平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

しゃべくり007~ゴールデンボンバーという生き方

2013年02月27日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 『しゃべくり007』に出演したゴールデンボンバー。
 その<とらわれない生き方>は逆にカッコイイ!

 まず芸名。その命名理由は
「三文字だとカッコイイから」(笑)~鬼龍院翔
「喜矢武(きゃん)って音がカッコイイと思ったから。でも沖縄にライブに行くと、沖縄出身でもないのにこんな名前をつけたことがちょっと気まずい」(笑)~喜矢武豊
「カラオケって女の子に人気があるから」(笑)~歌広場淳
「ダルビッシュみたいにモテたかったから」(笑)~樽美酒研二
 自由だな~! いい加減だな~!

 ゴールデンボンバーに参加した理由も
「先輩の紹介」(笑)~樽美酒研二
「ネットで、『ベース募集。ギター弾けない人大歓迎』という告知を見て、話を聞いてみたら、気が合いそうだから参加することにした」(笑)~歌広場淳
 と、流されるまま。
 東大を目指して徹夜するとか、プロのミュージシャンを目指してギターを猛練習するというのとはかけ離れている。
 彼らを見ていると、<目標にむかって努力して、挫折して傷つく>みたいなことが、いかにバカバカしいことかがわかる。
 人の運命など、どこでどう転ぶかわからないってことがわかる。

 音楽に対する情熱もない!(笑)
 情熱があるのは曲を作っている鬼龍院翔さんだけ。
 あとの三人は鬼龍院さんに任せっきり。
 だから
「レコーディングがいつ行われているか知らない」(笑)
「鬼龍院が曲を作っている時は、三人でスノボに行ってた」(笑)
「音楽番組などで、ミュージシャンの方々と一緒にいると気まずい」(笑)
「ライブで曲出しをする時、i-podのボタンを押す係だが、緊張して上手く押せない」(笑)
「ライブでどんなパフォーマンスをやるかという会議をマクドナルドでやっているが、考えるのはいつも鬼龍院」(笑)
 こんな三人に鬼龍院さんはよく怒らないなと思うが、鬼龍院さんは「こんな自分についてきてくれて有り難い」と思っているらしい。
 鬼龍院さん、めっちゃいい人!
 というか、これがゴールデンボンバーのバランスなんでしょうね。
 逆に自己主張する三人だったら衝突したりして、鬼龍院さんはやりづらかったはず。

 さて、このように現在人気絶頂のゴールデンボンバーだが、人気が永遠に続くとは思っていないらしい。
 だから
「資格をとっている」(笑)
「アキバに店を出そうと思っている」(笑)
「貯金をして将来は静かな生活をしたい」(笑)
 このスタンスもカッコイイ!
 フツー、人は現状をより良くしたり、維持したいと思って汲々とするものだが、彼らはそれらにこだわっていない。
 先にも述べたとおり、流されるまま。
 人気がこのまま続いてくれれば有り難いし、落ちれば仕方ないと思う。
 これってすごい達観だ。
 現状を維持したり、より良くしようとするから人は苦しむ。
 彼らはこのことを理解しているのであろう。
 だから、彼らは自由でいつも楽しそうだ。
 樽美酒研二さんは、「オフの日はツーリングやスノボをして過ごす」「人気が出てキャバクラのお姉さんにやさしくされるのが嬉しい」と現在をひたすら楽しむ。

 現在、日本で自殺する人は年間3万人。
 だが、<ゴールデンボンバーという生き方>をすれば自殺者は少しは減るかもしれない。


コメント (2)
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