龍雲丸(柳楽優弥)が直虎(柴咲コウ)の仲間になった!
同じ盗賊だし、あの時も主人公は捕まっていたし、『平清盛』の兎丸(加藤浩次)を思い出した。
名前には〝丸〟が付くし(笑)
兎丸が清盛の仲間になったのは、ふたりが〝はぐれ者の犬〟であったことと、清盛の「面白き世をつくる」に共感したから。
龍雲丸の場合は、ふたりが〝ひとしく卑しい存在〟であることと、直虎の「卑しさを剥き出しにしなくても生きられる世をつくる」ことに共感したから。
清盛の場合は〝政治的〟〝野心的〟であるのに対し、
直虎の場合は〝経済的〟ですね。
経済的な豊かさが〝卑しさを剥き出しにしなくても生きられる世〟をもたらすと考えている。
そのための木綿や木材の販売。
『おんな城主直虎』は〝経世済民〟の物語。
舞台は、限定された井伊の領地。
だから、今までのような大河ドラマを期待してはいけないようだ。
………………
龍雲丸が仲間になる動機は、すこし弱い気がする。
激しい武家に対する怒りを抱えている感じなのに、簡単に直虎に下につくことを了解してしまった。
たいした葛藤もなく〝武家の犬〟になってしまった。
まあ、龍雲丸も直虎と同じ考え(=経済的豊かさが人を救う)を持っていたんだろうけど。
それと直虎に対する恋愛感情。
「いっそ俺の女にするか」
「話というから、色っぽい話かと思ってたぜ」
と言ってたし。
………………
「この世は奪い合うことでしか立ち行かぬということか」
これは現代でも変わらない現実の法則だと思うが、直虎はこれにどう立ち向かうのだろう?
同じ盗賊だし、あの時も主人公は捕まっていたし、『平清盛』の兎丸(加藤浩次)を思い出した。
名前には〝丸〟が付くし(笑)
兎丸が清盛の仲間になったのは、ふたりが〝はぐれ者の犬〟であったことと、清盛の「面白き世をつくる」に共感したから。
龍雲丸の場合は、ふたりが〝ひとしく卑しい存在〟であることと、直虎の「卑しさを剥き出しにしなくても生きられる世をつくる」ことに共感したから。
清盛の場合は〝政治的〟〝野心的〟であるのに対し、
直虎の場合は〝経済的〟ですね。
経済的な豊かさが〝卑しさを剥き出しにしなくても生きられる世〟をもたらすと考えている。
そのための木綿や木材の販売。
『おんな城主直虎』は〝経世済民〟の物語。
舞台は、限定された井伊の領地。
だから、今までのような大河ドラマを期待してはいけないようだ。
………………
龍雲丸が仲間になる動機は、すこし弱い気がする。
激しい武家に対する怒りを抱えている感じなのに、簡単に直虎に下につくことを了解してしまった。
たいした葛藤もなく〝武家の犬〟になってしまった。
まあ、龍雲丸も直虎と同じ考え(=経済的豊かさが人を救う)を持っていたんだろうけど。
それと直虎に対する恋愛感情。
「いっそ俺の女にするか」
「話というから、色っぽい話かと思ってたぜ」
と言ってたし。
………………
「この世は奪い合うことでしか立ち行かぬということか」
これは現代でも変わらない現実の法則だと思うが、直虎はこれにどう立ち向かうのだろう?