平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

ナルニア国物語 ライオンと魔女

2009年08月12日 | 洋画
 ナルニア国物語 第1章「ライオンと魔女」

 子供が夢みることが凝縮されている感じです。
 まず自分が勇者になること。
 ピーター、スーザン、ルーシーの兄妹はサンタクロースに武器を、ライオンのアスランには<勇者>の称号が与えられる。(この時に次男のエドモンドは魔女に捕まっていていない)
 正しき者、強き者への憧れ。
 これって子供の夢。
 おまけに彼らはラストでは北、東、西、南の城を統治する王、王女様になってしまう。
 これも子供がワクワクすること。

 動物と話が出来て心通わせることも子供の夢でしょうね。
 子供は動物が大好き。
 動物と話が出来たらこんなに楽しいことはない。
 おまけにそれが気高いライオンであったら。
 この作品はこうした夢も実現してくれる。

 魔女を始めとする異形の者への怖れもそう。
 忘れてしまったけど、子供の頃われわれは何を見ていたんでしょうね。
 「トトロ」ではないが、きっとオトナには見えない様々な者を見ていたのではないか?
 でなければ、魔女やゴブリン、ガーゴイル、一角獣、半獣みたいなイメージは思いつかない。
 また、これらを捨ててしまったら、現実は色褪せてつまらなくなってしまう。
 こんなに豊かなイメージがあるのに否定してしまったら、損した感じがする。

 子供に戻って異世界に遊ぶことは最高のぜいたくだ。
 そんなぜいたくをこの作品はかなえてくれる。
 「ドラクエ」もいいが、ビジュアル力ではまだ映画にはかなわない。
 イメージの世界で遊びましょう!

※追記
 衣装ダンスが異世界に通じているという仕掛けもなかなか。
 今で言うと衣装ダンスはテレビなんですかね。
 テレビは見る者を異世界に導いてくれる。

 ナルニアで過ごした時間が現実の時間ではごくわずかという設定も面白い。
 ルーシーたちはタンスの中で眠って夢を見ていただけかもしれないと思わせる。


コメント
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