸彩)はバイト。邦之に密かに想いを寄せているらしい。
優子(釈由美子)はお見合いパーティで知り合った女性。
真剣に結婚を考えている彼女は邦之を相手にしていない。
そして真琴(りょう)。結婚パーティを主宰する会社の社長で邦之とは子供時代の野球仲間。
春乃が邦之に対してプラス、優子がマイナスとすれば、真琴はどちらにも転ぶニュートラルなキャラ。
今後この3人の女性達との恋愛がそう発展していくか?
そんな期待の持てる描き分けでした。
★この様にこの作品は語り口がスムーズな作品。安心して見られる。
ただその分ゴツゴツした引っかかりがないんですよね。
薄味のドラマ。
まあ半分喜劇ですから仕方がないのですが、最近その薄味が物足りなくなってきた。
テーマは<幸せになることに貪欲になれ!>ということでしょうか?
邦之は一応今回で<本気>になった様ですが、今後どれくらいの本気を見せてくれるか?
あるいは<結婚><婚カツ>に関して邦之が何を考え、どれくらい悩むのか?
そんな所がこの作品の成否を分けるポイントになると思います。
※追記
ウソが本当になる。
大河ドラマ「天地人」もそうでしたね。
跡目は遺言で景勝。そのウソが本当になった。
ウソも方便。邦之の様にウソを本当にするために戦う。
ウソから入って事態を打開していくというのも生き方のひとつかもしれません。