菅義偉の「学術会議任命拒否問題」
排除と国民の無関心が悲惨をもたらしたナチスの例を思い出した。
『ナチが共産主義者を襲つたとき、自分はやや不安になつた。
けれども結局自分は共産主義者でなかつたので何もしなかつた。
それからナチは社会主義者を攻撃した。
自分の不安はやや増大した。
けれども自分は依然として社会主義者ではなかつた。そこでやはり何もしなかつた。
それから学校が、新聞が、ユダヤ人が、というふうに次々と攻撃の手が加わり、そのたびに自分の不安は増したが、なおも何事も行わなかつた。
それからナチは教会を攻撃した。
自分はまさに教会の人間であつた。
そこで自分は何事かをした。
しかしそのときにはすでに手遅れであった』
このように権力は暴走するのである。
学術会議の件がこのまま通れば、やつらは次はこれ、その次はこれと範囲を拡げてくる。
おそらく菅はファシズム社会をつくりたいと考えていないだろう。
たぶん初期のヒトラーもそう。
批判者や気にくわないやつを排除しているうちに結果としてああなってしまった。
権力は人を狂わせる。
ひとつが許されれば、次はこれ、その次はこれ、と抑制がきかなくなるのが人間だ。
堤防に開いた小さな穴はやがて大きくなって決壊する。
たかが6人。
されど6人。
息苦しい世の中にはしたくないなあ。
菅義偉よ、
他にやることがあるだろう?
冬のコロナ対策はどうする?
コロナで倒産、失業がどっと増えるぞ。
少子化問題、社会福祉問題をどうする?
1%前後の低成長の日本経済をどう再生する?
拉致問題をどうする?
エネルギーを注ぐべき所がセコいんだよ。
この件に関しては、6人をなぜ拒否したのか? を説明すればいいだけの話。
論文をひとつも書いてなかったとか、女性問題がひどいとかだったら一気に解決する。
排除と国民の無関心が悲惨をもたらしたナチスの例を思い出した。
『ナチが共産主義者を襲つたとき、自分はやや不安になつた。
けれども結局自分は共産主義者でなかつたので何もしなかつた。
それからナチは社会主義者を攻撃した。
自分の不安はやや増大した。
けれども自分は依然として社会主義者ではなかつた。そこでやはり何もしなかつた。
それから学校が、新聞が、ユダヤ人が、というふうに次々と攻撃の手が加わり、そのたびに自分の不安は増したが、なおも何事も行わなかつた。
それからナチは教会を攻撃した。
自分はまさに教会の人間であつた。
そこで自分は何事かをした。
しかしそのときにはすでに手遅れであった』
このように権力は暴走するのである。
学術会議の件がこのまま通れば、やつらは次はこれ、その次はこれと範囲を拡げてくる。
おそらく菅はファシズム社会をつくりたいと考えていないだろう。
たぶん初期のヒトラーもそう。
批判者や気にくわないやつを排除しているうちに結果としてああなってしまった。
権力は人を狂わせる。
ひとつが許されれば、次はこれ、その次はこれ、と抑制がきかなくなるのが人間だ。
堤防に開いた小さな穴はやがて大きくなって決壊する。
たかが6人。
されど6人。
息苦しい世の中にはしたくないなあ。
菅義偉よ、
他にやることがあるだろう?
冬のコロナ対策はどうする?
コロナで倒産、失業がどっと増えるぞ。
少子化問題、社会福祉問題をどうする?
1%前後の低成長の日本経済をどう再生する?
拉致問題をどうする?
エネルギーを注ぐべき所がセコいんだよ。
この件に関しては、6人をなぜ拒否したのか? を説明すればいいだけの話。
論文をひとつも書いてなかったとか、女性問題がひどいとかだったら一気に解決する。
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