「はたして完璧な大人っているのかな?
人は誰も過ちを犯す、逃げる、怠ける、間違える、道に迷う、言い訳する……心の思春期は生きてる限り続きます。だから、他人の過ちを許せる大人になって下さい」
山路一豊(松坂桃李)が生徒に語った言葉だ。
この作品のテーマはこれですよね。
みんな何かが欠けている。
坂間正和(岡田将生)も道上まりぶ(柳楽優弥)も宮下茜(安藤さくら)も。
欠けているどころか、みんな欠点だらけ。
それは〝ゆとり世代以前〟の親父たちも同じ。
麻生(吉田剛太郎)は一見、酸いも甘いもかみ分けた、ちょい悪親父に見えるが、実はダメ男。
野上(でんでん)は人情派のデキる部長に見えるが、実は接待が大好きで、食中毒事件まで起こしてしまうダメ男。
でも、彼らは、いろいろな所に頭をぶつけながら、懸命に生きている。
悩みながら戦っている。
そして、お互いのダメな所をさらけ出し、認め合うことで繋がっている。
これが青春、思春期の感性なのだ。
あと面白かったのが、悦子先生(吉岡里帆)。

「教育実習が終わって燃え尽きました」「教師は大変なのでやめました」と言ってしまうような〝ゆとり〟なのだが、エッチなことはしっかりやっている。
教師という関係では山路の方が悦子より上なのに、男女の関係だと、山路はドーテーなので、たちまち立場が逆転してしまう所が面白かった。
ドーテー山路にとって、悦子は自分を振りまわす、とんでもない魔物に見えたことだろう。
吉岡里帆さん、『あさが来た』の丸眼鏡の田村宜役もやっていたけど、いろいろな役を巧みにこなすなぁ。
人は誰も過ちを犯す、逃げる、怠ける、間違える、道に迷う、言い訳する……心の思春期は生きてる限り続きます。だから、他人の過ちを許せる大人になって下さい」
山路一豊(松坂桃李)が生徒に語った言葉だ。
この作品のテーマはこれですよね。
みんな何かが欠けている。
坂間正和(岡田将生)も道上まりぶ(柳楽優弥)も宮下茜(安藤さくら)も。
欠けているどころか、みんな欠点だらけ。
それは〝ゆとり世代以前〟の親父たちも同じ。
麻生(吉田剛太郎)は一見、酸いも甘いもかみ分けた、ちょい悪親父に見えるが、実はダメ男。
野上(でんでん)は人情派のデキる部長に見えるが、実は接待が大好きで、食中毒事件まで起こしてしまうダメ男。
でも、彼らは、いろいろな所に頭をぶつけながら、懸命に生きている。
悩みながら戦っている。
そして、お互いのダメな所をさらけ出し、認め合うことで繋がっている。
これが青春、思春期の感性なのだ。
あと面白かったのが、悦子先生(吉岡里帆)。

「教育実習が終わって燃え尽きました」「教師は大変なのでやめました」と言ってしまうような〝ゆとり〟なのだが、エッチなことはしっかりやっている。
教師という関係では山路の方が悦子より上なのに、男女の関係だと、山路はドーテーなので、たちまち立場が逆転してしまう所が面白かった。
ドーテー山路にとって、悦子は自分を振りまわす、とんでもない魔物に見えたことだろう。
吉岡里帆さん、『あさが来た』の丸眼鏡の田村宜役もやっていたけど、いろいろな役を巧みにこなすなぁ。