『Q10』『怪物くん』『妖怪人間ベム』『悪夢ちゃん』……
日テレ・土曜9時のドラマは、<異なる者>が現実に悩む人たちに力を与えていく作品が多い。
『泣くな、はらちゃん』の場合は漫画から出てきた主人公。
さて、はらちゃん(長瀬智也)は今回、越前さん(麻生久美子)をどのように力を与えたか。
まずは<あきらめない心>。
勝負や挑戦から逃げてしまう越前さんの基本的な考え方はこうだ。
「無責任に『やってみなきゃ分からない』とか『夢は叶う』とかいうの嫌いです」
「諦めるのって別に悪いことじゃないと思いますけど。嫌な思いもしませんし」
確かに挑戦しなければ敗北することはなく、傷つきませんからね。
的確な自己防衛手段。
しかし、今回越前さんは、はらちゃんのウザい(?)応援もあり、新作かまぼこの勝負に挑戦した。
結果は敗北。
でも、越前さんは傷つかなかった。
戦って敗れて、むしろ清々しく、達成感の方が大きかった。
越前さんがまたひとつ解放された瞬間である。
そして、それは越前さんが「自分のことを好きになった」瞬間でもあった。
百合子(薬師丸ひろ子)は、恋の相談に来たはらちゃんにこう語る。
「越前さんに必要なのはまだ恋じゃないかもね。まずは自分をもう少し好きにならないと恋には進めない」
実に的確な言葉だと思う。
越前さんが取り戻さなくてはならないことは、<自分を好きになること>なのだ。
この点でも、今回越前さんは一歩前に進むことが出来た。
その原動力になったのは、はらちゃんの言葉。
「すごいです!」
「うれしいです!」
「大好きです!」
「ずっとそばにいたいんです!」
これらの言葉をかけられるだけで、人はどんなに勇気づけられることか。
最後に、薬師丸ひろ子さんが演じる百合子って、消えた漫画家の矢東薫子先生ですよね。
「人生という名の戦いから降りた」彼女に何があったのだろう?
日テレ・土曜9時のドラマは、<異なる者>が現実に悩む人たちに力を与えていく作品が多い。
『泣くな、はらちゃん』の場合は漫画から出てきた主人公。
さて、はらちゃん(長瀬智也)は今回、越前さん(麻生久美子)をどのように力を与えたか。
まずは<あきらめない心>。
勝負や挑戦から逃げてしまう越前さんの基本的な考え方はこうだ。
「無責任に『やってみなきゃ分からない』とか『夢は叶う』とかいうの嫌いです」
「諦めるのって別に悪いことじゃないと思いますけど。嫌な思いもしませんし」
確かに挑戦しなければ敗北することはなく、傷つきませんからね。
的確な自己防衛手段。
しかし、今回越前さんは、はらちゃんのウザい(?)応援もあり、新作かまぼこの勝負に挑戦した。
結果は敗北。
でも、越前さんは傷つかなかった。
戦って敗れて、むしろ清々しく、達成感の方が大きかった。
越前さんがまたひとつ解放された瞬間である。
そして、それは越前さんが「自分のことを好きになった」瞬間でもあった。
百合子(薬師丸ひろ子)は、恋の相談に来たはらちゃんにこう語る。
「越前さんに必要なのはまだ恋じゃないかもね。まずは自分をもう少し好きにならないと恋には進めない」
実に的確な言葉だと思う。
越前さんが取り戻さなくてはならないことは、<自分を好きになること>なのだ。
この点でも、今回越前さんは一歩前に進むことが出来た。
その原動力になったのは、はらちゃんの言葉。
「すごいです!」
「うれしいです!」
「大好きです!」
「ずっとそばにいたいんです!」
これらの言葉をかけられるだけで、人はどんなに勇気づけられることか。
最後に、薬師丸ひろ子さんが演じる百合子って、消えた漫画家の矢東薫子先生ですよね。
「人生という名の戦いから降りた」彼女に何があったのだろう?