平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

クール・ジャパン! アジアで戦いを繰り広げる日本と韓国!

2012年04月03日 | その他
 4月1日の『Mr.サンデー』で<これがニッポンの生きる道>という特集をやっていた。
 コミック、アニメ、J-POP、アイドル、ファッション、ゲーム、日本食、カラオケ……、確かに日本はソフトウェアにもっと力を入れるべきだと思うんですよね。
 自動車、家電などの主要輸出産業に比べれば市場規模は小さいかもしれないが、ハードは一度購入してしまえば5年~10年はそのまま、買い換えることがない。
 しかし、ソフトはシリーズ化出来るし、関連商品ビジネスも見込める。古くなって飽きられれば新しいものを作ればいい。
 そして何より<文化大国ニッポン>ってかっこいい!
 まさにクール・ジャパン。

 日本流のサービスも海外では画期的なことらしい。
 たとえば、宅急便の時間指定配達(9時~12時などと細かく配達時刻を指定できる)やクール便。
 われわれにして見れば当たり前だったが、確かに言われてみれば、実にきめ細やかなサービス。
 居酒屋チェーン<和民>が実施している膝つき接客も好評らしい。
 和民の店員さんは膝をついて客と同じ目線で注文をとる。確かに上から見下ろされて注文をとられるよりはいいかも。

 さて、このような日本のソフトビジネスだが、アジア市場では韓国と熾烈な闘いをしているらしい。

 タイではかつては日本のドラマが人気だったが、現在では韓流が主流で大人気。
 この差が出たのには、売り込みの熱心さの違いがあるという。
 韓国では国をあげてセールスしてくる。韓流ドラマを解説したカタログのような冊子もあるらしい。
 また韓流ドラマでは作品の宣伝用に100枚以上の写真が提供されるのに、日本のドラマでは5枚。
 売り込みの意識が違う。

 フィリピンでも韓流ドラマは大人気らしい。
 『Mr.サンデー』でも話題にしていたが、かつて日本のドラマ「おしん」は世界各国で放送され、中国で視聴率75.9%、カナダ・イランで90%を獲得したりしていたんですけどね。「おしんに食べてもらってくれ」とわざわざコメを送ってきた外国人もいたらしいですし。

 一方、シンガポールではJ-POPが巻き返しをはかり、K-POPを圧倒しているらしい。
 かつては少女時代などのK-POPアイドルが人気だったのだが、現在はAKB48。
 身近でメンバーそれぞれが個性的なのがその人気の原因だとか。
 秋元康さんの世界戦略はどこまで戦っていけるか。

 というわけで本題に戻って、<これがニッポンの生きる道>。
 ソフトウェアは海外でもっと稼げる可能性がある。

 また、そんな経済的な意味ばかりでなく、ソフトウェアには大きな可能性がある。
 <ソフトウェアは世界を繋ぐ><国や民族を越える>。
 「おしん」は世界中に受け入れられて人々の心に残っている。
 初音ミクは今や世界的に人気のキャラクターだ。
 あるいは外国人がカラオケを楽しみ、寿司をおいしいと言い、アニメのコスプレなどをしているのを見ると、「人間って皆、同じなんだな」と感じる。
 国や民族どうしの争いや戦争ってバカバカしい。
 ドラマや歌やコミックやアニメやアイドルなどを共有して、みんなが楽しめば世界はきっと平和になる。

 

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