長尺の『相棒』は後半がメチャクチャになるんだよなあ。
以下、ネタバレ。
結局、蓮見恭一郎(長谷川初範)は入江を使って何をやりたかったのだろう?
息子の事件の口封じなら、最初から10億渡せば済む話。
リスクを伴う地下駐車場爆破事件をわざわざ起こす必要はない。
結果、トンネル事件の被害者たちの復讐心を煽ってしまったし、自分の「上級国民」意識をネットにさらされてしまった。
入江が警察に捕まればすべてを自供するリスクもある。
なので、後半の1時間はまったくの無駄。
前半の暴力団組員の溝口正吾(螢雪次朗)とトンネル事件の被害者の復讐劇だけにしておけば、それなりの物語になったのに。
秘書の雨宮紗耶香(瀧本美織)の恋愛話と復讐も取ってつけたよう。
結局、紗耶香は銃口を突きつけられた、復讐相手の蓮見誠司(浅香航大)も「やめて!」と言って助けちゃったし。
謎を入り組ませて、物語を複雑にすれば、素晴らしい作品になるわけではない。
つーか複雑にしすぎ!
それよりも、右京さん(水谷豊)のサバイバル技術とか、蓮見の「上級国民意識」とか、溝口の「斜陽のヤクザの思い」とか、ディティルを大切にした方がずっといい。
『相棒』で2時間を構成できる作家さんはいなくなってしまった?
以下、ネタバレ。
結局、蓮見恭一郎(長谷川初範)は入江を使って何をやりたかったのだろう?
息子の事件の口封じなら、最初から10億渡せば済む話。
リスクを伴う地下駐車場爆破事件をわざわざ起こす必要はない。
結果、トンネル事件の被害者たちの復讐心を煽ってしまったし、自分の「上級国民」意識をネットにさらされてしまった。
入江が警察に捕まればすべてを自供するリスクもある。
なので、後半の1時間はまったくの無駄。
前半の暴力団組員の溝口正吾(螢雪次朗)とトンネル事件の被害者の復讐劇だけにしておけば、それなりの物語になったのに。
秘書の雨宮紗耶香(瀧本美織)の恋愛話と復讐も取ってつけたよう。
結局、紗耶香は銃口を突きつけられた、復讐相手の蓮見誠司(浅香航大)も「やめて!」と言って助けちゃったし。
謎を入り組ませて、物語を複雑にすれば、素晴らしい作品になるわけではない。
つーか複雑にしすぎ!
それよりも、右京さん(水谷豊)のサバイバル技術とか、蓮見の「上級国民意識」とか、溝口の「斜陽のヤクザの思い」とか、ディティルを大切にした方がずっといい。
『相棒』で2時間を構成できる作家さんはいなくなってしまった?
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