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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

ひよっこ 第6週~魅力的な乙女寮の女の子たち! 豊子は図書室の本をア行から読んでいたww

2017年05月13日 | ホームドラマ
 東京での日々。
〝一日中寝られること〟や〝部屋で勉強ができること〟に喜べるって、すごいよな~。
〝クリームソーダ〟や〝コロッケ〟や〝銭湯のラムネ〟にも感動できる。
 母のつくってくれたブラウスにも涙を流せる。
 みね子(有村架純)たちを見ていると、2017年の今はほんとうに豊かなのだろうか、と思ってしまう。
 ……………

 乙女寮の女の子たちが魅力的だ。

 青天目澄子(松本穂香)は風呂が遅い(笑)
 銭湯に行っても最後に出てくるのは澄子。
 しかし、そんなことは気にせず、
「銭湯はいいな~。大きいお風呂に入れるって幸せ~」
 と心から語る。
 澄子の〝喜びを感じる力〟って大きいんですよね。
 彼女の目に映る世界はすべてがキラキラと輝いているのだろう。

 兼平豊子(藤野涼子)は中学を出たばかりなのに何でも知っている。
・トロイカは三頭立ての馬橇。
・バイヤンはアコーディオン。
 なぜ知っているかというと、学校の図書室の本を、あ行から順番に読んでいたから(笑)
 豊子は本当に勉強したかったんだな~。
 物事を見る目もするどい。
・音楽を教えている高島雄大(井の脇海)の上着を見て、「上着、大きくねえですか?」(笑)
・時子(佐久間由衣)には田舎から出てきた女の子が悪人にダマされる話をする。(笑)
 物事から距離を置き、冷静に見るのが豊子のスタイルだ。
 この点は澄子とは対照的。
 でも、そんな豊子が楽しそうに笑う瞬間があって、それがいい。
 仲間たちとふれ合って、豊子の〝喜びを感じる力〟はどんどん大きくなっていくのだろう。
 ……………

 ロシア民謡、ロシア革命。
 学生運動。安保闘争。
 歌声喫茶。

 この時代は、社会主義や共産主義や革命が信じられていた時代なんですよね。
 労働は搾取であり、労働現場には潤い(=芸術)が必要だとも考えられていた。
 その象徴が音楽の雄大先生。
 当然、官憲である綿引正義(竜星涼)とは対立する。

 この対立の図式、どこまで描くのだろう?
 雄大は綿引といっしょに屋台のラーメンを食べて、「あなた、いい人だな」と言っていたけど。
 ……………

 最後は、澄子役の松本穂香さんと豊子役の藤野涼子さんの対談記事があったので貼っておきます。

 松本穂香さんは普段も〝澄子〟のまんまなのか!(笑)
 現場での盛り上げ役は、夏井優子役の八木優希さんなのか(笑)
 松本さんと藤野さんの誕生日には、サプライズで工場のベルトコンベアーからバースデーケーキが流れて来た!
 スタッフさんも粋なことをしますね~。

 『ひよっこ』中卒組の松本穂香×藤野涼子、〝乙女寮〟の裏側をぶっちゃける(週刊女性)

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