平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

海賊戦隊ゴーカイジャー~オトコはやはりコスプレ好きである!

2011年09月23日 | コミック・アニメ・特撮
 オトコはやはりコスプレが好きである。
 少し前の「海賊戦隊ゴーカイジャー」第27話「アバレ七変化で新合体」では、ゴーカイ・ピンクのアイム・ド・ファミーユ(小池 唯)が見事にコスプレ!

 物語は、怪人ダイヤールが女性の幸せエネジーを吸い込むという話。
 このダイヤール、胸についたダイヤルで自分の体を自由自在に大きくしたり小さくしたり出来る。

 そこでアイムが大活躍!
 幸せいっぱいのウエディングドレスの花嫁に化けて、エネジーを吸い込みに来たダイヤールをおびき寄せ、胸のダイヤルを銃で破壊する。
 そしてコスプレ大会開始!
 様々なコスプレをして、<女性の幸せエネジー>が詰まったダイヤールの杖を奪おうとする。
 まずはセーラー服の女子高生。「埼玉から出てきて道がよくわからないんですぅ」と上目使いをする。
 ピンクのナースになって、「注射、痛くないから」と注射攻撃をする。
 制服を着た婦警さんになって、ダイヤールをミニパトでぶつかる。←やりすぎ!

 ちなみに、この作品を見たことがない人に申し上げると、アイムはどこかの星の王女様で、ティーカップで紅茶を飲むようなお嬢様キャラ。
 フリフリのついたロングドレスを着ていて、ゴーカイ・シルバーに言わせると「守ってあげたい可憐な女の子」。
 そんなアイムがコスプレで弾けたから面白い。
 見事なギャップである。
 今回ゲストで登場したアバレンジャー・ブルーも、アイムのコスプレ攻撃に「そのあばっれっぷり、あっぱれだ!」と大絶賛!(笑)
 そして、このエピソードで、僕を含めた<アイム推し>が増えたことだろう。

 テレビを見る理由は、人それぞれだろうが、基本的には息抜き、娯楽。
 その意味では、オトコたちの願望を直球で描いてくれたこのエピソードは秀作である。
 制作陣の願望やパワーに溢れている。
 そして、こういう作品が小難しい芸術作品よりもわれわれにパワーを与えてくれる。

※追記
 この作品、粗っぽく作られているように見えて、実はディティルも凝っている。
 たとえば教会で花嫁を見た時のリアクション。
 アイムは「幸せそう」と普通にリアクションするのだが、ゴーカイジャーのもうひとりのヒロイン・男勝りのルカ(市道真央)は「きれいな指輪!」とリアクションする。「きれいな花嫁さん」ではなく「指輪」である。(笑)
 見事なキャラクターの描き分けですね。


コメント
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