平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

新春テレビ放談~秋元康、関根勤、鈴木おさむ、テリー伊藤らが2012ドラマを斬る!

2013年01月06日 | その他
 NHKでやっていた『新春TV放談』
 秋元康、鈴木おさむ、関根勤、テリー伊藤、小島慶子、大根仁(『モテキ』演出)が、2012年のテレビ界を斬る!
 そのドラマ編ではこんな感じだった。
 まずは番組に寄せられたインターネット投票によるドラマベスト10。

 1位 梅ちゃん先生
 2位 相棒
 3位 平清盛
 4位 リーガル・ハイ
 5位 純と愛
 6位 ATARU
 7位 最後から二番目の恋
 8位 PRICELESS~あるわけねえだろ、んなもん!
 9位 鍵のかかった部屋
 10位 つるかめ助産院 -南の島から-

 NHK視聴者が多く投票したので、NHKのドラマが多くランクインするのは仕方ないだろうが、まあ妥当な順位だと思う。
 さて、この順位に関する出演者のコメント。

★梅ちゃん先生
「前作の『カーネーション』が不倫をしたり変化球だったのに対し、天然ひたむきな主人公で、朝ドラの王道をやって来た。梅ちゃんが頼りないので毎回しっかりしろよと言いながら見ていた」(小島慶子さん)
「堀北真希っていうのは、『ALWAYS 三丁目の夕日』でわかったんだけど、日本人が好きな顔なんだよね」(テリー伊藤さん)
 なるほど。
 だとすると、ときどきしか見ていませんが、『純と愛』とかはかなりの変化球ですよね。

★最後から二番目の恋
「あの小泉今日子が、中年の魅力と迫力を見せていた」(小島慶子さん)
「中井貴一さんの姿勢が良い。背筋がまっすぐに伸びている。あれはテニスで鍛えた背筋(笑)」(関根勤さん)
「最初は普通のドラマだろうと思って見てたんだけど、掛け合いがメチャクチャ面白かった。中井貴一さんは男優の中ではコメディナンバー1だ。それに通常のドラマではシーン数は60~70なんだけど、この作品は30シーンくらいの回もあった。それだけ掛け合いが面白かったってこと」(鈴木おさむさん)
 なるほど。
 今度は中井貴一さんの姿勢に注目して見てみよう(笑)
 ちなみに演出の宮本理江子さんは、脚本家・山田太一さんの娘さんらしい。

★平清盛
「みんなが見ているけど、心に残らないドラマと、視聴率は低いけど心に残るドラマとどちらがいいか? 中井貴一さんの姿勢が良かった(笑)」(関根勤さん)
「脚本、映像のクォリティが高すぎた」(大根仁さん)
「この路線を続けるべきだ。『相棒』でもそうだったけど、長く続けていくと、そのうち『このリアリティがいいんだ』という評価に変わるときが来る」(秋元康さん)

 番組で語られたのは、上記の3作でしたが、人によって見るポイントはいろいろあるものですね。
 出演者の皆さんのまとめコメントは「大人が見られるドラマをつくってほしい」という結論でしたが、まさにそのとおり。
 40代、50代の方がテレビドラマを見ると思うし。
 でも最近のスポンサーは、携帯ゲーム会社とかが多いから、企画が通らないのかな?
 あるいは、大人の面白いドラマをつくれる脚本家や製作者がいないのか?



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