★事故で運ばれた少女にとってのぬいぐるみがそうであったように、人には自分のそばにいてくれる誰かが必要なんですね。
今回はぬいぐるみがそれをうまく象徴している。
★あとは藍沢(山下智久)、緋山(戸田恵梨香)、白石(新垣結衣)のせりふ。
まずは藍沢。
田沢悟史(平山浩行)の解剖を継げることをためらう白石に。
「俺が死んだら解剖を望むぜ」
死んだ田沢に劣等感を抱き、自分には人望がなく葬式にもあんなに来てくれないと嘆く藤川(浅利陽介)に。
「俺は行くぜ。お前の葬式に」
他人との距離を置き、壁を作る藍沢らしいせりふ。
言葉は少ないが、相手の気持ちを理解して一番言ってほしいことを言う。
このキャラクター造型はいいですね。
緋山も藍沢と似ている。
田沢を失って「自分には必要としてくれる人がいなくなった」とつぶやくはるか(比嘉愛未)をヘリに乗せてこう言う。
「ここに座ると、あんたの顔が見える。その顔見るとあたしがどれだけ安心するか。あたしがフライトでいい成績を取るためにも、あんたにここに座ってほしい」
ポイントは<あたしがフライトでいい成績を取るために>。
こういうふうに<偽悪>ぶることが緋山のキャラ。
心を開かずそっけない藍沢と偽悪家の緋山。
しかし、心の中は熱い。
一方、このふたりと比べてストレートなのが白石。
同じヘリのシーンではるかにこう言う。
「必要なの、あなたが。あなたも光なの、わたしたちの」
屈折していないんですね、白石は。
三人三様。「コード・ブルー」の人物たちのせりふは見事に描き分けられている。
※追記
藍沢も子供には心を開くようだ。
ぬいぐるみを手放すことを子供目線で見事に説得している。
おまけにぬいぐるみに包帯を巻いたりして。
一方、子供の説得が出来なかったのが白石だ。
子供目線になかなか立てない白石。
こういう描き分けも面白い。
今回はぬいぐるみがそれをうまく象徴している。
★あとは藍沢(山下智久)、緋山(戸田恵梨香)、白石(新垣結衣)のせりふ。
まずは藍沢。
田沢悟史(平山浩行)の解剖を継げることをためらう白石に。
「俺が死んだら解剖を望むぜ」
死んだ田沢に劣等感を抱き、自分には人望がなく葬式にもあんなに来てくれないと嘆く藤川(浅利陽介)に。
「俺は行くぜ。お前の葬式に」
他人との距離を置き、壁を作る藍沢らしいせりふ。
言葉は少ないが、相手の気持ちを理解して一番言ってほしいことを言う。
このキャラクター造型はいいですね。
緋山も藍沢と似ている。
田沢を失って「自分には必要としてくれる人がいなくなった」とつぶやくはるか(比嘉愛未)をヘリに乗せてこう言う。
「ここに座ると、あんたの顔が見える。その顔見るとあたしがどれだけ安心するか。あたしがフライトでいい成績を取るためにも、あんたにここに座ってほしい」
ポイントは<あたしがフライトでいい成績を取るために>。
こういうふうに<偽悪>ぶることが緋山のキャラ。
心を開かずそっけない藍沢と偽悪家の緋山。
しかし、心の中は熱い。
一方、このふたりと比べてストレートなのが白石。
同じヘリのシーンではるかにこう言う。
「必要なの、あなたが。あなたも光なの、わたしたちの」
屈折していないんですね、白石は。
三人三様。「コード・ブルー」の人物たちのせりふは見事に描き分けられている。
※追記
藍沢も子供には心を開くようだ。
ぬいぐるみを手放すことを子供目線で見事に説得している。
おまけにぬいぐるみに包帯を巻いたりして。
一方、子供の説得が出来なかったのが白石だ。
子供目線になかなか立てない白石。
こういう描き分けも面白い。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます