最近、街で見かけるネコジャラシ。
正式名は「エノコログサ」と言い、イネ科の植物である。
イネ科の植物の生存戦略は実に素晴しい。
①根から直接、葉が生えているので成長が速い。
つまり茎→枝→葉という成長の工程をなくしている。
②葉が硬く先端が尖っているので草食動物が食べるのを嫌がる。
ススキなんかがその代表ですね。
③成長点が低い。
植物は先端を切ってしまうと、そこから先、伸びなくなってしまう。
この伸びなくなってしまう先端を「成長点」と言うのだが、
イネ科の植物はそれが下の方にある。
だから上の部分をカットされたり、動物に食べられてもまた生えて来る。
イネ科ではありませんが、小ネギなんかもそうですね。
カットしてもまた生えて来るので、いくらでも収穫できる。
ウチの庭に植えていて重宝しています。
④穂が高い所にあり、落ちにくい。
穂の部分には種があるが、高い所にあるので風で飛ばされやすい。
人がネコジャラシで遊ぶのもエノコログサの作戦なのかもしれない。
摘んでブンブン振ってくれれば種がどんどん飛ぶ。
このように植物の生き残り戦略を知ると、僕は敬服・感動してしまう。
みんな、生きること・種を残すことに必死なのだ。
生き残るために試行錯誤し、工夫し、形態を変えて現在の姿になったのだ。
正式名は「エノコログサ」と言い、イネ科の植物である。
イネ科の植物の生存戦略は実に素晴しい。
①根から直接、葉が生えているので成長が速い。
つまり茎→枝→葉という成長の工程をなくしている。
②葉が硬く先端が尖っているので草食動物が食べるのを嫌がる。
ススキなんかがその代表ですね。
③成長点が低い。
植物は先端を切ってしまうと、そこから先、伸びなくなってしまう。
この伸びなくなってしまう先端を「成長点」と言うのだが、
イネ科の植物はそれが下の方にある。
だから上の部分をカットされたり、動物に食べられてもまた生えて来る。
イネ科ではありませんが、小ネギなんかもそうですね。
カットしてもまた生えて来るので、いくらでも収穫できる。
ウチの庭に植えていて重宝しています。
④穂が高い所にあり、落ちにくい。
穂の部分には種があるが、高い所にあるので風で飛ばされやすい。
人がネコジャラシで遊ぶのもエノコログサの作戦なのかもしれない。
摘んでブンブン振ってくれれば種がどんどん飛ぶ。
このように植物の生き残り戦略を知ると、僕は敬服・感動してしまう。
みんな、生きること・種を残すことに必死なのだ。
生き残るために試行錯誤し、工夫し、形態を変えて現在の姿になったのだ。
いつもありがとうございます。
クリーピングタイムのような「這い性植物」とドクダミのような「地下茎植物」ですよね。
キュウリなんかも上に伸びるのではなく、這うものもあります。
地球史のレベルでいうと、太陽の光を求めて「高さ」を競う時代があり、その後、おっしゃるとおり、高さを求めない種が現われました。
生き残り戦略でいうと、自ら毒を持ったり、トゲを持つ植物が現われました。
遺伝子レベルで考えると、人間も植物も大差ない。
高層住宅のような高さを求める人もいれば、地べたでの生活を楽しみたくましく生きていく人もいる。
毒で自分を守ろうとする人もいれば、とげとげしい言葉で自分を守る人もいる。
当たり前のことですが、人間も遺伝子のメモリーに従って行動しているんですよね。
対する人間は政治家も含め、力に対してはその力に抗い、勿論勝利できれば、新たな力として君臨する。
でも、生き残りや種の保存で見れば、雑草の方が合理的で効率がいい。
つまり、雑草の様に、個性という遺伝的多様性が必要となる時代が来るかもです。