強盗殺人で服役中の兄(玉山鉄ニ)のために、「殺人犯の弟」というレッテルを貼られた武島直貴(山田孝之)。
直貴は様々な迫害を受ける。
アパートのドアには「人殺し」の落書き、工場では差別、コメディアンとして成功するが、「殺人犯の弟」ということがマスコミに暴露されるのを怖れて引退。大好きで結婚したいと思っていた女性とも破局。
「すべては兄さんのせい」と恨むようになった直貴は、刑務所から送られてくる兄からの手紙に返事を出さず、兄との関わりを断とうとする。
そして……。
原作は東野圭吾。
犯罪者の家族というテーマを扱った作品だが、底流に流れるのは<人との絆>ということ。
直貴は現実がうまく行かず、兄ばかりでなく周囲の人間との関係をどんどん切っていく。
しかし、そこに救いはない。
孤立した人間にとって、世界は自分を脅かす<恐怖>であり、倒すべき<敵>でしかない。
そんな世界と和解する方法は、人と繋がることだ。
繋がるは誰かといっしょにいるということだけではない。
この作品の兄と直貴の関係の様に<手紙>で繋がる方法もある。
繋がりたいと思っていた人から寄せられた手紙の束は、もらった人にとって生きる糧になる。
だから直貴から絶縁状の様な手紙を送られた兄は絶望するし、この作品のラストシーンの兄の姿は見ている者の胸に迫る。
どんな形でもいいから人と繋がること。
電線で繋がっていない電柱はとても寂しい。
直貴は様々な迫害を受ける。
アパートのドアには「人殺し」の落書き、工場では差別、コメディアンとして成功するが、「殺人犯の弟」ということがマスコミに暴露されるのを怖れて引退。大好きで結婚したいと思っていた女性とも破局。
「すべては兄さんのせい」と恨むようになった直貴は、刑務所から送られてくる兄からの手紙に返事を出さず、兄との関わりを断とうとする。
そして……。
原作は東野圭吾。
犯罪者の家族というテーマを扱った作品だが、底流に流れるのは<人との絆>ということ。
直貴は現実がうまく行かず、兄ばかりでなく周囲の人間との関係をどんどん切っていく。
しかし、そこに救いはない。
孤立した人間にとって、世界は自分を脅かす<恐怖>であり、倒すべき<敵>でしかない。
そんな世界と和解する方法は、人と繋がることだ。
繋がるは誰かといっしょにいるということだけではない。
この作品の兄と直貴の関係の様に<手紙>で繋がる方法もある。
繋がりたいと思っていた人から寄せられた手紙の束は、もらった人にとって生きる糧になる。
だから直貴から絶縁状の様な手紙を送られた兄は絶望するし、この作品のラストシーンの兄の姿は見ている者の胸に迫る。
どんな形でもいいから人と繋がること。
電線で繋がっていない電柱はとても寂しい。
私 コレ泣きましたよ
ラストの泣きどころに持ってきた小田和正の曲
あれで 泣かずにいられましょうか!
強制的であるにせよ この「へそ曲がmegumi」を泣かせたのです
天晴れです(エラそうで ごめんなさい)
吹越さん演じる被害者の息子さんも 好演でしたよね
「これで終わりにしましょう」良かったです
山田孝行くんって 演技が上手かったんですね
ちゅらさんの弟役としての認識しかなかったのに・・・
沢尻エリカさん 女優としては優れているのに
演技以外の部分でいろいろあって勿体無いと思います
wowowドラマの「幻夜」のヒロインが
深田恭子さんでなく沢尻エリカさんだったならもっと深みが出せて 見ている側も雅也の気持ちに共感なり納得なり出来たと思います
深田さんの演技 悪女にしては一本調子過ぎて騙される男が あまりもアホに見えます
「いい加減に気付けよ~」とか「目を覚ませ」とか思いながら 全8回見ました しんどかった~(-_-;)
あ すいません 横にそれてしまいましたね
東野圭吾繋がりで許して下さい
いつもありがとうございます。
ラスト、泣けますよね。
あのシーン、どうやって、お兄さんを見せるんだろう? 描くんだろう? と見ていたら、あんなふうにやって来るとは!(ネタバレになるので書きませんが)
実にお見事でした。
沢尻エリカ様もいい感じ。
本当に才能のある女優さんなんですよね。
なのに他のことで忙しくて、演技に集中できないのがもったいない。
しかし、他のことで忙しいから、沢尻エリカであり、あの演技が出来るのかもしれませんが。
深田恭子さんは、いつでも深田恭子さんなんですよね。
「幻夜」は見ていませんが、彼女のキャラクターや良さを活かした「下妻物語」はよかったです。
東野圭吾ファンですが、なぜかこれは観ていませんでした。ツタヤで100円と聞いて、思い切って借りました。とても、良かったです。
最初テレビドラマ風の演出が気に掛かりましたが、俳優の演技は見事です。
山田孝之、玉山鉄二の兄弟、沢尻嬢はやはり見事ですね。
ただ、途中で杉浦直樹の社長さんが、主人公の置かれている立場を全部「説明」してしまうのはどうでしょうか。できれば自分であがいて見つけていくところを、しっかり描いて欲しかったので、少し冷めました。
原作では、お笑いではなくミュージシャンの話らしいので、最後の慰問での「ウチの兄貴は大バカで・・」の最大の泣かせ場から、逆算してお話を作っていったんでしょうね。上手いアイデアだと感動しました。
生野監督の次回作は。郷田マモラの「モリのアサガオ」、塀の中に興味をもたれたらしく、死刑囚と新米刑務官の友情物語です。企画が進行しているような話は聞いてませんが、また「手紙」のような感動作になるとよいすね。
「モリのアサガオ」は原作漫画もいいですが、テレビ東京で昨年放送されたドラマも実にいいので、DVDなどでご覧になるといいです。
お話がずれてしまってすみません。
コメントありがとうございました。
>途中で杉浦直樹の社長さんが、主人公の置かれている立場を全部「説明」してしまうのはどうでしょうか。できれば自分であがいて見つけていくところを、しっかり描いて欲しかったので、少し冷めました。
的確に見ていらっしゃいますね。
せりふで説明し過ぎてしまう所が、おっしゃるとおりテレビドラマ風の演出ですよね。
主人公がコメディアンというのも効いていますよね。
もし原作どおりミュージシャンだったら、このシーン、兄に対するメッセージを歌で感動的に歌うのでしょうが、それではベタ過ぎますし。
「モリノアサガオ」、ありがとうございます。
郷田さんの作品は絵柄などが好きで興味があるので、ぜひ見てみます。
ちなみに今回、僕もツヤタの100円レンタルで借りたのですが、借りたのは「24」のファイナルシーズンでした!