平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

相棒18 「薔薇と髭との間に」~捻りがあって、なかなか上手い小品! でもヒロコママは必要だったのかな?

2020年03月05日 | 推理・サスペンスドラマ
・契約金の1億円強奪
・押田洋彰課長殺害

 さあ、このふたつの事件をどう繋げるか?
 いかに整合性を持たせて、どのような犯人や真相を構築するか?

 ミスリードがあった。
 殺された押田の勤める『如月リゾート』は、暴力事件や不衛生な事件を起こして店の評判を落とし、経営が成り立たなくして買収するという悪どい商売をする会社だった。
 そのことを知った鶴橋光太郎(細田善彦)。
 鶴橋の実家の旅館は『如月リゾート』の仕掛けた暴力事件で経営不振になり買収された。
 その復讐のために鶴橋がカネを奪い、押田を殺した。
 しかし、これはミスリード。

 だとすると、もうひとつの犯人の可能性は、『洋食みやくら』の宮倉進(清水昭博)。
 宮倉は不衛生な案件で店の評判が落ちて『如月リゾート』に身売りしようとしている洋食店の店主だ。
 もし宮倉が店の評判を落としたのが『如月リゾート』であることを知ったら、復讐を考えるに違いない?

 しかし、真相はもうひとつあった。
 ネタバレになるので詳しく書かないが、「なるほどね~」と思える、なかなか上手いひと捻り。
 ポイントは、宮倉に契約金強奪を持ちかけたのは誰か? という点。

 なかなかよく出来た小品だったと思います。
 ただ、これは『相棒』でやる作品なのかな?
 ヒロコママ(深沢敦)は必要だったのかな?
 とは思ってしまいますが。


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