平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

朝日新聞のスクープ~「総理のご意向」で加計学園の獣医学部認可が決定。文書が見つかる!

2017年05月17日 | 事件・出来事
 朝日新聞のスクープだ。

『安倍晋三首相の知人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)が国家戦略特区に獣医学部を新設する計画について、文部科学省が、特区を担当する内閣府から「官邸の最高レベルが言っている」「総理のご意向だと聞いている」などと言われたとする記録を文書にしていたことがわかった』

 ほらね。
 安倍ちゃんとその仲間たちによる<国家の私物化>の痕跡がまた出てきた。

 加計学園の加計孝太郎氏は安倍首相の永年の親友で、現在もゴルフや食事を共にする仲。
 そんな加計学園の獣医医学部設立に安倍首相は<国家戦略特区>という法の抜け道を使って尽力し、
・市有地無償譲渡(愛媛県今治市)=36億円7500万円
・施設建設費64億円の助成金
 というおまけまで付けた。
 まさに至れり尽くせりである。

 安倍ちゃんは、これまでの国会で、加計学園問題について「今治市が決めたことで自分は関わっていない」と答弁していたけど、ちゃんと文書が残ってるじゃん。
 少なくとも内閣府と文科省は、首相の意向を忖度し、それで動いている。
 何しろ「官邸の最高レベルが言っている」「総理のご意向だと聞いている」だもんね。

 まあ、今回も森友学園と同じで、うやむやにして切り抜けるんだろうな。
 森友学園問題では、国民のほとんどが<安倍昭恵夫人の名前を官僚が忖度して便宜を図ったこと>を知っている。
 だが、資料は破棄で(=ウソだけど)、籠池理事長以外の関係者の証人喚問はおこなわないので、うやむやになろうとしている。
 安倍ってほんとにずるい。

 これで支持率50%っていうんだから国民もバカだよね。
 共謀罪も通過するようだし、未来の日本人からはバカにされるんだろうな。

 権力は腐る。
 安倍晋三は力を持ち過ぎた。
 正しいことがおこなわれず、不正がまかり通る社会ってどうなんだろう?

 野党が頼りないというのなら、別に総理大臣は安倍さんじゃなくても、石破茂氏や岸田外務大臣でよくない?
 彼らは少なくとも<お友達に便宜を図る>ようなことはしないと思うよ。


※参照記事 
 加計学園の新学部「総理のご意向」 文科省に記録文書(朝日新聞)

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ヤマハ、音楽教室の著作権をめぐりJASRACを提訴~JASRACは音楽を殺している

2017年05月16日 | 事件・出来事
 日本音楽著作権協会(JASRAC)が音楽教室から著作権料を徴収する方針を決めたことに対し、音楽教室大手のヤマハ音楽振興会が「教室での演奏には著作権は及ばない」として提訴。
 提訴の理由は、
 音楽教室での楽曲利用は「技芸の伝達が目的で、一般聴衆に聞かせることが目的でない」からだ。

 ヤマハさんの言うとおりだと思う。

 そもそもJASARACは、自分が<音楽を殺していること>に気づいてないのかね?
 音楽教室から印税(=年間受講料収入の2.5%だって!)をとれば、それだけ経営が圧迫される。
 結果、授業料があがり、生徒が少なくなる。
 こんなことが、なぜわからないのか?
 JASARACは何でもかんでも管理してカネを分捕ることに腐心するのではなく、どうしたら日本の音楽文化が豊かになるかを考えるべきだ。
 楽曲をあずけている作詞家・作曲家・アーティストだって、自分の曲が多くの人に親しまれることを望んでいるのではないか?

 歌詞もさ、ブログなどのSNSに掲載するの許してよ。
 その方が絶対、曲の良さが伝わって宣伝になる。
 結果、曲が売れると思うんだけどな~。

 JASARACは音楽を殺している。

 JASRACがどういう人間たちで構成されている組織なのか、一度調べてみようと思う。 


※参照記事
 ヤマハ、JASRACを提訴へ 教室演奏の著作権めぐり(朝日新聞)
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おんな城主直虎 第19回~直虎の危うさが露呈 「殿が今、守らねばならぬものは何だ!?」

2017年05月15日 | 大河ドラマ・時代劇
 直虎(柴咲コウ)の国づくり。
 経済、教育、外交に続いて、今回は〝裁判(=司法)〟である。

 法に対する直虎の考え方はイマイチかな~。
 知り合いだとか、血を見たくないとか、法の運用にあたっては私情を挟んではならない。
 政次(高橋一生)が言うとおり、井伊は盗人を打ち首にしないとわかれば、盗みは横行するだろうし、知った者なら刑が軽くなるなら同じ罪で打ち首になった者が浮かばれない。

 まあ、権力者は総じて身内に甘いけどね……。
 現在でも、下着泥棒や斡旋利得をしたのに罪に問われない大臣など、不公平をあげれば枚挙に暇がない。
 ……………

 直虎は近視眼的でもあるな~。

「あの男が虎松をさらったりすれば、どうする?
 瀬戸村に押し入ったらどうする?
 殿が今、守らねばならぬものは何だ!?」

 政次は先を読み、将来の禍根になることはことごとく潰している。
 ひとつの判断ミスがどんな影響を及ぼすかを理解している。

 奥山六左衛門(田中美央)も大変だ。
 誰が木を盗んだかで言い争いをする直虎と近藤康用(橋本じゅん)の間に入って、
「盗人を捕まえれば、それで済む話です」
 と必死の調整。
 組織には、「まあまあ」となだめる調整役が必要だ。
 ……………

 直虎には、寺育ちの弊害が出てきてるな~。
 あまりにも世間を知らない。
 人間の悪意というものに疎い。
 俗世に生きるっていうのは血を流し、泥にまみれること。
 人間は欲のかたまりであり、善意だけで生きていたら、たちまち潰される。
 今川と武田の争いなど、直虎にはまったく理解できないだろう。
 政次はこれを「危うい」と言っているわけか。

 とはいえ、オープニングにあるとおり、
 直虎は〝弓矢〟ではなくて、〝花〟で戦おうとするのだろうが。
 ……………

 最後は『おんな城主 直虎』という作品について。
 今回は〝木を盗んだ盗人〟の話だったが、今後もこういう小さな事件が描かれていくのだろう。
 覇権争いといった大きな歴史のダイナミズムではなく、半径5キロで起こった事件。
 歴史を俯瞰ではなく、地面に近いところで見ていく。

 新しい狙いなのだろうが、果たしてこれが吉と出るか凶と出るか?

コメント (6)
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ボク、運命の人です 第5話~キスをされて、「こういうことがひさしぶりすぎて動揺しているだけです…」

2017年05月14日 | 恋愛ドラマ
 晴子(木村文乃)がデレる姿をこんなにも早く見られるとは!
 ちゃんこ屋での食事。
 大ファンの相撲取りの大寒山(HIRO・安田大サーカス)を見て、晴子がデレた!

 か、可愛いーーーっ!
 木村文乃さんはしっかりした女性を演じることが多いから、こんな姿を見られるのは貴重!
 テープの爪追って永久保存版にしよう! ← いつの時代だ?

 キスのシーンも萌えた!
 缶を拾おうとして道路に飛び出した晴子。
 そこへ車が走ってきて、あわや交通事故。
 そんな晴子を誠(亀梨和也)がつかんで、引き寄せて、離さないで偶然にキス!
「故意ではありません。いや恋です」
 と訳のわからない言い訳をする誠に晴子はうつむいて言う。
「こういうことがひさしぶりすぎて動揺しているだけです……」

 か、可愛いーーーっ!
 木村文乃さんのこんな可愛い姿を見られるなんて、今まで生きてきてよかった!(笑)
 ………………

 他の登場人物たちの恋愛も進んでいるようだ。

 関原卓(大倉孝二)は四谷三恵(菜々緒)に名前を呼ばれて、
「彼女に呼ばれて、関原という名前に命が吹き込まれた」ww
 仕事では四谷に営業をかけて次々と契約が取れて、今度は四谷三丁目を攻めようとしている!ww

 葛城和生(澤部佑)は腕相撲で負けて、宇久森みどり(岡部真也)と食事をすることに。

 烏田部長(田辺誠一)は鳩崎部長(渡辺江里子・阿佐ヶ谷姉妹)といい感じ。

 こんなふうに世界には愛が溢れている。
 きっと世界が愛でいっぱいになった時、隕石の衝突は免れるんじゃないかな?
 この作品のオチはこんなふうになる気がしている。

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ひよっこ 第6週~魅力的な乙女寮の女の子たち! 豊子は図書室の本をア行から読んでいたww

2017年05月13日 | ホームドラマ
 東京での日々。
〝一日中寝られること〟や〝部屋で勉強ができること〟に喜べるって、すごいよな~。
〝クリームソーダ〟や〝コロッケ〟や〝銭湯のラムネ〟にも感動できる。
 母のつくってくれたブラウスにも涙を流せる。
 みね子(有村架純)たちを見ていると、2017年の今はほんとうに豊かなのだろうか、と思ってしまう。
 ……………

 乙女寮の女の子たちが魅力的だ。

 青天目澄子(松本穂香)は風呂が遅い(笑)
 銭湯に行っても最後に出てくるのは澄子。
 しかし、そんなことは気にせず、
「銭湯はいいな~。大きいお風呂に入れるって幸せ~」
 と心から語る。
 澄子の〝喜びを感じる力〟って大きいんですよね。
 彼女の目に映る世界はすべてがキラキラと輝いているのだろう。

 兼平豊子(藤野涼子)は中学を出たばかりなのに何でも知っている。
・トロイカは三頭立ての馬橇。
・バイヤンはアコーディオン。
 なぜ知っているかというと、学校の図書室の本を、あ行から順番に読んでいたから(笑)
 豊子は本当に勉強したかったんだな~。
 物事を見る目もするどい。
・音楽を教えている高島雄大(井の脇海)の上着を見て、「上着、大きくねえですか?」(笑)
・時子(佐久間由衣)には田舎から出てきた女の子が悪人にダマされる話をする。(笑)
 物事から距離を置き、冷静に見るのが豊子のスタイルだ。
 この点は澄子とは対照的。
 でも、そんな豊子が楽しそうに笑う瞬間があって、それがいい。
 仲間たちとふれ合って、豊子の〝喜びを感じる力〟はどんどん大きくなっていくのだろう。
 ……………

 ロシア民謡、ロシア革命。
 学生運動。安保闘争。
 歌声喫茶。

 この時代は、社会主義や共産主義や革命が信じられていた時代なんですよね。
 労働は搾取であり、労働現場には潤い(=芸術)が必要だとも考えられていた。
 その象徴が音楽の雄大先生。
 当然、官憲である綿引正義(竜星涼)とは対立する。

 この対立の図式、どこまで描くのだろう?
 雄大は綿引といっしょに屋台のラーメンを食べて、「あなた、いい人だな」と言っていたけど。
 ……………

 最後は、澄子役の松本穂香さんと豊子役の藤野涼子さんの対談記事があったので貼っておきます。

 松本穂香さんは普段も〝澄子〟のまんまなのか!(笑)
 現場での盛り上げ役は、夏井優子役の八木優希さんなのか(笑)
 松本さんと藤野さんの誕生日には、サプライズで工場のベルトコンベアーからバースデーケーキが流れて来た!
 スタッフさんも粋なことをしますね~。

 『ひよっこ』中卒組の松本穂香×藤野涼子、〝乙女寮〟の裏側をぶっちゃける(週刊女性)

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貴族探偵 第4話~今回の小ネタは「ゲロゲ~ロ」、佐藤さんは吊り橋を持ち上げるwww

2017年05月09日 | 推理・サスペンスドラマ
 何でもありですな~ww
・アイドルオタク
・いづな様の祟り
・落ちた吊り橋 ←名探偵コナン? 金田一少年?

 これだけ相反するさまざまな要素を詰め込まれると、正統派の古典ミステリーを嗜好される方は「ふざけるな!」と言いたくなるだろう(笑)
 もともと〝推理しない探偵〟というコンセプト自体が「ふざけるな!」ですからね……。
 ………………

 今回は『貴族探偵』自体もぶっ壊していた。
 何しろ
・今回は〝使用人がいない〟!
・貴族様の住居とも言うべき、移動式サルーンがない!

 しかし、それを見事に(?)クリアした。
・貴族様(相葉雅紀)の椅子は犬のシュピ様が山の中を走って運んできた!www
・田中さん(中山美穂)がつくる事件の相関図のボードもタブレットという形でシュピ様が運んできたwww
・佐藤さん(滝藤賢一)はトレイルランナーで、風景を楽しみながら山を越え、吊り橋を引き上げた ←んな、バカな!www
・事件現場にほとんどいなかったのに、山本さん(松重豊)は事件の真相を把握しているwww

 この作品、真面目に見ちゃダメだよね!
 頭を空っぽにして楽しまなきゃ!

 でも、ミステリー要素はわりとしっかりしている。
 今回は思い込み。
・男性の名前はかくあらねばならない。
・女性の恋人は男性。
 という思い込みを逆手にとってミステリーにしている。
 ……………

 貴族様と愛香(武井咲)の距離は少し近づいた感じ(かな?)。
「すべての女性を愛するのが貴族の嗜み」
「浴衣姿の女性を愛でるのは日本人の特権だ」
 と、愛香を持ち上げておいて、
 毎回、推理を外すことについては、しっかりdisる!
 愛香も貴族様のことをいろいろ知りたがっているようだ。

 以前も書いたけど、貴族様って喜多見切子(井川遥)だと思うんだよな~。
 今回も本棚に、貴族様の紋章があったし。
 貴族様は喜多見切子に変装して、愛香を探偵として育てようとしている?
 ……………

 毎回、おなじみの鼻形警部(生瀬勝久)の昭和ネタはこれですかね?

 愛香がゴライアスガエルに喩えられたのを見て、
「ゲロゲ~ロ」
 昭和の漫才師、青空球児・好児さん。
 もう細かすぎる!

 わからない方はこちら
 青空球児・好児「ゲロゲ~ロ」(YouTube)

 これを探すため、鼻形警部のシーンだけ真剣に見ています(笑)

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おんな城主直虎 第18回~あやつの夢枕に立って言うてくれぬかの? 危うくなるゆえ、早く下がれと

2017年05月08日 | 大河ドラマ・時代劇
 直虎(柴咲コウ)の良い所は<諦めの悪さ>と<型に嵌らぬ考え>。
 しかし、考えが浅い。
 突っ走ったのはいいが、壁にぶつかって上手くいかなかったり、今川につけ込まれる要素をつくってしまう。
 だから直虎は悩む。
 失策を重ねる自分はまわりに助けられてばかりだ。
 深謀遠慮の政次(高橋一生)の方が後見に合っている。

 そんな直虎に南渓和尚(小林薫)は言う。
「知恵など借りられるだけ借りればいい」
 そして、直虎の良さを潰してしまうという理由で敢えて渡さなかった『孫子』を渡す。

 南渓和尚の言うことは、生きていく上での大切な知恵ですね。
・知恵など他人からどんどん借りればいい。
・書物は人を型にはめてしまうことがあるが、重要な知恵が詰まっている。
 ………………

 今回は家臣たちが、いい感じで光っていた。

 銭の犬・瀬戸方久(ムロツヨシ)は鉄砲を今川に献上することで謀反の疑いを解き、今川の資金で鉄砲をつくれるようにした。
 まさに方久は知恵の塊だ。
 そして、謀反の疑いを解いたことを褒められると、
「銭の匂いに従ったまででございます」
 と、うそぶく。
 方久、なかなかカッコいいぜ!

 中野直之(矢本悠馬)も光っていた。
 書物の読み方として、<自分が共感する所><理解できる所>だけを読めばいい、と教え、
 直虎が失敗した時の不安を口にすると、
「ならば、それがしはしくじった時の備えをしておきます」
 このせりふ、いいなぁ。
 直虎にとって、こんなに心強い言葉はないだろう。
 いい感じの主従関係。

 直虎を陰で支えている男もいる。
 政次だ。
 政次は初代の井戸で本音を口にした。
「亀、あやつの夢枕に立って言うてくれぬかの?
 危うくなるゆえ、早く下がれと」

 政次の行動はすべて直虎を守るためだったのだ。
 敵を欺くにはまず味方から。
 そのためには味方からどんなに嫌われてもいい。
 直虎を守るためとはいえ、素直でないね、政次は。
 しかし、直虎は政次の真意に気づいてしまったようだ。
 さて、このふたり、どうなる?
 ………………

 そして、今回、やっと登場した戦国時代の勢力図。
 武田・今川・北条の三国同盟の亀裂。
 台頭してきた松平。
 勢力図って、『真田丸』の時は当たり前のように登場していたんですけどね。
 これまでの<小さな箱庭の世界>が拡がり、これでやっと大河ドラマらしくなるか?
 政次が唱えた<卑怯、臆病と罵られても戦わない戦略>というのも興味深い。

コメント (8)
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ボク、運命の人です 第4話~0.1×1,000=100 嫌いでなければ道は開ける!

2017年05月07日 | 恋愛ドラマ
 嫌いなニンジンを烏田部長(田辺誠一)に食べさせられれば道は開ける。
 恋愛にはまったく関係なさそうだが、日本一のニンジンをつくる農家のおじさんの言葉を聞くためだった。

 農家のおじさんは言う。
「ニンジンをつくることは好きでも嫌いでもなかった。
 だが、好きじゃなくても日本一のニンジンはつくれる。
 最近になって、やっとニンジンをつくることが好きになった」

 つまり嫌いでなければ、恋愛は成就する可能性があるのだ。
 ゼロにどんな数字を掛けてもゼロにしかならないが、
 0.1×1,000=100
 0.1に1,000を掛ければ100になる。
 要は恋する者が1,000や10,000の想いを持てるかだ。

 だから誠(亀梨和也)は晴子(木村文乃)に尋ねる。
「僕のこと、嫌いですか? 嫌いじゃないものをそばに置いてみませんか?」
 晴子はこの問いに対して、
「嫌いじゃないです」

 おおっ、道は開けた!
 晴子がデレる日はいつ来るのか?(笑)
 木村文乃さんがデレる所を見てみたい!
 いや、晴子はたとえ恋愛関係になってもデレることはないんだろうな~。

 それにしても、誠が「僕のこと、嫌いですか? 嫌いじゃないものをそばに置いてみませんか?」という言葉を見出すまで、ずいぶん回り道をしましたね。
 でも、こういう悪戦苦闘の奮闘こそが恋愛なんでしょうね。
 後になって振り返ると、どうしてあんなことをしたんだろう? と赤面してしまうが、
 これが若さ! これが青春!
 0.1×1,000=100
 の理論をつかって明日からがんばろう!
 ………………

 定岡(満島真之介)のプロポーズの後日談も面白い。
 定岡はプロポーズの理由を、
「結婚という物語を生きている自分を感じたから」
「物語の中で主人公である自分はプロポーズしなければならないと思ったから」
 といった意味のことを言った。

 定岡は〝物語〟を生きているんですね。
 〝人生を波瀾万丈の物語だ〟と捉えている。
 一方、晴子はそんな物語性など信じていない。
 人間は食べて寝て死ぬだけで、ドラマなど起きないと考えている。

 どちらが豊かかというと、定岡の方かな~。
 年齢を重ねると、晴子の考え方に行きがちだけど。
 自分は魔王の末裔だ、などと思い込む〝中二病〟は極端だけど、多かれ少なかれ人は物語の中を生きたいと思っている。

 この作品のテーマは一貫していますね。
 <運命を信じよう>
 <人生は物語>
 <日常の中に不思議や奇跡が隠れている>

 脚本の金子茂樹さんはそれなりのお歳だと思いますが、結構ロマンチストですね。

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ひよっこ 第5週~乙女寮での生活! 八木優希、藤野涼子、松本穂香など若手女優陣も登場!

2017年05月06日 | ホームドラマ
 ひと皿のカレーライスに感動できる時代である。
 自分のつくったトランジスタラジオが日本を代表して世界と戦っていると思える時代である。
 寮も女の子5人の共同生活。
 プライバシーなどあったものではないが、みんなで言い合いや励まし合ったりして、それが楽しい。

 昔はよかった、などと単純には言わないけれど、
 みね子(有村架純)たちの寮生活を見ていると、僕たちに〝欠けているもの〟〝なくしてしまったもの〟を教えてくれる。
 ひと皿の普通のカレーライスに「美味い~」と感動してしまうことなんて、今では絶対にあり得ない。
 ……………

 脚本が相変わらず上手い。

 幸子(小島藤子)の婚約者について、みね子たちは興味津々。
「どんな人なんですか?」
「どこまで行ったんですか?」
 すると画面が切り替わって、舎監の永井愛子(和久井映見)がテレビでプロレスを見ているシーンに。
 ジャイアント馬場VSフレッド・ブラッシー!
 愛子が必死になって応援していると、みね子たちの部屋から嬌声!
 おそらく、「どこまで行ったんですか?」の答えを聞かされたのだろう。
 この逃げ方というか、ストレートに語らず、視聴者に想像させる省略の仕方が上手い。

 人物の描き分けも的確。
 寮に入ったみね子たち4人が荷をほどくときに取り出したものは、
・みね子が、すずふり亭のマッチと父親を探してくれている警官の連絡先。
・時子(佐久間由衣)は芸能雑誌。
・青天目澄子(松本穂香)は家族の写真。
・兼平豊子(藤野涼子)は5が並んだ成績表。
 それぞれの思いを物で描いている。

 相づちの打ち方も、「んだね?」「んだずら」「んだずな」「んだんだ」(笑)
 それぞれの出身地がよくわかる。
 ……………

 5/5(金)放送のみね子の寝たふりには笑ったな~。

 失敗ばかりをするみね子のことで言い合いをする時子と豊子。
 自分のせいでケンカをしているので、みねこは起きられない。
 豊子の指摘が当っているから、グサグサと胸に刺さる!ww
 そんな修羅場なのに澄子は起きないーーー!www

 この回は録画を消さないで、ときどき見直そう。

 みね子が仕事人として目覚める解決の仕方もいい。
 普通なら、トランジスタを上手くはめられるようにいっしょに練習しよう、などというダサい友情物語になるのだが、そんな方法は採らず、寮でのとっくみあいのケンカ。
 みね子が失敗ばかりしていたのは、心の問題だったんですね。
 無器用だから失敗する→先輩から睨まれる→ますます萎縮して失敗してしまう。
 その心の萎縮が今回のケンカ(=仲間との絆)で解けた。
 ……………

 最後は乙女寮の女優陣。

 体の弱い夏井優子役の八木優希さん。
 香取慎吾さん主演の 『薔薇のない花屋』に出てた女の子がこんなに大きくなったのか。
 すっかり美少女になりましたな~。

 成績表が5なのに家の都合で高校に進学できなかった兼平豊子役の藤野涼子さん。
 映画 『ソロモンの偽証』で主役に抜擢された子ですよね。
 芸名も原作の主人公と同じ〝藤野涼子〟にした。
 『ソロモン』の時は正義を追い求める美少女だったが、今回はしっかり者の田舎風な女の子。
 見事に変わりましたな~。

 絶対に起きないボケ役の青天目澄子役の松本穂香さん。
 有村架純さんと同じ事務所らしいが、同じメガネっ子ってことで、『あさが来た』の吉岡里帆さんを思わせる。
 とぼけた感じで妙な存在感があるし、ブレイクしそうですな~。

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欅坂46 ぽんかんさつ~〝カワイイ〟をありがとう。小林由依は〝地上に降りた天使〟なのだ!

2017年05月05日 | アイドル
 欅坂界隈で、話題のぽんかんさつ。
 オダナナ先生による、ゆいぽん(小林由依)の魅力はこんな感じだ。

★何事も一生懸命取り組み、ネームプレートやメッセージカードを書くときも手を抜かない。
★モデルの仕事で、ランウェイを歩くときは、少し緊張。
 自分のパフォーマンスには納得していない様子。

★ぬいぐるみのキリンの毛を丁寧にとかす、やさしい少女のような子。
★マンガのようにグーの手で歩く。
★おこ顔が怒ってなくて可愛い!

★おとなしいが、自己主張はしっかりする。
 ドラマ撮影の現場でも、オトナの目を気にせず、『この部屋、寒いんですけど』と書ける(笑)

 

★後れ毛がふわふわで、夏祭りにいっしょに行きたいという妄想を抱かせる。
★世界遺産に登録したいほどのとんでもない美脚!
★すごくサバサバしているが、時々、甘えてくる。
★可愛いという感情以外がなくなるカッパ口!

 

★横顔も可愛くてaikoの曲『横顔』が思い浮かぶ。
 大原櫻子の『大好き』も頭に浮かぶ。
★髪の毛に天使の艶リングが出来ている。
★寝顔が天使!
★横にいると天使のマイナスイオンを浴びられる。

★おでんを買って来て、ゆいぽんといっしょに食べると、
 織「おでん美味しいね」
 ぽ「うん」
 織「もぐもぐもぐもぐもぐ」
 ぽ「ちょっとそんなに見ないでよ(笑)」

 おでん買って良かった…
 と心から思える。

★バレンタインデーではこんな会話。
 ぽ「えっと、はい、これ…」
 織「え、チョコ?」
 ぽ「うん…今日バレンタインデーでしょ?」
 織「え! 嬉しい!これ本命!?」
 ぽ「は! な訳ないじゃん!」
 織「なんだよ… (パクッ)
   え!なにこれめっちゃ美味い!!」
 ぽ「え! ほんと!?嬉しい!
     昨日頑張って作って良かったぁ」
 織「(ドキッ)」

 ゆいぽんに、「は! な訳ないじゃん!」と言われたい。

★生誕祭から戻ってきた、ゆいぽんにカメラを向けると、
「ちょっと~、何撮ってるの~」

 

 オダナナはこれを受けて、
 ( いえーい⤴︎指差しもらった⤴︎ )
 ( ゆいぽんから指差しもらった⤴︎ )
 ( ていうかこの髪の長さ最高やな⤴︎)
 ( あ!私とお揃いの靴や⤴︎ )
 ( これ私絶対意識してるじゃん⤴︎ )
 ( 3rd積むわー )

★イチゴを食べるゆいぽんを見ると、こんな詩が生まれてしまう。

 ユイポンイチゴタベル
 カワイイモノトカワイイモノ
 アワセタラサイキョウ
 イチゴチョウダイ

 ………………

 オダナナ、ほんとに、ゆいぽんのことが好きだよな~(笑)
 完全な男のファン目線!
 ていうか、
 詩や歌詞など、こんなさまざまな感情を抱かせる、ゆいぽんは〝地上に降りた天使〟なのだ!
 最後も、ぽんかんさつのこんな言葉を引用して終わりにしよう。

 いつも
 "カワイイ"をありがとう
 "幸せ"をありがとう
 "ときめき"をありがとう


※参照サイト
 ぽんかんさつ連載まとめ(欅坂チャンネル)
 
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