今回は四三(中村勘九郎)がひたすら走ってた!
走りまくってた!
そこには今までの大河ドラマのような権力闘争やイデオロギーや敵やいくさなどはない。
ある意味、世のため人のため、何の役にも立たないことでもある。
で、走って四三が学んだことは──
① 排便するww
② わらじは好かんww
③ スタミナww
およそ大河ドラマの主人公の気づきとしては当たり前すぎる!
脂抜き走法では、水を飲まず厚着して失神寸前!
結局、我慢しきれなくて、水をがぶ飲みし、他人のかき氷を奪って食べるww
視聴者は、こんな四三を見てあっけにとられるが、最後には圧倒され、どこか感動してしまう。
こんなにバカになれるってすごくない?
後先考えず、こんなに自分を投入できるってすごくない?
「こんなことをしても意味がない」「どーせ失敗する」と思って何もしないのがフツーの人だ。
だが、四三は簡単にそれを乗り越えてしまう。
何も考えない、疑わない、と言ってもいい。
その基本精神は──
「やってみないとわからない」
で、今回やってみて気づいたことは──
「自然に従え。
脂抜きの苦しさは人間の生理的欲求に逆らうものだ。
食いたいから食う。
走りたいから走る。
欲求どおりに運ぶのが自然」
前半の〝排便をする〟から、かなりヴァージョンアップした気づきだ。
ある意味、老子などに通じる哲学と言ってもいい。
何事も極めれば、究極の思想に行き着くんですね。
さあ、常識やしがらみにとらわれ、グズグズして何もやらない、僕を含めた凡人たちよ、この四三を見て何を思う?
〝やってみないとわからない〟の精神こそ大事ではないか?
この〝やってみないとわからない〟という精神は、日本をオリンピックに参加させるという無謀な取り組みをしている嘉納治五郎(役所広司)にも通じること。
嘉納治五郎と四三の接点は
「君は予科か?」「はい」
しかなかったが、ふたりはしっかり通じ合っている。
……………
物語の展開の仕方、いかにも〝宮藤官九郎〟ですね。
〝水を飲まない四三〟から、
〝ビールを飲む天狗党〟に展開して、
〝コーラを飲む五りん(神木隆之介)〟
〝酒を飲む古今亭志ん生(ビートたけし)〟に発展。
四三が水をがぶ飲みすると、志ん生も酒をがぶ飲みするww
自由な展開だなあ。
まさに縦横無尽!
第1回の伏線を今回の第4回で回収してしまうのもお見事!
大森兵蔵(竹野内豊)の英語を大森安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)がいちいち日本語に訳す小ネタも面白い。
走りまくってた!
そこには今までの大河ドラマのような権力闘争やイデオロギーや敵やいくさなどはない。
ある意味、世のため人のため、何の役にも立たないことでもある。
で、走って四三が学んだことは──
① 排便するww
② わらじは好かんww
③ スタミナww
およそ大河ドラマの主人公の気づきとしては当たり前すぎる!
脂抜き走法では、水を飲まず厚着して失神寸前!
結局、我慢しきれなくて、水をがぶ飲みし、他人のかき氷を奪って食べるww
視聴者は、こんな四三を見てあっけにとられるが、最後には圧倒され、どこか感動してしまう。
こんなにバカになれるってすごくない?
後先考えず、こんなに自分を投入できるってすごくない?
「こんなことをしても意味がない」「どーせ失敗する」と思って何もしないのがフツーの人だ。
だが、四三は簡単にそれを乗り越えてしまう。
何も考えない、疑わない、と言ってもいい。
その基本精神は──
「やってみないとわからない」
で、今回やってみて気づいたことは──
「自然に従え。
脂抜きの苦しさは人間の生理的欲求に逆らうものだ。
食いたいから食う。
走りたいから走る。
欲求どおりに運ぶのが自然」
前半の〝排便をする〟から、かなりヴァージョンアップした気づきだ。
ある意味、老子などに通じる哲学と言ってもいい。
何事も極めれば、究極の思想に行き着くんですね。
さあ、常識やしがらみにとらわれ、グズグズして何もやらない、僕を含めた凡人たちよ、この四三を見て何を思う?
〝やってみないとわからない〟の精神こそ大事ではないか?
この〝やってみないとわからない〟という精神は、日本をオリンピックに参加させるという無謀な取り組みをしている嘉納治五郎(役所広司)にも通じること。
嘉納治五郎と四三の接点は
「君は予科か?」「はい」
しかなかったが、ふたりはしっかり通じ合っている。
……………
物語の展開の仕方、いかにも〝宮藤官九郎〟ですね。
〝水を飲まない四三〟から、
〝ビールを飲む天狗党〟に展開して、
〝コーラを飲む五りん(神木隆之介)〟
〝酒を飲む古今亭志ん生(ビートたけし)〟に発展。
四三が水をがぶ飲みすると、志ん生も酒をがぶ飲みするww
自由な展開だなあ。
まさに縦横無尽!
第1回の伏線を今回の第4回で回収してしまうのもお見事!
大森兵蔵(竹野内豊)の英語を大森安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)がいちいち日本語に訳す小ネタも面白い。