フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

横浜の蕗

2012-05-07 21:22:31 | 日記
5月7日 月曜日 晴れ

今朝、玄関に蕗が置いてありました。昨日、届けに来て下さったようですが気がつきませんでした。
携帯電話にメールを戴いていたのですが、気がつか無かったのです。

その蕗をみてびっくりしました。今まで見たことが無いほど痩せて細い蕗だったのです。
今まで富士宮の母の家の庭から取ってきて、調理していました。とっても太くて柔らかい蕗でした。
でも残念ですが、もう富士宮の蕗を採りに行くことはないでしょうね。

午後2時半にいつものようにヨガに行きましたが、その時だけ蕗の事は忘れていました。
それ以外は、休み休み、蕗にずっとじゃれついて居たような感じです。

細い蕗を綺麗にしているとき何となく写真を撮ってみたくなりました。
 


きゃらぶきを作る為に蕗の皮を剥けるのは剥き、細くて向けない物はそのままにして整理しました。
右側は蕗の皮です。灰汁が出て黒くなってしまいました。



蕗の葉です。小さな葉ばかりでした。
ただ、富士宮の蕗の葉には裏にびっしり毛のような物がびっしり生えていましたが、
この横浜の蕗の葉の裏には、毛が無いのでたわしで洗う必要は無かったです。



葉を茹でてあく抜きしてから、きちんと重ねて細かく切りました。
切ってからおにぎりのようにギュッと絞って水気を切りました。



此処までの下ごしらえが大変ですが、調理は簡単です。
蕗の葉のおにぎりを2つに分けて2種類の料理を作りました。

一つは蕗の葉で蕗みそを作っていると友人が言って居ましたのでチャレンジ、全く異物でした。
コクが無くてイマイチでしたので、ブタ挽き肉を入れてみましたら、グット美味しくなりました。
日本酒を少し加え味を調えて、最後に七味唐辛子をちょっと加えて出来上がり。美味しくなりました。

もう一つはお醤油とお砂糖とミリンでしっかり味をしみ込ませた煮物です。
味付けはカツオの削った物を入れ、最後に白の煎り胡麻を入れてから少し煮て出来上がりです。
削ったカツオが煮汁を吸って、仕上がりはほとんど水分がなくなります。

それからきゃらぶきを作って、今日はひとまずお終いにしました。
残りは、明日、筍と一緒に煮るつもりです。
茹でた蕗を細かく刻んで、炊きたてのご飯に混ぜますと蕗のご飯が出来ます。明日チャレンジします。

でも、ご飯を炊くとき出汁昆布と塩とほんの少々お醤油と日本酒を入れます。
炊きあがったら細かく切った蕗を入れ、煎り胡麻を入れて出来上がり。
戴いた蕗で沢山お料理が出来ました。所在なく家でウロウロすることも無かったです。

痩せた横浜の蕗にじゃれて良い時間でしたが、困ったことに手の指先が灰汁で真っ黒。
今年はどうも弘前の蕗の薹は届かないようです。
岩木山の雪の下から出て来る蕗の薹は絶品でした。来年は弘前に取りに行くのも良いかも・・・。
山の幸、大好きです。
コメント
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