森友事件。
その文書改ざんに関わって自殺された近畿財務局職員・赤木俊夫さん(当時54)の「手記」と「遺書」が公開された。
その内容は、
・国有地払い下げに関する本省(財務省)の関与
・文書改ざん・破棄・隠蔽などの財務省(佐川元理財局長)の指示
・財務省の野党対応、会計検査院対応の実態
だ。
亡くなった赤木さんが直接関わった文書改ざんの文章は特に生々しくリアルだ。
『決裁文書の修正(差し替え)元は、すべて佐川理財局長の指示です。
局長の指示の内容は、野党に資料を示した際、学園に厚遇したと取られる疑いの箇所はすべて修正するよう指示があったと聞きました。
佐川理財局長の指示を受けた、財務省本省理財局幹部、補佐が過剰に修正箇所を決め、補佐の修正した文書を近畿局で差し替えしました。
第一回目は昨年2月26日(日)のことです。
当日15時30分頃、出勤していた統括官から本省の指示の作業が多いので、手伝ってほしいとの連絡を受け、役所に出勤(16時30分頃登庁)するよう指示がありました。
その後の3月7日頃にも、修正作業の指示が複数回あり現場として私はこれに相当抵抗しました。
管財部長に報告し、当初は応じるなとの指示でしたが、本省理財局の総務課長をはじめ国有財産審理室長などから部長に直接電話があり、応じることはやむを得ないとし、美並近畿財務局長に報告したと承知しています。
美並局長は、本件に関しては全責任を負うとの発言があったと部長から聞きました。
部長以外にも、次長ら管財部幹部はこの事実をすべて知っています。
本省からの出向組の次長は、「元の調書が書き過ぎているんだよ。」と調書の修正を悪いこととも思わず、本省の補佐の指示に従い、あっけらかんと修正作業を行い、差し替えを行ったのです。
(大阪地検特捜部はこの事実関係をすべて知っています)
これが財務官僚機構の実態なのです。
パワハラで有名な佐川局長の指示には誰も背けないのです。
佐川局長は、修正する箇所を事細かく指示したかどうかはわかりませんが、補佐などが過剰反応して、修正範囲をどんどん拡大し、修正した回数は3回ないし4回程度と認識しています。
役所の中の役所と言われる財務省でこんなことがぬけぬけと行われる。』
そして財務省と佐川批判。
『森友事案は、すべて本省の指示、本省が処理方針を決め、国会対応、検査院対応すべて本省の指示(無責任体質の組織)と本省による対応が社会問題を引き起こし、嘘に嘘を塗り重ねるという、通常ではあり得ない対応を本省(佐川)は引き起こしたのです。
この事案は、当初から筋の悪い事案として、本省が当初から鴻池議員などの陳情を受け止めることから端を発し、本省主導の事案で、課長クラスの幹部レベルで議員等からの要望に応じたことが問題の発端です。
いずれにしても、本省がすべて責任を負うべき事案ですが、最後は逃げて、近畿財務局の責任とするのでしょう。
怖い無責任な組織です。』
そして手記はこう結ばれる。
『この事実を知り、抵抗したとはいえ関わった者としての責任をどう取るか、ずっと考えてきました。
事実を、公的な場所でしっかりと説明することができません。
今の健康状態と体力ではこの方法をとるしかありませんでした。
(55歳の春を迎えることができない儚さと怖さ)家族(もっとも大切な家内)を泣かせ、彼女の人生を破壊させたのは、本省理財局です。
私の大好きな義母さん、謝っても、気が狂うほどの怖さと、辛さこんな人生って何?
兄、甥っ子、そして実父、みんなに迷惑をおかけしました。さようなら』
………………
さあ、この命を賭した訴えを僕たちはどう受けとめるか? 何を感じ、考えるのか?
安倍晋三は何を感じ、考えるのか?
安倍昭恵は何を感じ、考えるのか?
麻生太郎は何を感じ、考えるのか?
佐川宜寿は何を感じ、考えるのか?
この件に関わった財務省の幹部たちは何を感じ、考えるのか?
この件をすべて不起訴にした大阪地検は何を感じ、考えるのか?
おそらく何も感じないし、考えないんだろうな。
ちなみに赤木さんが手記で挙げている財務省幹部の名は次のとおりだ。
『佐川理財局長、当時の理財局長、中村総務課長、企画課長、田村国有財産審理室長ほか幹部
担当窓口の杉田補佐(悪い事をぬけぬけとやることができる役人失格の職員)』(手記の原文のまま)
手記で僕が最も注目したのは、この文章だ。
(大阪地検特捜部はこの事実関係をすべて知っています)
腐りまくってるな、大阪地検特捜部!
ちなみに財務省関係者を全員不起訴処分にした山本真千子は函館地方検察庁検事正を経由して大阪地方検察庁次席検事にご出世だ。
悪い奴ほど、よく眠る。
泣くのは弱い者ばかり。
厚顔無恥の連中が裁かれることもなく偉そうにふんぞり返り、
真面目で良心のある人間が呵責に苛まれる。
安倍一味のこの世の春はいつまで続くのか?
安倍一味は強いぞ。
警察・検察・司法・マスコミをほぼコントロールできる状態に置いている。
これに加えて、森友・加計・桜があっても、まだ安倍を許しているバカな40~50%の支持者がいる。
さあ、僕たちは赤木さんの手記と遺書と、現在の社会を見て、何を感じ、何を考える?
※参照記事
森友 文書改ざん “指示もと 佐川元局長と思う”自殺職員 手記 (NHKニュース)
その文書改ざんに関わって自殺された近畿財務局職員・赤木俊夫さん(当時54)の「手記」と「遺書」が公開された。
その内容は、
・国有地払い下げに関する本省(財務省)の関与
・文書改ざん・破棄・隠蔽などの財務省(佐川元理財局長)の指示
・財務省の野党対応、会計検査院対応の実態
だ。
亡くなった赤木さんが直接関わった文書改ざんの文章は特に生々しくリアルだ。
『決裁文書の修正(差し替え)元は、すべて佐川理財局長の指示です。
局長の指示の内容は、野党に資料を示した際、学園に厚遇したと取られる疑いの箇所はすべて修正するよう指示があったと聞きました。
佐川理財局長の指示を受けた、財務省本省理財局幹部、補佐が過剰に修正箇所を決め、補佐の修正した文書を近畿局で差し替えしました。
第一回目は昨年2月26日(日)のことです。
当日15時30分頃、出勤していた統括官から本省の指示の作業が多いので、手伝ってほしいとの連絡を受け、役所に出勤(16時30分頃登庁)するよう指示がありました。
その後の3月7日頃にも、修正作業の指示が複数回あり現場として私はこれに相当抵抗しました。
管財部長に報告し、当初は応じるなとの指示でしたが、本省理財局の総務課長をはじめ国有財産審理室長などから部長に直接電話があり、応じることはやむを得ないとし、美並近畿財務局長に報告したと承知しています。
美並局長は、本件に関しては全責任を負うとの発言があったと部長から聞きました。
部長以外にも、次長ら管財部幹部はこの事実をすべて知っています。
本省からの出向組の次長は、「元の調書が書き過ぎているんだよ。」と調書の修正を悪いこととも思わず、本省の補佐の指示に従い、あっけらかんと修正作業を行い、差し替えを行ったのです。
(大阪地検特捜部はこの事実関係をすべて知っています)
これが財務官僚機構の実態なのです。
パワハラで有名な佐川局長の指示には誰も背けないのです。
佐川局長は、修正する箇所を事細かく指示したかどうかはわかりませんが、補佐などが過剰反応して、修正範囲をどんどん拡大し、修正した回数は3回ないし4回程度と認識しています。
役所の中の役所と言われる財務省でこんなことがぬけぬけと行われる。』
そして財務省と佐川批判。
『森友事案は、すべて本省の指示、本省が処理方針を決め、国会対応、検査院対応すべて本省の指示(無責任体質の組織)と本省による対応が社会問題を引き起こし、嘘に嘘を塗り重ねるという、通常ではあり得ない対応を本省(佐川)は引き起こしたのです。
この事案は、当初から筋の悪い事案として、本省が当初から鴻池議員などの陳情を受け止めることから端を発し、本省主導の事案で、課長クラスの幹部レベルで議員等からの要望に応じたことが問題の発端です。
いずれにしても、本省がすべて責任を負うべき事案ですが、最後は逃げて、近畿財務局の責任とするのでしょう。
怖い無責任な組織です。』
そして手記はこう結ばれる。
『この事実を知り、抵抗したとはいえ関わった者としての責任をどう取るか、ずっと考えてきました。
事実を、公的な場所でしっかりと説明することができません。
今の健康状態と体力ではこの方法をとるしかありませんでした。
(55歳の春を迎えることができない儚さと怖さ)家族(もっとも大切な家内)を泣かせ、彼女の人生を破壊させたのは、本省理財局です。
私の大好きな義母さん、謝っても、気が狂うほどの怖さと、辛さこんな人生って何?
兄、甥っ子、そして実父、みんなに迷惑をおかけしました。さようなら』
………………
さあ、この命を賭した訴えを僕たちはどう受けとめるか? 何を感じ、考えるのか?
安倍晋三は何を感じ、考えるのか?
安倍昭恵は何を感じ、考えるのか?
麻生太郎は何を感じ、考えるのか?
佐川宜寿は何を感じ、考えるのか?
この件に関わった財務省の幹部たちは何を感じ、考えるのか?
この件をすべて不起訴にした大阪地検は何を感じ、考えるのか?
おそらく何も感じないし、考えないんだろうな。
ちなみに赤木さんが手記で挙げている財務省幹部の名は次のとおりだ。
『佐川理財局長、当時の理財局長、中村総務課長、企画課長、田村国有財産審理室長ほか幹部
担当窓口の杉田補佐(悪い事をぬけぬけとやることができる役人失格の職員)』(手記の原文のまま)
手記で僕が最も注目したのは、この文章だ。
(大阪地検特捜部はこの事実関係をすべて知っています)
腐りまくってるな、大阪地検特捜部!
ちなみに財務省関係者を全員不起訴処分にした山本真千子は函館地方検察庁検事正を経由して大阪地方検察庁次席検事にご出世だ。
悪い奴ほど、よく眠る。
泣くのは弱い者ばかり。
厚顔無恥の連中が裁かれることもなく偉そうにふんぞり返り、
真面目で良心のある人間が呵責に苛まれる。
安倍一味のこの世の春はいつまで続くのか?
安倍一味は強いぞ。
警察・検察・司法・マスコミをほぼコントロールできる状態に置いている。
これに加えて、森友・加計・桜があっても、まだ安倍を許しているバカな40~50%の支持者がいる。
さあ、僕たちは赤木さんの手記と遺書と、現在の社会を見て、何を感じ、何を考える?
※参照記事
森友 文書改ざん “指示もと 佐川元局長と思う”自殺職員 手記 (NHKニュース)
記事の作成、お疲れ様です。
よくまあこんな事が罷り通るご時世なんですね。
そう自民党政権下で昔からある事態ですが・・(竹下登の時代など)
しかし 佐川宣寿と言う人間、悪人
其のまた 改ざんを指示したのは安倍晋三なのか?
大阪地検特捜部も 正にグル
安倍一味の悪行三昧は何時まで続くのか?
其れを支持する輩が何時まで蔓延るのか?
私が 赤木さんと同じ立場だったら如何していただろうか、と考えます。
此の改ざんの実態を訴えていたのか?
まったく想像を絶します。
安倍一味がいち早く解体して欲しいものです。
いつもありがとうございます。
安倍一味の司令塔は誰なんですかね?
今井総理秘書官の名前が見え隠れしますが、今井なのか?
佐川宣寿は財務省にいた頃はパワハラでブイブイ言わせていた男のようですが、今はコソコソと逃げまわる身長152センチのただの小男。
権力とは何か? 人間とは何か? を考えさせられます。
>私が 赤木さんと同じ立場だったら如何していただろうか、と考えます。
そうですね。
自分だったらどうするか、考えてしまいますよね。
裁判では、今回の遺書や手記以外の証拠が出て来るでしょうし、近畿財務局からの証言者も出て来るかもしれません。
善良な人の気持ちが踏みにじられる社会であってはいけませんよね。
自分のせいで国民が自殺したのに、よくもまあ居座れますよ。
優しそうな顔して中味は悪魔です。
おまけに国会で嘘の答弁を繰り返し、あれが証人喚問なら偽証罪ですよ。
しかも海外には大盤振る舞い。もっと国民を助けなさい!
森・安倍・麻生、日本3大老害が消えない限り、国民の生命は軽んじられ、搾取され続けます。
コメントありがとうございます。
『厚顔無恥』は無敵なんですよね。
自分を顧みて恥じることがない。
あるいは
安倍は「自分が原因で公文書改ざんがおこなわれた」と思っていないのかもしれません。
こうなると単なる『バカ』なのですが、『バカ』も無敵なんですよね。
おまけにそのバカがこの国で一番の権力を持っているから、手がつけられない。
本当に困りました。