新年あけましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願い致します。2019年が明けて、いよいよ4月には平成の世が幕を閉じることになります。昨年は災害が多く、各所で大きな被害が出ましたが、今年は良い年になるよう願います。今年も近畿を中心とした鉄道を展望したいと思います。
【JR西日本】
今春3月16日にダイヤ改正を実施します。近畿圏ではおおさか東線の放出~新大阪間の延伸開業が目玉となります。延伸開業により、新大阪~久宝寺間の直通運転が開始され、尼崎発着の直通快速も新大阪発着にシフトされます。
大阪環状線では323系の増備が進んでおり、201系の完全淘汰が行われる見込み。323系は、2018年末現在、LS15までの編成とLS22編成が登場しており、現在16編成が運用されている。
和歌山線、万葉まほろば線では227系が投入され、105系、117系が置き換えられていきます。
JR嵯峨野線では京都~丹波口間に梅小路京都西駅が開業し、京都鉄道博物館へのアクセスが便利になります。
新快速に有料座席車Aシートが連結されます。今春改正では上下2本への連結が予定されていますが、利用状況によっては今後拡大していくものと思われます。
JR神戸線では289系くろしお編成を使用した通勤特急らくラクはりまを1往復新設。JR神戸線でも有料特急が運行を開始し、有料列車の波がいよいよ京阪神にも拡大してきました。
【阪急】
阪急では京都線で1月19日にダイヤ改正を実施します。データイムダイヤの運転パターンの変更などが行われていますが、目玉は土休日ダイヤの快速特急京とれいん増発でしょうか。6354F使用の京とれいんに加えて7000系改造の京とれいん雅洛が3月にデビューする予定。ダイヤ改正後は暫くの間一般車が代走します。
【阪神】
阪神では5700系の投入が続くものと思われます。5500系リノベーション車とともに普通車のリニューアルが行われ、長時間停車時に半自動扱いする普通車の運転が拡大していきます。
【京阪】
京阪では3000系へのプレミアムカー連結が予定されています。2020年度中の予定のため、本年度中はそれに伴う運用変更などが考えられます。8000系同様、3000系の特急以外の間合い運用が消滅する可能性があります。
【近鉄】
2020年春にデビューする名阪特急の新型車両が本年中には姿を見せるものと思われる。試運転などを行い、2020年春のダイヤ変更でデビューするものと思われます。久しく投入されていない通勤型車両の新車の登場も期待されます。
【南海】
南海本線への8300系投入が続いているが、高野線にも6000系、6300系置き換えのため新型車両が投入される予定である。なにわ筋線の計画も進んでいくものと思われるが、ルートから外れた汐見橋線の処遇も気になるところだ。
【大阪メトロ】
大阪メトロは本年で民営化2年目を迎える。大きな変化はまだまだ感じられないが、大阪万博開催が決定し、中央線の夢洲への延伸が具体化していくものと思われる。今後、中央線への新型車両投入も予定されており、中央線の変化が大きくなっていくものと見られる。