3月12日の九州新幹線開業によりリレーつばめもお役御免となります。787系つばめとして衝撃のデビューを果たし、長らく九州の顔として活躍をしてきた在来線のつばめも終焉を迎えます。九州新幹線部分開業時には在来線の愛称を踏襲してつばめと命名されていましたが、全線開業により、新たにみずほとさくらの新愛称が加わり、つばめよりも上位に来る愛称となりました。国鉄時代から由緒のあるつばめが下位種別となるのは残念なところですが、九州新幹線を支える列車として末長く活躍を続けて欲しいものです。
また、九州新幹線全通により、前代未聞と言える新八代での在来線と新幹線を同一面で乗り換えできるシステムも終焉を迎えます。数ある新幹線と在来線の乗り継ぎの中で利便性としては秀逸だった新八代での乗り継ぎですが、それ以降他の駅に広まっていないのは残念なところです。