平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

森友文書改ざん~元経産官僚・古賀茂明氏、ゴゴスマ司会・石井アナウンサーらが徹底批判! この国の根幹を揺るがす事態!

2018年03月14日 | 事件・出来事
 連日、新事実が出てくる森友文書改ざん問題。
 財務省を始めとする行政機関が、僕の想像を超えるレベルでこんなにひどくなっているとは思わなかった。
 安倍晋三、麻生太郎はすべてを官僚に押しつけて逃げる態勢。
 これは僕の想像どおり。
 こいつらは口だけで一度も責任を取ったことがない。
 ………………

 さて、今回のことで、各界のさまざまな人が声をあげている。

 元経済産業省官僚の古賀茂明氏は、

「仮に、今回の事件がこのままうやむやにされて、安倍政権が続くとどうなるか考えていただきたい。
 官僚たちは、安倍政権の強大さをあらためて思い知るだろう。
 その結果、安倍総理の歓心を買うためにその意向を忖度して不正まで行う。
 さらに不正を正そうとすることは身を滅ぼすことになると考えて、見て見ぬふりをする。
 そして、総理が関心をもたない大部分の行政分野で、せっせと自分たちの利権拡大に励む。
 この国の行政は停滞ではなく後退し、腐敗はその極に達するであろう。
 それを避けるためにはどうすればよいのか。もはや、微修正で済む段階ではない。
 安倍総理が退陣して、正義と公正を実現する気概を持った新たなリーダーを選び直すこと。
 日本の行政機構を救うには、それしか選択肢がないのではないだろうか」


 ほんと、このまま安倍政権が続いた社会を想像すると身の毛がよだつ。
 森友問題を追いかけてきた著述家の菅野完氏は公文書について

「文書改ざんは佐川氏個人の問題ではない。
 都合の悪いことを隠すために公文書を書き換えるなんて、第2の敗戦と言っていいほどの由々しき事態です。
 1945年3月10日の東京大空襲でも、米軍は霞が関を燃やさなかった。記録を残すためです。
 公文書というのはそれほど大事で、近代国家の基本でもある。
 たとえ麻生氏が引責辞任しても、それで済む話でもない。
 今回の問題では、国の根幹が揺らいでいるのです。
 国家存亡の危機と言っても過言ではありません」


〝近代国家の基本〟である公文書の改ざん。
 この問題を「もっと他に論じることがある」と言って逸らそうとする御用評論家がいるが、これは民主主義にとって見過ごせない問題。
 徹底して膿が出されなければ、前近代国家に逆戻りしてしまう。

 TBS系列の情報番組ゴゴスマの石井アナウンサーは

「去年2月から森友問題をさんざん国会で議論した上で総選挙があり、自民党は大勝したわけですから、この国会での議論が改ざんされた資料でやられていたとすると恐ろしい」 

 ほんと、そのとおり。
 偽りの文書に基づいて国会の議論や選挙がおこなわれた。
 本当の文書が公になっていたら、国会の議論も選挙結果も変わっていたかもしれないのに。

『相棒』などの脚本も書いている劇作家のケラリーノ・サンドロヴィッチ氏は

「どうして世間ではまっっったく通用しない非常識が政権中枢では当然のようにまかり通るのか。
 佐川が書き換えやったって、自分にはひとつも得がないのは全員わかりきってるはず。
 誰に言われたかも、或いは誰に忖度したのかも。
 まさにカフカ的な不条理。
 もう、あとは、国民が本気で怒るしかない」


 さあ、国民の皆さん、どう考えます?

コメント
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