アスターテ会戦の戦没者慰霊祭で国防委員長のトリューニヒトはこう演説する。
「彼らは尊い命を祖国の自由と平和を守るために捧げたのだ。
彼らが散華したのは個人の命より、さらに貴重なものが存在するということを後に残された我々に伝えるためなのだ。
150万の兵士はなぜ死んだのか?
彼らは祖国の自由を守るために命を投げ打ったのだ。
帝国との講和を主張する平和主義者たちよ、眠りからさめよ。
平和を口で唱えるほどやさしいものはない」
何と欺瞞に満ちた言葉だろう。
「個人の命より大切なものがある」
「それを守るために命を捨てることは尊い」
国家主義者はこういう発想をする。
これに対してヤン(CV 鈴村健一)はこうツッコむ。
150万の兵士が死んだのは、
「首脳部の作戦指揮がまずかったからさ」
平和を口で唱えるほどやさしいものはない、という発言に対しては、
「いや、安全な場所に隠れて主戦論を唱えることもやさしい」
参列者が立ち上がって「同盟万歳!」「共和国万歳!」を叫ぶ時は、ヤンだけ立ち上がらずに、
「この国は自由の国です。
起立したくない時に起立しない自由を行使します」
ヤン、カッケー!
すごい皮肉屋でもある。
でも、言っていることは正しい。
つまり、
〝戦争を説くやつは自分は戦場に行かずに安全な場所にいる〟
アスターテ会戦で婚約者のラップを失ったジェシカも同じことを問いかけていた。
「委員長、あなたはどこにいます?
死を賛美なさるあなたはどこにいます?
国民に犠牲を説くあなたの家族はどこにいます?」
悲痛な叫びだ。
というわけで、第4話を見て思ったこと。
戦争や何かに殉じて死ぬことの尊さを説くやつは、まず自分が軍隊に入って手本を見せてほしいものだ。
手本を見せてくれたら、あんたらの話に耳を傾けてやろう。
※追記
自分がアスターテ会戦の〝英雄〟に祭り上げられたことに対してもヤンは言う。
「同盟軍は敗れた。
だから英雄を必要とするんだ。
敗れた時は民衆の視線を大局から逸らさなくてはならない」
「彼らは尊い命を祖国の自由と平和を守るために捧げたのだ。
彼らが散華したのは個人の命より、さらに貴重なものが存在するということを後に残された我々に伝えるためなのだ。
150万の兵士はなぜ死んだのか?
彼らは祖国の自由を守るために命を投げ打ったのだ。
帝国との講和を主張する平和主義者たちよ、眠りからさめよ。
平和を口で唱えるほどやさしいものはない」
何と欺瞞に満ちた言葉だろう。
「個人の命より大切なものがある」
「それを守るために命を捨てることは尊い」
国家主義者はこういう発想をする。
これに対してヤン(CV 鈴村健一)はこうツッコむ。
150万の兵士が死んだのは、
「首脳部の作戦指揮がまずかったからさ」
平和を口で唱えるほどやさしいものはない、という発言に対しては、
「いや、安全な場所に隠れて主戦論を唱えることもやさしい」
参列者が立ち上がって「同盟万歳!」「共和国万歳!」を叫ぶ時は、ヤンだけ立ち上がらずに、
「この国は自由の国です。
起立したくない時に起立しない自由を行使します」
ヤン、カッケー!
すごい皮肉屋でもある。
でも、言っていることは正しい。
つまり、
〝戦争を説くやつは自分は戦場に行かずに安全な場所にいる〟
アスターテ会戦で婚約者のラップを失ったジェシカも同じことを問いかけていた。
「委員長、あなたはどこにいます?
死を賛美なさるあなたはどこにいます?
国民に犠牲を説くあなたの家族はどこにいます?」
悲痛な叫びだ。
というわけで、第4話を見て思ったこと。
戦争や何かに殉じて死ぬことの尊さを説くやつは、まず自分が軍隊に入って手本を見せてほしいものだ。
手本を見せてくれたら、あんたらの話に耳を傾けてやろう。
※追記
自分がアスターテ会戦の〝英雄〟に祭り上げられたことに対してもヤンは言う。
「同盟軍は敗れた。
だから英雄を必要とするんだ。
敗れた時は民衆の視線を大局から逸らさなくてはならない」