平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

森友文書改ざん~財務省はゼロ回答。もはや官僚たちには〝良心〟も〝矜恃〟もないようだ。

2018年03月06日 | 事件・出来事
 森友文書改ざん問題。

 なぜ公文書の改ざんが大問題かというと、これを許したら、権力者はやりたい放題になってしまうからだ。
「これがバレたら大問題になる。ならば文書を書き換えて発表してしまおう」
 これをやってしまったら、不都合なことはすべて改変され、誰も権力者を罪に問えなくなる。
 結果、この国は権力者にすり寄るものだけが甘い汁を吸う無法国家に。
 国民も法律に従うことがバカらしくなって、犯罪は加速的に増加。
 おめでとう!
 安倍さん、これがあなたの言う「美しい国」か?
 
 それにしても安倍のやって来たことって、すごいね。
・証拠書類の隠蔽
・証拠書類の破棄
・黒いものを白にする言葉の言い換え

 ここで留まるかと思ったら、今度は〝証拠書類の改ざん〟だ。
 腐敗もついにここまで来たか。
 昔は何か問題があった時の対処法は「記憶にございません」「秘書がやりました」だけだったのに。
 昔の政治家は素朴だった。
 官僚も今ほど政治家に服従することはなかったし、証拠の改ざんなど決して思いつかなかった。
 現在の官僚の皆さん、今、あなたたちのやってることは先輩官僚たちの築いてきたものをぶち壊してるんですよ!
 ………………

 昨日の参議院予算委員会で自由党の山本太郎議員は官僚にこう呼びかけた。

「この内閣について行く、そのつもりで沢山の工作に関わったとしてたら、官僚のみなさんもうやめた方がいいですよ。価値がない。一緒に沈む気ですか?」
「あなたたちは日本を建て直すために必要な人材。命を無駄にしないで」

 官僚の良心や矜恃に問いかけた言葉だが、財務省の官僚には響かなかったようだ。
 実際、本日おこなうと言っていた森友文書改ざんについての報告は、ゼロ回答。
 今までと同じ「捜査に差しさわるから話せない」を繰り返すのみ。
 彼らは〝国民〟のためでなく〝安倍〟のために仕事をしている。

 もはやこの国の官僚には、どんな言葉も響かないのだろう。
 山本太郎の言葉に心がザワザワしなかったのか?
 おそらく彼らは頭のいい人たちなんだろうが、良心や矜恃がない点で、人として最低。
 自分が国を滅ぼすことに荷担していることにも気づいていない。
 ………………

 この鈍さは現在の日本国民にも言える。
 公文書の改ざんって、民主主義の根幹を揺るがす大問題なのに、たいして心に留めていない様子。

 原発に関してもそうだけど、みんな、本当に鈍いな。
 酷いめに遭って、落ちるところまで落ちないと目が覚めないのかね?

 なので、ドラマ「女王の教室」の真矢先生言葉でも張っておきます。

「いい加減、目覚めなさい。
 日本という国は、特権階級の人たちが楽しく幸せに暮らせるように、あなたたち凡人が安い給料で働き、高い税金を払うことで成り立っているんです。
 そういう特権階級の人たちが、あなたたちに何を望んでいるか知ってる?
 今のままずーっとおろかでいてくれればいいの。
 世の中のしくみや不公平なんかに気づかず、テレビや漫画でもぼーっと見て何も考えず、会社に入ったら上司の言うことを大人しく聞いて、戦争が始まったら真っ先に危険な所に行って戦ってくればいいの」

 これを読んでザワザワしないようなら、心が相当鈍くなっていますよ。

コメント (2)
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