gooランキングで「ちょっと辛口な恋の名言」を紹介していた。
さすが、世界の哲学者・文学者が語った言葉。
どれも的確で、「ごもっとも!」である。
いずれの言葉もシニカルであるのも面白い。
皆さん、恋や結婚で痛い目にあっているんですね。
ということで、今回は<結婚>に関する名言集。
★結婚生活で一番大切なものは忍耐である。/チェーホフ
ごもっとも! 結婚に関する言葉として、一番引用される言葉ですね。
★人は間違った理由で結婚し、正しい理由で離婚する。/宮本美智子
コメント不要。ごもっとも! としか言えない。
同じ様なことをオスカー・ワイルドも言っている。
★正しい結婚の基礎は相互の誤解にある。/ワイルド
こんな言葉もある。
★孤独が怖ければ結婚するな。/チェーホフ
またもやチェーホフさんの言葉。
すごい逆説。
チェーホフって、どんな結婚生活を送ったんだろう?
前述の言葉といい、よほどつらい結婚生活を送ったに違いない。機会があったら調べて見よう。
妻とはどのような存在か、ということについても世界の文学者・哲学者は次のような考察を行っている。
★不本意な結婚をした男にとって、彼女は妻ではない。敵だ。/プラウトウス
これもごもっとも! 世の中には会社から家に帰るのが嫌なお父さんがどれだけいることか!
妻に関しては、悪妻を持ったことで有名なソクラテスもこんな言葉を。
★君がよい妻を持てば幸福になるだろうし、悪い妻を持てば哲学者になれる。/ソクラテス
深いですね。
不幸な生活、過酷な生活が、人を鍛え、人にさまざまなことを考えさせるんですね。
無邪気な子供がそうであるように、世界と調和している人間は、人生や生きることに関してあまり深く考えない。
さて、このように結婚に関する言葉をいくつか紹介して来ましたが、結論を言うと『結婚することは愚かだ』ということになりそうです。
バーナード・ショーもこんなことを言っている。
★結婚するやつは馬鹿だ。しないやつは……もっと馬鹿だ。/バーナード・ショー
二番目のフレーズが解釈の分かれる所ですが、<しないやつは>の後に<……>があるのがポイント。
きっとバーナード・ショーは、<……>の所で<結婚しないことの幸せ>を語ろうとしたのでしょう。
しかし、そばに奧さんがいたりして、慌てて<もっと馬鹿だ>と言い換えた。(笑)
こんなことが想像される。
最後にgooランキングにはノミネートされていなかったが、ドラマ『結婚できない男』で主人公の桑野さん(阿部寛)が語った言葉を。
★妻と子供と家のローンは、人生の三大不良債権だ。
さすが、世界の哲学者・文学者が語った言葉。
どれも的確で、「ごもっとも!」である。
いずれの言葉もシニカルであるのも面白い。
皆さん、恋や結婚で痛い目にあっているんですね。
ということで、今回は<結婚>に関する名言集。
★結婚生活で一番大切なものは忍耐である。/チェーホフ
ごもっとも! 結婚に関する言葉として、一番引用される言葉ですね。
★人は間違った理由で結婚し、正しい理由で離婚する。/宮本美智子
コメント不要。ごもっとも! としか言えない。
同じ様なことをオスカー・ワイルドも言っている。
★正しい結婚の基礎は相互の誤解にある。/ワイルド
こんな言葉もある。
★孤独が怖ければ結婚するな。/チェーホフ
またもやチェーホフさんの言葉。
すごい逆説。
チェーホフって、どんな結婚生活を送ったんだろう?
前述の言葉といい、よほどつらい結婚生活を送ったに違いない。機会があったら調べて見よう。
妻とはどのような存在か、ということについても世界の文学者・哲学者は次のような考察を行っている。
★不本意な結婚をした男にとって、彼女は妻ではない。敵だ。/プラウトウス
これもごもっとも! 世の中には会社から家に帰るのが嫌なお父さんがどれだけいることか!
妻に関しては、悪妻を持ったことで有名なソクラテスもこんな言葉を。
★君がよい妻を持てば幸福になるだろうし、悪い妻を持てば哲学者になれる。/ソクラテス
深いですね。
不幸な生活、過酷な生活が、人を鍛え、人にさまざまなことを考えさせるんですね。
無邪気な子供がそうであるように、世界と調和している人間は、人生や生きることに関してあまり深く考えない。
さて、このように結婚に関する言葉をいくつか紹介して来ましたが、結論を言うと『結婚することは愚かだ』ということになりそうです。
バーナード・ショーもこんなことを言っている。
★結婚するやつは馬鹿だ。しないやつは……もっと馬鹿だ。/バーナード・ショー
二番目のフレーズが解釈の分かれる所ですが、<しないやつは>の後に<……>があるのがポイント。
きっとバーナード・ショーは、<……>の所で<結婚しないことの幸せ>を語ろうとしたのでしょう。
しかし、そばに奧さんがいたりして、慌てて<もっと馬鹿だ>と言い換えた。(笑)
こんなことが想像される。
最後にgooランキングにはノミネートされていなかったが、ドラマ『結婚できない男』で主人公の桑野さん(阿部寛)が語った言葉を。
★妻と子供と家のローンは、人生の三大不良債権だ。
男性の立場からだと
「結婚できない男」の桑野の言葉は
真実を突いているかもしれませんね
私の場合 結婚することによって
心のよりどころを得ることができました
その思いは終生変わることはないと思います
知り合って41年の間 争った記憶もありません
全てが真逆の私たち夫婦ですが
お互いに不満はないです
(少なくとも私にはありません)
子育てには 若干の後悔が残りますが
成人してしまった以上は 止むを得ません
あとは 見守るだけですね
思い出すところがあって、
1冊の<本>を引っぱり出してきました。
ちょうど1年前に出版された『オタクのリアル~統計から見る毒男の人生設計~』(幻冬社)
に紹介されていた結婚に関する格言です。
お目汚しですがちょっとだけ。
★もし人生をやり直すのだったら、私は結婚しないでしょう/チェーホフ
なんともストレートなお言葉。いやいやコウジさんのご指摘どおり、
チェーホフさんって人は、どんだけ~な人生を送ってきたんだろう。
僕もよく知らないんですが。。。
★結婚とは、男の権利を半分にして、義務を二倍にすることである/ショウペンハウエル
どこかで聞き覚えのあるセリフだったんですが、ショウペンハウエルだったんですね。
「権利」が半分になるかどうかわかりませんが、「自由」と「財産」は半分になるかもなぁ。
生涯を独身で通した、<厭世主義>的哲学者であるショウペンハウエルにとって、
結婚というのは外的対象の制度として秩序づけられた「表象としての世界」であり、
彼の追究してきた「意思としての世界」とは相容れるものではなかったかもしれませんね、
憶測で書いてますが。
ここでいう「意思」とは巨大な衝動や、自分でコントロールしきれない突発性を
内包したものであり、本能や生存欲求に近いものを指していましたから、
無意識下で利己的に<楽な自分でいたいと願うこと>と<外的対象の制度>のハザマで、
他人と共生することに葛藤と超えられない失望を抱えていた、と考えるのは
浅学菲才の身には過ぎたことかな。でもなんかわかるような気がして。
★正しい結婚生活を送るのはよい。
しかし、それよりもさらによいのは、ぜんぜん結婚をしないことだ。
そういうことのできる人はまれにしかいない。
が、そういうことのできる人は実に幸せだ/トルストイ
これは「出典」と前後の文脈がわからないとなんとも言えないセリフですが、
トルストイの奥さんって、確かソクラテス、シューベルトの奥さんと並んで
「世界三大悪妻」と呼ばれていたんですよね。
まあ後世の研究で「後付け説」も有力なようですが。
冒頭で「ちょっとだけ」と書きながら長文になってしまいました。ゴメンなさい。
今回、時折コウジさんがネタ元に使うgooランキングのサイトを初めて覗いてみました。
面白いページですね。
そのなかから最後に、「心に響く明石家さんまの名言ランキング」をひとつ。
芸人のセリフですから感想や分析は野暮でしょう。そのままに。
★結婚はゴールではない! スタート! しかも途中から障害物競走に変わる。
megumiさん
初めまして。hopperといいます。
こちらのブログでは、今のところ、アイドルネタにお邪魔させて
いただくことが多いのですが、コメ欄はいつも拝見させていただいてます。
今後ともよろしくお願いします。
初めまして
たびたび 下らないことをコメントしては
コウジさんと困惑させているmegumiと申します
よろしく お願いしますね♪
オバサンのお節介と笑っていただきたいのですが
シューベルトは 31才で病没するまで
妻帯しないままだったと思います
悪妻の誉れ高いのは モーツァルトの妻コンスタンツェじゃないでしょうか
シューベルトは「歌曲の王」と言われていますが 歌曲のピアノ伴奏やピアノ独奏曲にも素晴らしいものが多いですね
歌曲では 特に「冬の旅」が好きです
夏目漱石の妻の鏡子さんも悪妻だと言われてるような気がします
(本当のところは 誰も知りませんよね
見てきた人は居ないのですから・・・)
私だって 一般論で言うならば相当な悪妻でしょうね
PC三昧で家事放棄状態 ぐうたら女房の典型です(恥)
私は 論理的思考が苦手で
理詰めでの話には 頭がついていきません
全てフィーリングで語る場合が多いので
女の戯言だと聞き流してくださいね
megumiさん
何たるレスポンスの早さ!!!wwww
吃驚するより笑ってしまいました。
>悪妻の誉れ高いのは モーツァルトの妻コンスタンツェじゃないでしょうか
そうですね。シューベルトは大勘違いです。(汗)
ご指摘ありがとうございました。
夏目鏡子さんはどうなんでしょうかね。
漱石自身も難しい性格ではあったようだし。
でも漱石自体は好きで、作品は高校時代に片っ端から読みました。小説、評論、講演、漢詩etc...
いつか読み返してみたくて、今も本棚の奥に
鎮座したままになっているのですが、なかなか手付かずになってしまって。
きっと十代で読んだ時と、違った読み方ができるはずだと思うんですよね。
余所のお宅の軒先で立ち話をしている気分です
(コウジさん お邪魔していま~す)
私は 漱石が何故かキライでして
まともに読んだのは
高校の教科書に載っていた「こころ」だけ
「坊ちゃん」すら読んでないんですよ
あと「三四郎」も気まぐれで読みましたが
翌日の模擬テストに出題されて面食らいましたよ
テストの前って無性に本が読みたくなりますよね
現実逃避でしょうね
鴎外の方が好みでした
バツイチの私としては、これらの文学者・哲学者の言葉がリアルに突き刺さるんですよね。
でも、megumiさんが「結婚はパラダイス」「心のよりどころを得ることができました」と書かれているのをみると「そうかもしれないなぁ」とも思ってしまうんですよね。
まあ、こんなふうに迷って、ときに間違って、生きていくのが人生なんでしょうね。(すみません! 私は人生を語るのが好きでして……)
記事であげた言葉も、そのまま受け取ってはいけないかもしれませんね。
文学者や哲学者のポーズかもしれない。(「結婚は素晴らしい」などと書くのは、文学者や哲学者としてどうかと思いますし)
あるいは「幸福な結婚」が出来なかったことへの恨み、つらみ?
漱石は、国語の授業の弊害が大きいですね。
漱石の作品ってもともとは新聞連載小説で、大衆が読んでいたものだったのに、ブンガク作品に祭り上げてしまった。
「三四郎」なんか女性を怖れ、迷う青年の話ですしね。
「こころ」も、<自分に厳しく生きなければならないという信念>と<女性の魅力>との間で迷うKの心情が面白い。
鷗外はあの漢語調の簡潔で引き締まった文体が好きです。
結婚格言ありがとうございます。
チェーホフは3つめの結婚に関する格言。
本当にどんな結婚生活を送られたんでしょう(笑)
「結婚とは、男の権利を半分にして、義務を二倍にすることである」というショウペンハウエルの言葉も的確ですね。
『結婚できない男』の桑野さんの言葉の元ネタはこれかもしれません。
>無意識下で利己的に<楽な自分でいたいと願うこと>と<外的対象の制度>のハザマで、
他人と共生することに葛藤と超えられない失望を抱えていた
というのも納得、同感です。
私事ですが、おそらく私がアイドルを愛でるのは、このため。
<アイドルと応援するファン>くらいの距離感がちょうどいいんですね。
あまり近すぎると、つらくなってしまう。
ショウペンハウエル、まずは簡単な解説書から読んでみます。
トルストイの奥様は、世界三大悪妻のひとりなんですか。
勉強になりました。
そしてモーツァルトも。
やはり作品を生み出すには、過酷なもの、不幸が必要なんですね。
満たされないものを埋めるために作品を作る。
さんまさんも離婚をネタにして、しっかりギャグ(=作品)にしていますし。
悪妻?夏目鏡子さんのことを調べてみるのは、漱石の作品を考える時に面白い切り口になるかもしれませんね。
漱石の女性観みたいなテーマで。
明石家さんま名言集に関しても、いずれ記事にしようと思っています。