平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

党首討論で安倍首相のウソが発覚!~税収21兆円UPはゴマかしの数字だった!

2016年06月21日 | 事件・出来事
 本日の日本記者クラブでの党首討論の記者からの質問で次のことが発覚した。

 何と、安倍首相が演説やテレビの討論番組などでよく言う
 「税収21兆円UPしました」は、都合のいいインチキな数字だったのだ。

 確かに2012年に比べて21兆円UPしたのは事実だ。
 だが、2012年と言えば、リーマンショック~東日本大震災と続いた日本経済のどん底の時期だ。
 そんな時期と比べて、21兆円あげたと言われてもねぇ。

 ちなみに、これを第一次安倍政権の2007年と比べると、
★2007年の国税~51兆円
★2015年の国税~51.3兆円 と微増しただけ。

 地方税を加えた税収全体で見れば、
★2007年の国税+地方税~92兆円。
★2015年の国税+地方税~99兆円。(うち8兆円は消費税3%分だから実質91兆円)

 要するに
 2012年のどん底が普通に戻っただけで、アベノミクスの効果でも何でもなかったのだ。

 サミットの時といい、本当に安倍首相ってウソの数字をつくって自画自賛するのが上手いよな。
 危ない、危ない。
 あやうくダマされる所だったぜ。
 おそらく安倍首相が言う数字は、こんなインチキな数字ばかりだろう。
 自分に都合のいい所だけ切り取って、アベノミクスがすごいと言っている。

 このウソつき体質は、
 前回の参議院選挙で、経済再生を主張して<特定秘密保護法>を通したり、
 前回の衆議院選挙で、アベノミクスを主張して<戦争法案>を通したのと同じ。
 今回、勝たせたら経済などそっちのけで、<憲法改正>をやって来る。

 安倍首相のウソとゴマかしにはもううんざりだ。

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ゆとりですがなにか? 最終話~完璧な大人なんかいない。ダメな所を認め合って共感しよう

2016年06月21日 | 学園・青春ドラマ
「はたして完璧な大人っているのかな?
 人は誰も過ちを犯す、逃げる、怠ける、間違える、道に迷う、言い訳する……心の思春期は生きてる限り続きます。だから、他人の過ちを許せる大人になって下さい」

 山路一豊(松坂桃李)が生徒に語った言葉だ。
 この作品のテーマはこれですよね。
 みんな何かが欠けている。
 坂間正和(岡田将生)も道上まりぶ(柳楽優弥)も宮下茜(安藤さくら)も。
 欠けているどころか、みんな欠点だらけ。
 それは〝ゆとり世代以前〟の親父たちも同じ。
 麻生(吉田剛太郎)は一見、酸いも甘いもかみ分けた、ちょい悪親父に見えるが、実はダメ男。
 野上(でんでん)は人情派のデキる部長に見えるが、実は接待が大好きで、食中毒事件まで起こしてしまうダメ男。

 でも、彼らは、いろいろな所に頭をぶつけながら、懸命に生きている。
 悩みながら戦っている。
 そして、お互いのダメな所をさらけ出し、認め合うことで繋がっている。
 これが青春、思春期の感性なのだ。

 あと面白かったのが、悦子先生(吉岡里帆)。

 

 「教育実習が終わって燃え尽きました」「教師は大変なのでやめました」と言ってしまうような〝ゆとり〟なのだが、エッチなことはしっかりやっている。
 教師という関係では山路の方が悦子より上なのに、男女の関係だと、山路はドーテーなので、たちまち立場が逆転してしまう所が面白かった。
 ドーテー山路にとって、悦子は自分を振りまわす、とんでもない魔物に見えたことだろう。
 吉岡里帆さん、『あさが来た』の丸眼鏡の田村宜役もやっていたけど、いろいろな役を巧みにこなすなぁ。

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