平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

相棒18 「ディープフェイク・エクスペリメント」 ~鬼石美奈代を始めとして、今回は「感じの悪い人」がいっぱい!

2020年03月20日 | 推理・サスペンスドラマ
「ところで官房長官、鬼石美奈代をご存じではありませんか?」
 すげえ、右京さん(水谷豊)、内閣官房長官の鶴田翁助(相島一之)に質問を始めちゃったよ(笑)
 鶴田は右京さんに圧力をかけたつもりだったのに、それを無視!
 せっかく官房長官に会えたのだから、訊くべき事は来ておく!
 右京さんには相手の地位など関係ない。
 忖度せずに自分のやるべきことをやる。
 これには鶴田も驚いただろうな(笑)
 …………

 城和工科大学特任准教授・鬼石美奈代(坂井真紀)は天才にありがちな、おかしな人。
 頭のネジが緩んでいる。
 ディープフェイク動画で、ベッドシーンの映像を偽装。
 その理由は──
「あいつがあの女を抱きたがっていたから、(映像で)抱かせてあげたのよ」
 映像で顔を変えることで疑似エッチって?
 鬼石美奈代は子供のように遊んでいる。
 クラブの映像の顔の入れ替えも学生を通して週刊誌に売るというすぐ足がつきそうな方法。
 鬼石美奈代は完璧なディープフェイク動画をつくるITの天才だが、一般常識的な所はどこか抜けている。

 この鬼石美奈代に連なる同系統の人物として
・右京さん
・社美禰子(仲間由紀恵)
 がいる。
「僕としたことが」
「私としたことが」
 冠城(反町隆史)にしてみれば、右京さんも美禰子も自分の頭の良さを鼻にかける「感じの悪い人間」なのだ。
 冠城は頭のいい右京さんを『推理力減退症候群』にして、自分たちと同じ領域に引きずり下ろそうとしたのかもしれない。

 そして「感じの悪い人」は他にもいて、
 内閣情報調査室の柾庸子(遠山景織子)や青木(浅利陽介)もそう。
 官房長官の鶴田もなかなか。

 今回のエピソードは、「感じの悪い人」のオンパレードだった。
・右京さん→推理バカ
・鬼石美奈代、青木→ITバカ
・鶴田翁助→権力バカ

 今作のコンセプトは「感じの悪い人」かな?
 水谷豊さん、今回、結構『怪演』してましたよね。


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