平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

指原莉乃、電撃移籍!~さっしーに新たな試練!

2012年06月16日 | アイドル
 ネットのニュース配信を見て驚いた。
 さっしーが電撃移籍!!

 以下は日刊スポーツの記事。
『選抜総選挙4位だったAKB48指原莉乃(19)がHKT48に電撃移籍することになった。指原は15日深夜のニッポン放送「オールナイトニッポン」に出演。同番組にゲスト出演していた秋元康総合プロデューサーから「あなたは明日からというか、できるだけ早く博多に住んで、HKT48の活動をしなさい」と突然指示された。
 指原は14日発売の週刊文春で、かつてファンの男性と交際していた過去があると報じられたばかり。この日、番組には途中から登場し、報道について「お騒がせしました」と謝罪した』

 週刊誌報道のせいというよりは、むしろ前向きな移籍だろう。
 大分県出身だし、九州のグループ(HKT)を引っ張るリーダーとしての抜擢。
 指原さんのファンや今まで応援してきたHKT48のファンとしては、賛否両論、複雑なものがあるだろうが、これでHKT48に核のようなものが出来る。
 さっしーにとっては、ひとつのグループを引っ張るという重責が、さらなる成長につながる。
 試練を課しますね、秋元さんは。

 確かに、個人的には指原さんが、試練を乗り越えてどこまでいくか、見てみたい。
 総選挙でも、速報4位から落ちずにキープしたってことは、揺るぎない実績ですし。


※追記
 リアルライブのニュースではこんな報道。

 一部週刊誌でAKB48在籍時に交際していた男性がいたことが報じられていた指原は16日の午前1時から放送された、ニッポン放送のオールナイトニッポンに緊急出演、「ご心配、おかけして本当にごめんなさい。記事を読んで、すごくびっくりもありましたが、その人と友達だったことは本当です」と謝罪した。また、報道がでることがわかって以来、「ご飯が食べれなくて、食べて吐いてを繰り返して・・・ツアーのリハーサル中に過呼吸になったり・・・」と語った。
 その後、CM明けには総合プロデューサーの秋元康から、「どうなの、本当のところは?」と聞かれ、「本当じゃないですし、本当のところもある」としどろもどろ。それに対し秋元プロデューサーは、「何もなしだと、“指原にだけ甘い”となってしまう。難しい。そこで考えました。指原はファンに対してAKBのために頑張ってもらわなければいけない。指原はHKT48に移籍してもらう」と発表した。
 放送では、報道がでたことから、AKB48を辞めようと思ったと語り、「しーちゃん(大家志津香)には態度でばれてしまって・・・」と。また、秋元プロデューサーは、「謹慎だとどれが本当でどれがウソでという話になってしまう」とし、「ペナルティというよりも、頼むぞという感じ」と発言。そして、「まさか、指原にスキャンダルが起きると思わなかった。指原と芦田愛菜ちゃんだけはないと思った」とも。
 最後に出演していたメンバーの峯岸みなみから、今後もAKB48のメンバーにスキャンダルがあったらと質問すると、「勘弁してよ」と苦笑いしていた。
 国民的アイドルグループの人気メンバーのスキャンダルということもあり、動向が注目されていたため、今後のファンの反応が注目される。(リアルライブ)

 ……週刊誌の一方的なデマかせではないんですね。
 指原さんがこれからどんなふうに大きくなっていくんだろうと思って見ていただけに、少し残念。
 また、上の記事からは、さっしーの苦しい胸の内がよくわかる。
 何とか乗り越えてほしい。

 そして秋元さん、こんな記者会見みたいなことをラジオの生放送でやってしまうとは。
 「まさか、指原にスキャンダルが起きると思わなかった。指原と芦田愛菜ちゃんだけはないと思った」というジョーク?には、温かいものを感じるが……。

※追記
 夕方のニフティのニュースではこんな報道。

 人気グループ「AKB48」の指原莉乃さん(19)が週刊誌で男性とのスキャンダルを報じられた問題で、プロデューサーの秋元康さん(56)がラジオ番組に出演し、指原さんを「AKB」の姉妹グループで福岡市を拠点に活躍する「HKT48」に移籍すると発表した。
指原さんには結成間もない「HKT48」の指導者として期待する、と話したが、「HKT48」メンバーはこの決定に不安のようだ。キャプテンの穴井千尋さん(16)はブログで「HKTってどうなるんだろう…」と綴った。
「指原には指導者になってほしい」と秋元康さん
今回のスキャンダルは「週刊文春」が12年6月21日号で報じたもので、08年から09年にかけ交際したという1歳年上の男性の告白が掲載されている。
記事によれば男性はもともとAKBオタクで、最初にメールアドレスを教えたのは指原さん。エッチするまでかかった時間は4ヶ月。デートは主に指原さんの自宅で「イチャイチャしたり、お風呂に入ったり」した。指原さんとのすれ違いが原因で男性が別れを切り出した。指原さんはその後、別のファンと付き合ったようだとも証言している。
 「AKB」は恋愛がご法度で、交際が発覚した場合はクビなどの処分が下される。秋元さんと指原さんは2012年6月16日未明、ニッポン放送のラジオ番組「AKB48のオールナイトニッポン」に登場し、指原さんは泣きながらファンに謝罪、
「週刊誌の中身については事実ではないこともたくさんありますが、その人とお友達だったのは事実です」と打ち明けた。
 秋元さんは、指原さんが誤解されるような行動と、脇の甘さがあったからこんな記事が出てしまったと釈明した。とは言っても、見過ごすわけにはいかないため、一つのけじめとして指原さんを「HKT48」に移籍すると発表した。ただし「左遷」ではなく、活動を始めたばかりの「HKT48」には指導者が必要であり、指原さんはその役割を担って「HKT48」を盛り上げ、また、今回のようなスキャンダルを防ぐ方法を後輩に教えて欲しい、とした。
「HKT48」ファンから指原否定コメントが殺到
HKTは11年7月に第1期生オーディションで合格した小学生から高校生までの24人で結成され、九州を中心に芸能活動を始めている。まだCDデビューはしておらず、結成時に秋元さんは「2、3年後が勝負」などと語っていた。
今回の指原さんの移動に、「HKT48」メンバーは不安を隠さないでいる。キャプテンの穴井千尋さんはミニブログ「ぐぐたす」で12年6月16日午前7時に「指原さんがHKTに移籍…。いきなりでびっくりです。HKTってどうなるんだろう…」と書いた。
コメント欄には穴井さんを励まそうとするファンのコメントが殺到していて
「これはHKTにとってチャンス。メディアの露出も今まで以上に増えて、HKTが大きくなれるんじゃないかな。指原を暖かく迎え入れてやってください」というものもあるのだが、
「HKTを左遷とか罰ゲームのグループとみなされてるようなもんだよ?納得できない」
「とにかくみんな今まで通りでいいんだよ。HKTはHKTらしく今のままで。でも許せないwww」
「指原に気を遣う必要も相手にしてやる必要も無いよ。毎日トイレ掃除でもさせとけば良いねん」などといったアンチ指原のコメントが多く書かれている。(ニフティニュース)

 HKTのファンの反応は厳しいですね。
 指原さんにとっては、大きな試練になりそう。

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作家・野坂昭如さんが語る原発問題~本日(15日)も抗議集会が行われます!

2012年06月15日 | 原子力発電・反対
 原子力発電問題について、作家の野坂昭如さんは一年前に次のように書いている。

「このところ、経済産業省を中心に、原発再稼働への動きが目立つ。電力不足は経済活動の妨げになる、これから生きるために必要だという。安全の確認が認められたところから再稼働すべき、あるいは日本には技術があるという。人間は自然に逆らえない。原子力の危険を封じ込めることも出来ない。地震も津波もコントロール出来ないものと、この度、無力さを思い知らされたはずだ。
 しかし四ヶ月が経ち、四ヶ月前の暮らしぶりに戻ったかの如く、原発の必然性を説き、当たり前のように再稼働させようとする輩がいる。原発の問題は単純ではない。今こそ一人一人が問われているのだ」
                                                 (2011年7月9日 毎日新聞)

「電力会社は原発をクリーンだと言い続けてきた。石炭から石油に変わった火力発電、これは大量のCO2を出す。地熱発電は地中の砒素の大気への拡散が懸念される。水力はこれ以上無理。太陽光はコストがかかるとし、文明を保つには原子力発電しかないと。
 その一方で、原子力発電関係者の絶対安全という言い方から、いつの間にか「絶対」という言葉がとれていた。
 原子力発電所の事故は、日本の破滅につながる。許されない。
 未来を担う子供たちに毒を食べさせてはならない」
                                                (2011年7月23日 毎日新聞)

 先にも書いたとおり、これらは一年前の文章だが、今の状況を的確に言い当てている。
 それは、原子力問題について、野坂さんが本質を見抜いているからだ。
 企業人としてではなく、人として、この問題を見れば、これらが誰もが導き出す答えだろう。

 野坂さんは、豊かで便利すぎる過ぎる僕たちの生活についても次のように問いかける。

「原子力の平和利用という。
 科学や技術が人間の暮らしに深く食い込み。その成果の上に成り立っている今の暮らし。このエネルギーについて多くの日本人には、アレルギーのようなものはある。しかしその仕組み、ともなう危険を考えると言っても、科学についてはほぼ素人。専門的なことはわからない。いつしか水や空気と同じように、伝記は天然自然に生ずるものの如く、気づけば必要以上の便利さを手にして、慣らされ、危険性には目をつぶり、地震列島のあちこちに沢山の原子炉をつくってきた。ぼくらは便利でいいだろう。しかし未来の者たちの血をすすり、骨をかじって生きているとも言える。文明という便利なものを手に入れるだけ手にし、一方で死の灰をつくり出し、その後始末はぼくらの子孫に押しつける。どうにかしてくれるだろうと。
 こんな傲慢な振る舞いが許されるのか。目先の恩恵を享受するということは、はたして人として、まっとうなことなのか。せいぜい自分の子供に害が及ばなければいいという程度の狭い考え方で、科学技術にからめとられ、いつのまにか哲学的な思考を放棄した。
 原子力エネルギーを考える上で、とりあえずの安全性を言う前に、ぼくは一人一人の哲学的とらえ方が、まず必要だと思う」
                                                (2011年4月30日 毎日新聞)

 原子力発電で電力を生み出す際、原料のひとつであるウランはプルトニウムに変わる。
 全国にある原子力発電所は、プルトニウム製造工場であり、稼動すればするほど溜まる。
 そして廃棄も出来ず、厳格な保管体制を維持しなければならない。

 というわけで、野坂さんが言うとおり、今こそ一人一人が自分の<哲学>を持つ時である。
 福井県の西川知事は、本日「大飯原発再稼働容認」の判断を出すらしく、いよいよまずい事態に。
 なので、本日(15日)も18時~20時に首相官邸前で<原発再稼働抗議集会>が行われます。
 先週の参加者は4000人(主催者発表)。先々週が2700人だったので、少しずつですが増えています。
 首相官邸前は地下鉄・国会議事堂前 3番・4番出口。
 抗議の声をあげたい方は、ぜひ!


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ロンドンハーツ 『芸人衝撃映像大賞』~照れる男たちはセクシーである!

2012年06月14日 | バラエティ・報道
 12日放送のロンドンハーツ『勝手にノミネート!芸人衝撃映像大賞』。

 有吉弘行さんの主演映画、完全にアイドルなライブ映像←完全に自分に酔っていた!
 スギちゃんの迷走時代~巨乳キャラ、アイドルキャラ ←ワイルドキャラにたどりつくまでにいろいろやっていたんですね!
 おぎやはぎさんの『ズームイン!サタデー出演シーン』←スキー場でのコケ方が下手!
 Vシネマで<千原ジュニア>を演じるFUJIWARA藤本さん←ナイフで自分の体を傷つける狂気のキャラを演じてた。当時のジュニアさんのイメージってこんなだったんだ!
 未来を語る19歳のカンニング竹山さん←インタビューに答えて「俺くらい、サラリーマンのようなレールに乗った生き方をしなくてもいいんじゃないかって思うんですよね」←カッコイイぜ!
 フットボールアワーの後藤さんのボケ時代のコント←会場からほとんど笑いが起こらない。
 そしてロンドンブーツの主演ドラマ、銭湯での漫才←演技は棒読みのせりふ、淳さんの「人の命を何だと思っているんだ!」が恥ずかしい。「漫才は<シェーーーッ>ならぬ<シューーーッ>で、すべりまくり!

 といった具合に、誰でもはずかしい過去を持っているんですね。
 芸が未熟であったり、若気のいたりで自己陶酔していたり、いい気になっていたり、何かを追い求めて試行錯誤していたり。
 文学作品などで<過去は輝いていて美しい>というけれど、それは本当だろうか?
 過去はむしろ<恥ずかしくて、苦いもの>なのではないだろうか? 思い出したら、恥ずかしくて布団をかぶってしまいたくなるような。
 人は恥ずかしいことを繰り返して生きていくんですね。

 そして今の現役の若い人には、これらの姿は勇気を与える。
 今をときめくロンドンブーツ淳さんや有吉さんたちにもこんな過去があったのかと。
 こんなに芸が未熟ですべりまくっていたのかと。
 これで失敗して落ち込んでいても再び立ち上がれる。淳さんたちもそうだったのだからと。

 それにしても過去の自分の映像を見て、照れる芸人さんたちはセクシーである。
 僕は男性ですが、男の色気を感じる。
 何気なく恥じらう顔が絵になる男というのは、かっこいい。
 アシスタントの竹内由恵アナが「この企画、またやりましょう」と言ったのも、照れる売れっ子芸人さんたちにセクシーを感じたからだろう。


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生駒里奈、本日『クイズ・ミラクル9』に出演!!~そこで彼女の動画を集めてみた!

2012年06月13日 | アイドル
 本日13日、『クイズ ミラクル9』(テレビ朝日 20時)に乃木坂46・生駒里奈さんが登場する。
 生駒さんは、僕が将来、大ブレイクすると思っているアイドル。

 少し前、『ミラクル9』の姉妹番組である『ミラクルファーム』に出演した時は、こんな活躍を見せた。

 ミラクルファーム

 クイズに不正解して泣いてしまうなんて、なかなかいない。
 あの毒舌・有吉弘行さんでさえ、「よくがんばった!」とフォローしている。
 今回はどんな活躍を見せるか?

 演技でも何らかの痕跡を残す。
 以下は、乃木坂46の冠番組『乃木坂って、どこ?』(テレビ東京・日曜深夜0時)で、演技練習をやった時の映像。

 生駒ちゃんの演技

 そのしゃべり方で、お気づきかと思うが、生駒さんは秋田県の出身。
 オーディションに合格して、秋田から東京に出て来る時には、家族と次のような涙の別れをした。
 『乃木坂って、どこ?』で、ファーストシングルの選抜メンバーの発表がなされた時のことだ。

 涙の別れ

 何という涙!!
 今どき、こんな子はいません。

 AKB48の指原莉乃さんとCD売り上げ対決をした時は、番組でこんな対決をした。

 ゴムパッチン対決

 ゴムパッチンが当たった時のリアクション、実に見事!
 生駒さんの魅力は、黙っている時の<可愛らしさ・美しさ>と、しゃべったり、動いたりした時の<変さ>のギャップ!
 くるくる変わる豊かな表情!!

 最後は生駒さんのソロ曲『水玉模様』のPV。
 生駒里奈の魅力がふんだんに盛り込まれている。
 ビジュアルは、<おおた慶文>が描く美少女イラストのよう。
 舌っ足らずの歌も、逆に引っかかりが出来て魅力になっている。

 そう、生駒里奈の魅力は、変な所を含めて、その存在が<心に引っ掛かってしまうこと>なのだ。

 『水玉模様』PV


※追記
 そして、本放送を見た。
 危なっかしくて、父親が娘を見守る感じでハラハラドキドキ。
 でも、さすがに<有田さんとローラの恋愛疑惑>、今が旬の<スギちゃん>を前にしたら存在感はなくなる。
 MCの上田さんがせっかくパスを出しているのに、受け切れていないのは、まだまだ。
 がんばれ、生駒里奈!


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テレビ中継の『AKB48総選挙』を考える。

2012年06月12日 | アイドル
 先週フジテレビで放送された『AKB48総選挙』、おそらく熱心なファンにとっては不満であっただろう。
 特に19時台。
 総選挙の過去の歴史をふり返ってのスタジオトーク。
 武道館での結果発表は、選挙速報のような文字で。
 これは違う。
 ファンが見たいのは、武道館で行われているライブ映像なのだ。
 申し訳ないが、うわべだけのコメントしかしない関根勤さんも茂木健一郎先生もいらない。
 もし僕がこの番組を作るとしたら、プロレスやボクシングの実況中継のようにする。
 発表されて壇上にあがるメンバーを映し、南海キャンディーズの山里さんほか、何人かのAKB大好き芸人を解説者にして、トークをしてもらう。
 「この子はとてもがんばっている子で、圏外からランクインしてうれしいでしょうね」とか、「今回のSKEの躍進はすごいですね」などと、実況解説ふうに熱く語ってもらう。

 もちろん、19時台はAKBをよく知らない一般視聴者も見る時間帯だから、あまりマニアックな作りをしたらチャンネルを変えられてしまうだろう。
 しかし一般視聴者が見たいのは、総選挙の悲喜こもごものドラマなのだ。
 たとえ知らないメンバーが壇上でスピーチしていても、その子がどんな子かを解説しておけば、きっと胸を打つものがあるはず。

 それから渡辺アナ。
 会場にいて、発表を待つさっしー(指原莉乃)にインタビューしている。
 「空気が読めない男」という批判があったようだが、確かに。
 発表前のメンバーのメンタリティをまったく考えていない。

 それから『アッコにおまかせ』で、徳光アナが語っていたが、テレビのCMの間は発表が出来ず、場をつなぐのに苦労されたようだ。
 また武道館にいた会場のファンも、この<不自然なつなぎ>の理由がCMにあることがわかってきて、つなぎの時は、少し変な空気になったらしい。
 これはテレビ中継の弊害である。

 <一般的であること>と<マニアックであること>。
 テレビの場合は、この兼ね合いが難しい。
 深夜枠なら<マニアック>であることが許され、マニアックであればあるほど面白いのだが、一般視聴者を相手にするゴールデン枠の場合は薄めざるを得ない。
 でも、ゴールデン枠でもある程度のマニアックさは必要だと思うんですよね。
 そうしないと視聴者はどんどんCSなどの専門チャンネルに流れていってしまう。
 今後のテレビの課題であろう。


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平清盛 第23回「叔父を斬る」~すべての重荷を背負って、この国を切り拓いていくのじゃ!

2012年06月11日 | 大河ドラマ・時代劇
「叔父を斬ることで、おまえは新たな荷を背負った。すべての荷を背負って、この国を切り拓いていくのじゃ!」
と、信西(阿部サダヲ)は清盛(松山ケンイチ)に語る。

なるほど、時代を切り拓いていくリーダーというのは<重荷>を背負って生きていくものなんですね。
清盛の場合は、<白河院の血>と今回の<叔父を斬ったこと>。
その重荷が清盛のエネルギーの源になっている。

<白河院の血>は、それを否定することによって、清盛に次のようなエネルギーを与える。
「白河院の血は流れているが、自分は平家の棟梁・平清盛である。それを証明するために腐りきった貴族社会と闘う」というエネルギー。
<叔父を斬ったこと>は、その不条理な裁きに対する怒りと、叔父の命を犠牲にしたのだから絶対に武士の世を作らなければならないという強い思いを清盛に抱かせる。
そして、それらが転じて激しいエネルギーとなる。

信西は、清盛の心に激しい火をつけるために、叔父殺しをさせたようだ。
清盛なら、このような重荷を課しても、逆に弾き返して、エネルギーにするだろうとも。

さて、ここで面白いのが、義朝(玉木宏)だ。
清盛が叔父を斬首できたのに対し、義朝は父を斬れない。
つまり義朝は<父を斬る>という重荷を背負えなかったのだ。
清盛の場合が<叔父>で、義朝が<父親>であるという違いはあるが、義朝が出来なかったのは、清盛と比べて重荷を背負う力が弱かったから。
それが将来のふたりの運命に差をつける。
脚本の藤本さんは、見事に清盛と義朝を描き分けていますね。
そしてリーダー論も。
人間的には義朝が正しいのですが、リーダーとしては<目的のためには非情になれる>清盛が正しい。
だから、義朝のように<心優しい人>は、リーダーになろうとしたり、権力を目指したりしてはいけないんです。
平凡に生きるか、今回もさりげなく登場しましたが、西行(藤木直人)のように世を捨てるしかない。

この点、由良(田中麗奈)が常盤(武井咲)に語ったことが象徴的。
「そなたはこの子を優しい子に育てなさい。わたしは鬼武者を強い男に育てます」
だから鬼武者(→頼朝)は権力者となり、優しい子(→義経)は敗れ去るんですね。

今回は、まったくムダのない、緊張感溢れる見事な回でした。
忠正(豊原功補)の斬首のシーンも、為義(小日向文世)のシーンも、激しい心のぶつかり合いがあって、泣けました。
為義が「乱暴に扱うでない」と言って友切を渡す地味なシーンも、<お前が源氏の棟梁だ>という為義の心情を象徴的に語っていた。
脚本といい、役者さんの芝居といい、今回は本当にお見事!


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大飯原発再稼働反対!~本日(8日)も抗議集会が行われます!

2012年06月08日 | 原子力発電・反対
 毎週金曜日は<原発問題>について書きます。
 日本のエネルギー問題で原子力が必要か否かは、大いに議論すればいい。

 早急の問題なのは、政府が<大飯原発>を再稼働しようとしていること。

 先週も述べたとおり、大飯原発の安全対策は十分でない。
 防波堤のかさ上げも出来ていないし、<免震重要棟>も<フィルター付きベント>も出来ていない。
 原子力安全・保安院が安全対策としてあげている30項目のうち、達成されているのは15項目だ。
 原子力安全院会の斑目委員長も「(2次のストレステストが行われていない)現在のままでは不十分だ」と言っている。
 あの斑目委員長がである。

 福島の原発事故の原因も明らかにされていない。
 一般には想定外の<津波>に拠る事故とされているが、果たして本当か?
 <津波>ではなく、<地震>で内部が破損し、事故が起こったという説を唱える人もいる。
 もしそうなら、現在、日本にあるすべての原発の耐震設計を見直さなければならない。
 大飯原発の再稼働など、もってのほかだ。

 このような状態なのに、なぜ野田首相は早急に大飯原発を再稼働しようとするのか?
 電力不足になるから? 経済が悪くなるから?
 でも、それも本当か?
 電力不足のことで言えば、関西電力と関西広域連合の話し合いの中で、他の電力会社からの融通などで15%の電力不足が5%の不足まで縮まったではないか?
 あと5%、知恵を絞ればよかったのに、あの5%はどこに行った?
 要は、原発を稼働しないで、この夏を乗り切ったら<原発不要論>が高まるからである。
 5000億もかけて作った原子力発電所が、ただの鉄くずの不良債権になってしまい、廃炉にもお金がかかるからである。

 そして、政府が原発再稼働をさせたい本音は、電力が足りないからではなく、<経済が悪くなるから>。
 火力発電は原子力発電と比べて割高。
 だが、それは本当か?
 もし事故が起きれば、その賠償などが加わり、原子力発電はかなり高価なものになる。
 安全対策を徹底的にやって、新技術が出来ればどんどん導入しているスイスでは、結果として原発は高コストのものになっているようだ。
 つまり日本の原発は安全対策に十分な費用をかけていないから、安価だということ。

 というわけで、日本の原発がすべて停まっている現在こそ『日本のエネルギーはどうあるべきか』を考える時。
 なのに野田首相は、そうした議論もないまま、大飯原発を再稼働しようとしている。
 大飯が動けば、それが既成事実になって、日本中の原発50基が次々と動き出すだろう。
 だから大飯を動かしてはならない。
 まして、先にも述べたとおり、大飯原発の安全対策は、不十分なのである。
 安全が不十分なのに動かそうとするなんて、『頭がおかしい』としか言えない。
 また、野田首相は再稼働について「自分が全責任を負う」と言っているが、事故が起きた場合、どうやって責任を取るつもりなのか?
 現に福島の事故では誰も責任を取っていない。

 というわけで、本日(8日)も18時~20時に首相官邸前で行われる<原発再稼働抗議集会>に参加します。
 先週の参加者は2700人。
 首相官邸前は地下鉄・国会議事堂前 3番・4番出口。
 抗議の声をあげたい方は、ぜひ!


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第4回AKB48選抜総選挙~渡辺麻友、次世代エース宣言!

2012年06月07日 | アイドル
 今年の<第4回AKB48選抜総選挙>、象徴的なのは、第5位・麻里子様のコメントだろう。
 「後輩に席を譲れと言う人がいます。でも席を譲れないと上に上がれないメンバーは、AKBでは勝てないと思います。潰すつもりで来て下さい。私はいつでも待っています」

 AKB48の世代交代。
 しかし、今回はそれがまだまだだったようだ。
 初期メンバーの力は依然として強い。壁は厚い。
 なので、今までのような意外性やサプライズは少なかったし、ドラマも薄かった。
 しかし、4位のさっしーはこう答える。
 「麻里子様の言葉を聞いて、私はもう弱音を吐かないと決めました」
 さっしーの弱音を吐かず甘えずに、上を目指していくという宣言だ。
 少しして「私は弱音を、なるべく吐きません」と、「なるべく」をつけ加えたけど。
 3位のゆきりんも、先輩たちや周囲に遠慮しないで「自分の思ったことややりたいこと」をぶつけていくと語り、自分がAKBを引っ張っていくと宣言。
 そして、2位のまゆゆ。
 今まで先輩たちの背中を見て、ついていくだけだった自分を改め、「これから私達、若い世代が新しい道を切り拓いていきます。私達が新しい時代を築いていけるようがんばっていきます」と語る。
 これは、完全に麻里子様の問いかけに対するアンサーだ。
 そして、まゆゆは最後にこう宣言する。

 「来年も総選挙があるなら、私は1位を獲りたいと思っています」

 これは事実上のまゆゆの<自分が次世代のAKBのエースである>という意思表明。
 これからは、AKBの初期メンバーと渡辺麻友を中心とする若手メンバーの対決図式になっていくだろう。

 そして、そんなまゆゆと共に、次世代を担っていく若手は誰か?
 横山由依(15位)、島崎遙香(23位)……、すべての若手にチャンスがある。
 50位台に落ちてしまったAKBの若手も巻き返すチャンスは十分にあるのだから、がんばらないと。
 今までキープしていたアンダーガールズの順位をSKE48とNMB48に奪われたことを悔しく思わないと。
 ちなみにアンダーガールズのSKE、NMBのメンバーは次のとおり。
 第18位 山本彩、第19位 渡辺美優紀、第24位 高柳明音、第25位 秦佐和子、第27位 大矢真那、第28位 矢神久美、第29位 須田亜香里、第30位 古川愛李、第31位 木崎ゆりあ、第32位 小木曽汐莉。

 ところで、1位の大島優子さんを始め、上位メンバーの得票数はそんなに伸びておらず、去年並みですよね。
 「真夏のsoundsgood」は去年の「everyday、カチューシャ」より売れているはずなのにどこに行ってしまったんだろう?
 さっしーとか、ゆいはん、ぱるるの方に行ってしまったのか?
 それに前田敦子票は?
 高橋みなみさんの得票数が65,480票ということは、巷の予想で言われていたような前田敦子票がたかみなに流れるということはなかったのか?
 この辺を分析してみると、今回の総選挙像が新たに見えて来るかもしれない。

 
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遅くなりましたが、高嶋政伸と美元さんの裁判!~現実はドラマよりも面白い!

2012年06月06日 | 事件・出来事
 高嶋政伸さんと妻でモデルの美元さんの法廷対決。
 どうでもいいと思っていたけど、なかなか面白い。
 <宿泊先のホテルで寝ていたら、横に座っている美元さん><きつく抱きしめられて寝るのが夢だったと語り、そうしないと殴られる>etc
 どう考えても高嶋さんの主張の方が信憑性がある感じがする。
 だって、普通だったら、こんなウソ、思いつかないでしょう。
 これが作り話だとしたら、高嶋さん、相当な作家だ。

 美元さんって、良く取れば、すごく<愛情が深い人>なんでしょうね。
 悪く取れば、巷で言われているように<ストーカー>。
 あれだけ高嶋さんに嫌われていても、元の鞘に戻りたいなんて、普通なら考えられない。
 人は誰かに愛されたいと思うものだと思いますが、過度の愛情というのは重い。
 というか、美元さんの場合は<恐怖>すら感じる。
 高嶋さんが「殺されると思った」というのもわかる。
 まさに高嶋家ではホラー映画のようなことが現実に行われているのだ。

 それにしても、芸能人というのはすごい人種ですね。
 普通だったら、すべてが暴露される法廷の場は選ばない。
 高嶋さんにしてみれば、それだけ必死だということだろうが、美元さんなんかは、これだけ赤裸々に恐怖の夫婦生活をオープンにされても平気な顔をしてテレビに出てる。

 同じ事は、塩谷瞬をめぐる二股騒動も同じ。
 冨永愛さんも園山真希絵さんも、しっかりテレビに出てネタにされている。
 園山さんなんかは『金スマ!』で、再現ドラマ。
 おかげで、ダメ男を料理で一人前にしようとした愛情深い女性になってしまった。

 というわけで、芸能人というのは、自らのスキャンダルも踏み台にして、のし上がっていく人たち。
 普通の人ならとても耐えられないことでも、暴露して、自己主張する。
 大したものです。

 それにしても僕も結構見ているな。
 ワイドショーの時間が食事の時だから見てしまうんですけど、見てみるとテレビドラマより面白い。
 脚本家が、ちまちまと作り出す世界より、現実の方がはるかに前に進んでいるのだ。

 今はオウムの菊地直子と同居の男性のラブストーリー。
 逃げる女とかくまう男。指名手配犯ゆえ結婚できないという悲恋。

 テレビ、そして大衆は、こうしたスキャンダルやラブストーリーを貪欲に消費していく。


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岡村隆史、タモリが語るAKB総選挙!!

2012年06月05日 | アイドル
 いよいよ明日に迫った『AKB48選抜総選挙』!
 先週の『めちゃイケ!』では、ナインティーンナインの岡本隆史さんが順位予想。

 1位 高橋みなみ
    「前田敦子票が高橋みなみにいく。前田敦子ファンは絶対に大島優子に入れない!」
    と岡村さんは過激発言!
    同じ事を南海キャンディーズの山里さんも発言して、ネットで炎上したらしい。
 2位 大島優子
    どうだろう? 順当にいけば、大島さんが1位だが。
 3位 柏木由紀
    「透明感とお天気キャスターをやっている教養豊かな所がいい」と持ち上げておいて、
    「ただし、スキャンダルがあったら総崩れ」とオチをつける。
    ←ゆきりんに限ってスキャンダルなんてことはありませんよ! がんばれ、ゆきりん!
 4位 篠田麻里子
 5位 渡辺麻友
 6位 板野友美
 7位 小島陽菜
    「ただし、バカなのがバレたから、来年の神7入りは難しい」(岡村隆史談)←そんなことはありませんよ!

 この予想に対して、食ってかかるのが、さっしー(指原莉乃)。
 「こんなの意外性がなくて、週刊誌がやってる予想と同じじゃないですか!」
 これに対して岡村さん。
 「指原は22位。理由はタモリさんが<嫌いなタイプ>だから。タモリさんが嫌いなタイプは上位に入らない」

 果たして、さっしーはタモリさんに嫌われているのか?

 そこで、日曜日の『笑っていいとも!』増刊号。
 同じく総選挙の順位予想をやっていて、タモリさんはさっしーについて次のようにコメント。
 「どう見ても、篠田の方が(指原より)かわいいよな」
 「渡辺、かわいい。柏木、かわいい。みなみ、かわいい。指原、……(沈黙)」
 さっしーが、速報で4位だったことに関しては
 「競馬でも、たいしたことのない馬は先に走るよな」
 と、散々にコキおろし。

 何だかんだ言って、タモリさん、さっしーのことが好きなんですね。
 小学生が好きな子をからかって、いじめてしまう感じ。
 Mステでも、『それでも好きだよ』でさっしーがソロで出た時、喜んでいたし。

 バラエティで抜群の存在感を見せる指原莉乃。
 さっしーの順位がどこに行くかも見所のひとつだ。
 ちなみに月曜日の『いいとも!』で、順位予想ルーレットをしていたが、順位は第6位だった!


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