平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

消費税を3%上げて、2%の経済対策。だったら1%上げたらどうだろう?

2013年09月12日 | 事件・出来事
消費増税「2%」分実質還元…首相、苦肉の判断(読売新聞) - goo ニュース

報道に拠れば、どうやら安倍首相は消費税増税を決意したようだ。
しかし首相は<3%の引き上げを「あまりにも大幅過ぎる」とみて、2%相当の経済対策を実施する案を考え出した>そうだ。
これっておかしくないだろうか?
3%分の税収が増えても、経済対策で2%分を使う。
だったら消費税UPを1%にすればいいじゃん。
世の中そんなに単純じゃないと言われるかもしれないが、経済対策と言ったって、公共事業とか一部の人間にしかお金がいかない、どーしようもない従来型の対策しかしないと思うし。
結局2%をドブに捨てるだけ。

これで景気は失速。
アベノミクスは失敗ですね。

『朝から生テレビ』では、元財務官僚で、現嘉悦大学の高橋洋一教授は「歳入庁を作って税金の未徴収分を回収できれば、9兆の税収がある」と言っていたし、政治家なら<財務省の敷いたレール>や<従来の自民党の発想>にこだわるのではなく、もっといろいろなことを考えて下さいよ。

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野田元総理の「尖閣の国有化の評価は歴史に委ねる」発言を考える

2013年09月12日 | 事件・出来事
尖閣国有化「評価は歴史に委ねる」 野田前首相、HPに(朝日新聞) - goo ニュース

民主党の野田佳彦前首相は11日、「国有化は国家戦略上の政治決断だった。その評価は歴史に委ねる」とブログでコメント。
これって無責任じゃないかな?
野党とはいえ、野田氏は今でも国会議員であるわけだから、こじれた日中関係回復に尽力すべき。
国有化の件を中国側に国際会議の立ち話でしたという拙劣さにも反省がないし。

もし戦争が起こったら、野田さん、あなたは戦争のきっかけをつくった<愚かな総理大臣>として歴史の評価を受けることになりますよ。
今からでも関係回復の努力して下さい。

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Woman 最終回~人生は思い出の積み重ね

2013年09月12日 | ホームドラマ
 ストーリーはオーソドックスなんですが、語り口が上手いんですよね。
 たとえば、栞(二階堂ふみ)が骨髄移植のドナーとして適合したシーン。
 せりふはなくて映像だけで描かれる。
 栞が崩れ落ちて公衆電話の受話器を落としたり、自転車を倒したりするから、視聴者は一瞬「適合しなかったんだ」と思ってしまう。
 しかし、医師・澤村(高橋一生)が背中から倒れ込んで喜ぶシーンがあって適合したことがわかる。
 上手いですね。

 小春(満島ひかり)の手術のシーンも、望海(鈴木梨央)の<絵日記>で描かれた。
 普通の作品だと、小春が手術室に運ばれるシーンがあって、手術室の前で家族が成功を祈るシーンがあって……とお決まりのシーンが続くのだが、それをしない。
 あるいは小春の手術後の経過が、絵日記で描かれないので、もしかしたら手術は失敗したんじゃないかとも思ってしまう。
 これも上手いと思いました。

 全編を通してのテーマとしては、〈人生は思い出の積み重ね〉ということでしょうか?
 人は、いくつもの思い出を他人と共有して生きていく。
 他人と共有できる思い出がたくさんある人は幸せ。
 その人の人生の評価は、思い出を共有した他人がそれぞれに決めるもの。
 また思い出は、たとえ哀しくつらいことであっても、時間が経てば笑い話になる。

 ぼくなんかは、恥ずかしくて穴に入りたくなってしまうような思い出や、つらい思い出ばかりで、他人と積極的に関わって<思い出づくり>をすることに躊躇してしまうのですが、小春は強いですね。
 今後は小春を見習い、<つらいことも恥ずかしいことも後では笑える思い出になる>という言葉を信じてがんばっていきたいと思っています。

 あと印象に残ったのは、少し前の回で、信さん(小栗旬)が語った『思いを込めて生きる』ということ。
 つまり一瞬一瞬を大切に味わいながら生きていくという姿勢。

 この作品には、生きていく上で大切なことが詰まっていますね。
『一度犯した罪は決して解消されることなく、十字架として一生背負っていかなければならない』という栞のテーマもシビアですが、真実。

 最後に満島ひかりさん、田中裕子さんたちがすごいのは知っていましたが、二階堂ふみさんもすごい。 
 迫力のある演劇空間でした。


コメント (4)
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