フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

昔を思うって、歳?

2012-05-29 22:05:19 | 日記
5月29日 火曜日 晴れのち曇りのち雨

朝から雷雨があるという報道でした。
今日は4回目の新古今和歌集の講座が有りますので、しっかり雨具を持って出かけました。
でも幸いなことにほとんど傘は使わないで帰宅できました。

目下体調イマイチですので、大雨でびっしょり濡れて身体を冷やす事だけは避けないと思い、
レインコートを持って、折りたたみ傘も風にあおられて壊れるのを覚悟して古い傘にしてました。

講座はもう4回目になって居ましたので、大分講義に慣れて来ましたから、疲れも少なくなっています。
今日は恋3の後半でした。来週が春の講義の最終回で恋4に入ります。
だんだん熱烈な恋歌、そして別れの唄になるわけです。
大学では説明し難いこともわたしたちには講義しやすいとか。それはその通りかもしれませんね。

新古今集の講座は秋にまた5回の講座が開かれることになっています。また参加するつもりです。
その間に少し新古今和歌集を一人で読んでみようと思って居ます。
半世紀近く、この本を開いていませんから、少しずつまた読み直してみるつもりです。

講座は例年、春と秋に5回ずつ、合計1年に10回開かれていましたが、わたしは今回初参加でした。
講師はわたしが大学に入ったときの担任です。この先生との出会いでわたしは英文科から転科しました。
体調を崩して理科系へ進めなくなり、文系なら英文科というのがわたしの親の希望でした。でも国文科に。

希望したようには進めなかったので、結構当時は落ち込んだのです。
でも、そのお陰で今は新古今和歌集を読んだり、平家物語を読んだり結構楽しんでいます。
理科系でなくて良かった、と思うことすらあるのですから不思議です。

この頃、父の言葉を良く思い出します。
「女三界に家無し」「嫌だと思わず楽しいと思ってすれば楽しくなるものだ」
「人がやって居ることは、頑張れば必ず出来る。出来ないと言うな」等々まだまだあります。

随分無茶なことを言う父親と思いましたが、確かにその通り・・・と思うようになってきています。
学生の頃から大家族の食事の支度をさせられていましたから、今では料理が大好きになって居ます。
父に「家計簿をつけて、収支をいつでも見せられるように」といわれ、今でも止められずにいますし。

ただ、英文科から国文科への転科は父には内緒でしたが、これはやはりわたしの判断で良かった・・・。
それに、何故かわたしの母は家計簿をつけていなかったようです。父は母にはとても寛容でした・・・。
一人でぼんやりしていますと、昔のことを思い出しては、懐かしがる自分にぎょっとしてます。
コメント
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