フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

「出光美術館」で「伊勢物語」を観たり「横浜みなとみらいホール」で「バロック」を聴いたり・・・。

2008-02-15 23:45:39 | 日記
2月15日 晴れ

今日は本当に充実した一日でした。
まず小学時代からの友人達と、銀座メルサで待ち合わせしてランチをしました。
まだ現役で京橋で働いています彼女に会うためには一番良い方法なのです。

ゆっくり食事を楽しみました。おしゃべりも楽しみました。
楽しみすぎて、彼女のお昼休みが超過してまい、ちょっと申し訳なかったです。

私ともう一人の友人は出光美術館に行く予定にしていました。
私たち二人とも「伊勢物語」の展示を見たかったのです。

宗達の色紙はとても良かったのです。
金は変色しませんが銀は酸化して黒くなります。
銀を使って満月を描いたのでしょう、明るいはずのお月様が真っ黒になっていて、
作者が今それを見たらビックリするかも・・・、なんて言いながら楽しんでいました。

後陽成天皇の色紙は最高でした。
色紙自体がすばらしいかったですね、さすが天皇・・・、と言う感じでした。

色紙に書かれた和歌のみだれ書きも、当たり前ですが知っている和歌はスラスラです。
知らない和歌はちょっと苦労しました。
読めなかったり、意味が通じなかったり・・・。
日本語ですのに変体仮名は字癖もありますし、それ以上に不勉強で難解でした。

一通り見てから、アンコールで見たい物をピックアップして再度しっかり見てきました。
会場で多分絵を描いておられるらしい方から声をかけられ、
解説して頂き、思いがけず良い勉強しました。

欲張りな私たちは更に「みなとみらいホール」へ、バロック音楽を聴きに行ったのです。
弦の室内楽を聴きに行きました。
あるじはバイオリンの音がとても好きでしたから、羨ましがったでしょうね。

チャイコフスキーの「弦楽合奏のためのセレナード ハ長調作品48」は、
初めて聴いたのですが良かったです。
バイオリンもビオラもチェロもとても繊細な良い音を出していました。

曲の説明を読んで3楽章と4楽章の繋がりを楽しみに待ちました。
演奏曲目の解説で聞き手の興味に変化がある事を改めて自覚させられました。
久しぶりのコンサートでした。

一日同行して下さった彼女に感謝、
コンサートのチケットを送って下さった彼女に感謝、
お昼休みを超過してまで付き合って下さった彼女に感謝です。

本当に充実した良い一日でした。良い友人達に恵まれています。幸せ者です。
コメント
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